「メットライフ財団支援 ホームホスピス 和ははの家」オープン

メットライフ生命のプレスリリース

 
 
2024年7月24日
共同プレスリリース
 
メットライフ生命保険株式会社
メットライフ財団
日本財団
NPO法人和はは


「メットライフ財団支援 ホームホスピス 和ははの家」オープン 人生の最期を“わはは”と笑顔で幸せに迎える家 ~兵庫県北播磨地域で初のホームホスピスが誕生!~

メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 最高経営責任者 ディルク・オステイン)と日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)が支援する、高齢者向けホームホスピス「メットライフ財団支援 ホームホスピス 和ははの家(以降、和はは)」が、兵庫県北播磨地域に初めてオープンしました。
 
 
入浴用リフトとトロリーを備えたお風呂
 
 

「家で看取る」文化を広めるため、「家らしさ」を追求した空間
 
 
【概 要】
■施設名称 : 「メットライフ財団支援 ホームホスピス 和ははの家」
■運営母体 : NPO法人和はは
■住   所 : 兵庫県小野市住吉町652番地の2
■施設特長 :
兵庫県北播磨地域で初めてのホームホスピス
元々スーパーマーケットとして地域に親しまれていた広大な建物を独自の間取りに改築
「家で看取る」文化を広めるため、京都のデザイナーが徹底的に「家らしさ」を追求した空間
誰でも、どのような症状の方でもゆっくり入浴できるよう、入浴用リフトとトロリーを備えたお風呂
のんびりお茶を飲みながら、つながりを通して元気になる地域交流スペース「いこっと」には、訪問看護と訪問介護機能が併設しており、重度の医療的ケアが必要な方も安心して過ごすことができる
24時間の緊急体制(訪問看護ステーション、藤本在宅医院と連携、福祉用具)を完備
 
 
 
予定している地域住民と交流を図る取組:
・「暮らしの保健室」という、周辺の住民の方々が気軽に立ち寄り健康相談もできる、学校の保健室のような居場所を和ははの家の中に設置。
・「出張暮らしの保健室」として、デイサービスや地域のサロン活動に参加し、健康アドバイスを開催。
 
設立への想い : NPO法人 和はは 小林 あす香(代表理事)
「病や障がいがあっても、なくても、安心して暮らせるまちづくり」
訪問看護、介護、地域の居場所づくりを活用したまちづくりとケアを住民さんと一緒につくっていきます。
そして、子どもたちに、命のバトンから「生きる学び」を伝えていきます。 また、和ははの家には「暮らしの保健室」を併設しており、気軽に健康相談や、相談って言うほどではないけど気軽に寄りたくなる学校の保健室みたいな居場所も開催しております。色んな世代の居場所であり、ごちゃ混ぜの空間で誰もが心から健康になれるお手伝いにも積極的に取り組んでいきます。 みんなが「にこっと」微笑みながら、当たり前に暮らし続けることができる地域事業を展開していきたいと思います。 人生最後まで、“わはは”と笑って楽しい暮らしをお手伝いしたい! そんな想いを込めて、「和ははの家」と名付けました。
 
「和ははの家」は、「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」*1により設置された高齢者施設の第7号となります。同プログラムは、人生の最期を豊かに暮らす*2ための高齢者施設と、困難な状況にある子どものための施設「子ども第三の居場所」の開設を通して、豊かな地域社会の創造に寄与するものです。
 
また、メットライフ生命の社員は、日本財団が展開する全国の高齢者および子ども向け施設におけるボランティア活動を通じて、豊かな地域社会づくりに貢献して参ります。超高齢社会と子どもの課題に取り組むことで、誰一人取り残さない持続可能な社会の構築を目指します。
 
*1 メットライフ財団から日本財団への約4億円の寄付により、2021年9月に開始。2022年12月にこのプログラムの高齢者ホスピスの第1号が山梨県大月市での開所を皮切りに、これまでに第6号まで開所しており、高齢者・子どものための施設計12カ所を開設予定です。
 
*2日本財団が2020年11月に行った「人生の最期の迎え方に関する全国意識調査」によると、日本では約8割の方が病院で亡くなる一方、約6割が人生の最期を迎えたい場所として自宅を望むという結果が出ています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20210329-55543.html
 
<参考資料>
■2024年7月23日(火)に、ホスピス開所を記念して開催した開所式での関係者コメント(一部抜粋)


<開所式の様子:左から  日本財団 公益事業部部長 福田英夫、特定非営利活動法人ホームホスピス 和ははの家 代表理事 小林 あす香、小林 千津子 小野市 市議会議員、メットライフ生命 執行役員 サステナビリティ企画担当 兼 渉外担当 長尾宗尚>
 
 
 
メットライフ生命保険株式会社 執行役員 サステナビリティ企画担当兼渉外担当 長尾宗尚
メットライフ生命は「豊かな地域社会の創造に寄与する」ことをサステナビリティの重要課題に掲げ、CSR活動として高齢者・子ども・地域社会の3つを柱に、支援を行っている。高齢者の社会的孤立が課題となる中、高齢者ホスピスは地域の人々のニーズに応える取り組みである。最期の瞬間まで豊かな人生であれるよう寄り添う文化が広まるよう、当社としても様々な形で支援していきたい。
 
日本財団 公益事業部部長 福田英夫
「ホームホスピス 和ははの家」は、入居者一人ひとりが最期まで「いつも通り」に過ごすための住まいであり、地域住民が医療や介護に関する不安や困りごとを共に考える交流の場でもある。今後小野市において、高齢者が安心して暮らせる新たな居場所となることを期待している。
 
小野市 市議会議員 小林千津子
「ホームホスピス 和ははの家」が開所されます事、誠におめでとうございます。小野市の高齢者、70~80%の方は最後まで自宅で過ごしたい、また過ごさせたい、と言う希望があり、必要があれば、施設にお世話になりたいと誰もが願うところである。身近なところに最後までいつも通りの暮らしのお手伝いをしていただけるところができた。とても、うれしく思う。介護人の疲弊を緩和するためにも、介護保険を有効に使い、地域コミュニケーションを図っていきたい。
 
特定非営利活動法人和はは 理事長 小林 あす香
「ホームホスピス 和ははの家」は、北播磨で一番最初のホームホスピスである。暮らしのつぶやきを拾っていき、生きる学びをつないでいくホームホスピスであり、最後まで「いつもどおりの暮らし」をコンセプトに寄り添う。

開所式の写真素材は、以下のリンクよりダウンロード頂けます。
https://x.gd/Za9KP
 
※写真素材をご使用される場合、「提供:日本財団」とクレジットの明記をお願いします。
※上記写真素材のリンクは予告なくアクセスできなくなることがあります。
 
 
メットライフ生命について
メットライフ生命は日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人として お客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをしています。多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、革新的な商品の提供に努めています。 https://www.metlife.co.jp
 
メットライフ財団について
メットライフ財団は、社会と深く繋がり、貢献するというメットライフが大切にする伝統を継続するため、1976年に設立されました。非営利団体と協働し、メットライフの社員によるボランティア活動も積極的に行いながら、社会全体での経済的流動性の実現に向けて3つの重点領域(経済的包摂、ファイナンシャル・ヘルス、強固な地域社会)に沿って取り組んでおり、これまでに10億ドル以上の支援を行ってきました。 www.MetLife.org
 
日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、人種・国境を越えて、子ども・障がい者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。 https://www.nippon-foundation.or.jp/
 
特定非営利活動法人和ははについて
住み慣れた自宅での生活が困難になった方々に対して、空き家を活用した家庭的な生活空間の中で看護・介護サービスを受けることができる生活の場を提供し、最後まで自分らしく生きたいと願う本人や家族が望む看取りができる事業を行い、命のバトンを通して生きることへの学びの場の提供、地域の関係各機関と協力して温かみのある看護・介護体制づくり及び地域コミュニティづくり並びに看取り文化を取り戻す活動に寄与することを目的とする特定非営利活動法人です。 https://machikadonikotto.hp.peraichi.com/
 
 
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