アルコール体質を判定する遺伝子検査キットを鈴与(株)へ寄贈 2024年問題に直面する物流業者の健康経営に

武蔵精密工業株式会社のプレスリリース

▲研修中の様子

自動車部品の製造・生産に取り組む武蔵精密工業株式会社(愛知県豊橋市)は7月17日、当社が開発した「アルコール代謝遺伝子検査キット」を総合物流会社・鈴与株式会社(静岡市清水区)の新入社員38名へ寄贈しました。この検査キットでは、自身のアルコール代謝遺伝子のタイプを判定し、お酒に対する体質のタイプを知ることができます。

2024年問題に直面する物流業者の健康経営に役立ててもらうことを目的として寄贈しました。適切なお酒との付き合い方を把握してもらい、日頃の健康管理や飲酒習慣の見直し促進を図ります。

今回は清水区で開かれた新入社員研修にて、検査キットを用いて口腔内の細胞を採取しました。各新入社員のアルコール体質の結果は8月下旬に各個人へ送付されます。

当社が2023年に実施した「飲酒翌日のパフォーマンス実態調査(https://bit.ly/3xzYRt3)」では、飲酒翌日のパフォ―マンスが10.8%悪化している結果が出ています。また、疲労感・ふらつき感・眠気などの体調も悪化することがわかっており、飲酒が翌日にさまざまな影響を及ぼす場合があります。まずは自身のアルコールの体質を知り、適切なお酒との付き合い方を把握することが大切です。

アルコール代謝遺伝子検査によって、アルコールに対する体質を知ることができ、お酒の分解能力(お酒の強さ)を正しく把握することができます。鈴与(株)の新入社員の皆さまにご活用いただき、自身の体質と向き合うきっかけにしていただければと考えています。検査結果が日々のパフォーマンス向上や健康管理につながり、労働生産性向上・プレゼンティーイズム改善の一助になりましたら幸いです。

■「アルコール代謝遺伝子検査」とは

アルコール代謝遺伝子のタイプを検査し、最適な飲酒習慣を提案する郵送検査サービスです。

 

<特徴①>アルコールとアセトアルデヒド(二日酔いなどの原因)の分解能力の組み合わせから5タイプ9パターンでアルコール体質を判定。タイプ毎にお酒を飲んだ時の反応や健康への影響などがわかります。生活習慣改善のアドバイスや飲酒コミュニケーションに役立つ情報も受け取れます。

<特徴②>職場や自宅から簡単にできる検査です。専用の綿棒を使用して口腔内の細胞を採取し、返送用封筒に入れてポストに投函いただくと、約3週間後にWeb上で結果を受け取れます。

 

お酒の強さは思い込みや経験値で判断されがちですが、アルコール代謝遺伝子を調べることで生まれ持った体質を把握できます。特に日本人は、遺伝的に分解能力の弱いタイプが多いことが知られています。

▲検査キットのイメージ

■「アルコール代謝遺伝子検査」開発の背景

ポストコロナで飲酒機会が増加傾向にありますが、健康への影響や二日酔いなどによる仕事へのパフォーマンス低下が懸念されます。自分のお酒のタイプを把握し、上手にお酒と付き合っていくことで、仕事のパフォーマンス向上につなげられると考えています。

厚生労働省の飲酒に関するガイドラインでも「アルコールによる影響は個人差がある」などとしており、お酒に対する自分のタイプを把握したうえでの健康管理が重要です。

 

■武蔵精密工業株式会社について

当社は四輪/二輪車用向けに、自動車部品の開発/製造/販売をコア事業に成長してきました。現在はモビリティ、インダストリー、エネルギーソリューション、ウエルビーイングの4つの分野で事業展開を進めています。今回の遺伝子検査キットは2022年に創設された「植物バイオ事業部」が開発しました。植物バイオ事業部はウエルビーイングの領域で「ヘルスケア」と「アグリテック」の新規事業開発を進めています。2023年11月よりTOPPAN株式会社、株式会社ヘルスケアシステムズと共に働き盛り世代の健康課題解決に向けて、機能性ヘルスケアサービスの開発に取り組んでいます。

<本件に関するお問い合わせ先>

武蔵精密工業株式会社 植物バイオ事業部 広報事務局(crack株式会社内)

TEL:080-5128-1494(山本) Mail:pr@crack-inc.co.jp

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