2024年8月12日(月・祝)、テラスポ鶴舞にて開催。90分間で完結するスポーツイベントから、熱中症対策について考えて学ぶ機会を創出します。
株式会社テラ・ヌォーヴァのプレスリリース
ACミランアカデミー愛知を運営する株式会社テラ・ヌォーヴァ(所在地:愛知県小牧市、代表取締役:山田晃裕)は、来たる8月12日に、熱中症対策が学べるサマースポーツイベント【90 MINUTES】を開催する運びとなりました。
開催日時:2024年8月12日(月)09:30~11:00
開催会場:テラスポ鶴舞・ウエストグラウンド
主催:株式会社テラ・ヌォーヴァ(ACミランアカデミー愛知)
協力:AtoKA、株式会社ARCA
イベント参加者:ACミランアカデミー愛知スクール生および親子(最大30組を予定)
【開催意義】夏季のスポーツへの取り組み方を再考する機会に
地球温暖化が進んだ21世紀の夏。晴れていれば35℃超の猛暑日が続き、束の間の雨は公共交通機関をストップさせるようなゲリラ豪雨。年を追うごとに、「夏=安全かつ安定的にスポーツに取り組みにくい時期」になりつつあります。
課題はたくさん。春スタートの競技がほとんどで、夏季をまるっとオフにできるほどスケジュールにゆとりがないということ、またJリーグの秋春制導入に関する議論に代表されるように、地域によっては冬の降雪シーズンへの考慮が不可避であることからしても、課題解決には多大なる時間と労力を要することが予想されます。
夏季のスポーツへの取り組み方と向き合うことは、規模の大小問わずあらゆるスポーツ団体にとっての悩みの種と化し、向き合わざるを得ない宿命と言えるようになりました。
本イベントは、ACミランアカデミー愛知が手がける、「親子で楽しめるサッカーイベント」をベースとしています。そして、“90 MINUTES”というタイトルの通り、サッカーの試合と同じ90分間でサクッと楽しみながら、熱中症対策をキーワードに「学びの機会」を十分に含んだ取り組みです。夏季のスポーツへの取り組み方を再考できる機会になればと思います。
【イベントコンセプト①】夏のスポーツこそ安全第一
酷暑となる夏の時期、大人子ども問わず、スポーツをやる上では「しっかりやる」よりも「無事に終える」を最優先に。これがスポーツ指導者にとってのニューノーマルとなっていくことは不可避と捉え、熱中症対策の意識が高まるようなプレー環境を整えます。
★3つのクーリング(身体を冷やす手段)を実施して、スポーツ活動に臨みます
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プレクーリング(PRE cooling / スポーツ活動前):アイスラリー摂取
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パークーリング(PER cooling / スポーツ活動中):手首を冷やす「手掌前腕冷却」の徹底
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ポストクーリング(POST cooling / スポーツ活動後):簡易アイスバスに挑戦
本イベントでの目標&ミッション①
*イベント開催中の熱中症によるプレー離脱ゼロを目指す
*自分自身を守るための術・その重要性を子どもたちに伝える
【イベントコンセプト②】スポーツとの向き合い方を考える
熱中症対策の目安としてスタンダードとなったWBGT値。計測することで危険信号を発して規制することは簡単ですが、このままではそもそも「運動機会の喪失」を危惧する必要があります。
一方で、まだまだ伸び代たっぷりの子どもたちを抱える育成年代のスポーツ団体の場合は、「運動の”質”を高めるために必要な”量”の確保」というテーマがあることも事実。運動機会の喪失が、スポーツを通じた青少年の健全な成長環境の根絶に繋がらないようにしていくためには
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活動の規模(時間・時間帯)をどう管理するか
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いかに遮熱し、身体をうまく冷やすか
この2点への配慮が、スポーツ指導者には欠かせなくなってきました。
本イベントでは、サッカーコーチ&スポーツトレーナーが事前に熱中症対策事例を研究して当日本番に臨みます。しっかりと遮熱でき、少しでも快適にプレーできる環境の確保に全力を尽くします。
参加者である親子も一緒に安全を確保するための「準備」を学ぶことで、酷暑を生き抜くライフハックをおみやげに、ひと夏の思い出づくりに貢献したいと思います。
本イベントでの目標&ミッション②
*手軽にできる熱中症対策を学び、安心して運動に取り組めるきっかけを作る
*学んだ知識を持ち帰り、育成年代スポーツにおける安全対策の啓蒙活動につなげる
【イベントコンセプト③】QUALITY(質) > QUANTITY(量)
ACミランアカデミー愛知は2011年の開校以来、効率を重視するスポーツ活動を続けてきました。ベースとなるトレーニング時間を1コマ60分間に設定(育成コースのみ90分間)しつつ、タイムロスを防ぐオーガナイズで、50分以上のアクチュアルプレーイングタイムを確保しています。
ACミランアカデミー愛知は
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運動量・活動頻度に過度に依存しない
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プレーにおける柔軟な思考を育む
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プレーインテンシティ(密度)の調整
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短時間で効果を生むための人数配置(効率良いローテーションができるように)
などに配慮し、プレーの「質」を高めるためのトレーニングを作り上げています。
酷暑の中でのスポーツ活動であれば、なおさら「量」にすがるアプローチは危険。指導者もプレーする側も「適量を見定める意識」を高く持つ必要があります。少しでも心地よくスポーツに取り組める機会に価値を見出したいと考えています。
本イベントでの目標&ミッション③
*当日のアクティビティは、サッカーの試合と同じ90分間で完結
*量より質、頭を使いながら楽しくプレーするスポーツ活動を提案する
【イベントコンセプト④】親子で楽しくスポーツの時間を
「好きこそ物の上手なれ」と言うように、スポーツに取り組む時間の根底には「エンジョイ」の要素があるべき。昔ながらの「暑い夏だからこそがんばる」という価値観からは一線を引いて、楽しく過ごせるスポーツの時間を提供します。
「サン・シーロの日」はACミランアカデミー愛知が開校イヤーから続けている親子で楽しめるサッカーイベント。親子での連携プレーや親子対決から、たくさんの笑顔が生まれる90分間をお届けします。
本イベントでの目標&ミッション④
*ACミランメソッドを体感できるサッカーゲームを親子で楽しもう
*親子で協力 or 親子で対決、限られた時間の中でもENJOY THE SPORTS
【イベントコンセプト⑤】可視化できるよろこび
サッカーは複雑系(Complex)に該当するスポーツゆえ、成長の手ごたえが見えにくいという特徴があります。「何が上手くなったのか?」という問いかけに対する答えは1つではなく、リフティングの回数や50m走の計測タイムは参考数値でしかありません。
ことサッカーに限って言えば、集団スポーツだからこそ、個人の成長がそのままチームとしての成熟にはつながらないというところも難しいところ。とはいえ、アスリート能力の成長の手ごたえは可視化できれば、自己肯定感の向上に繋がるのも事実です。
今回はコンテンツパートナーとして、芯が見えるボール「hinomarc.」の開発を手掛けるAtoKAさん、アスリートパフォーマンスラボARCAさんにご協力いただき、小さなアスリートにも「ちゃんと見える」成長の発見にチャレンジします。
子どもたちは自分自身の成長を、親御さんはご自身の数値と比較することで愛するお子さんの成長をリアルに感じられる機会に。親子のふれあいから生まれる笑顔が、夏の暑さを吹き飛ばすきっかけになることを願います。
ボールの芯を捉える体験ブース
presented by AtoKA
私たちAtoKAは世界初・ボールの芯が見えるボールを開発しました。今回、イベントに参加される親子の皆さんに、ボールの芯、身体の軸を捉える重要性を体験してもらうブースを企画いたします。企画内容について、荻原准教授(名古屋女子大学)のご協力をいただきながら実施をしていきます。
走りを科学する体験タイム
presented by ARCA
「なりたい自分になる」をスポーツ科学の観点からサポートしています。今回イベントに参加していただく皆様には、「跳ぶ」「走る」を通じてご自身の強みを見つけていただき、よりスポーツを楽しめるきっかけづくりを提供します。
本イベントでの目標&ミッション⑤
*アスリート能力測定をきっかけに親子でのふれあいを
*お子さんの成長を確かめる時間、自身の健康維持を顧みる機会に
【おわりに】ここが始まりとなるスポーツイベントに
2024年8月12日がスポーツ機会の有無を問わず、万人に行き渡る「夏を生き抜くためのライフハック」を蓄積&発信する舞台となることを理想としております。また、90分間のイベントの終了はゴールではなく、新たな未来創造に向けた第一歩を刻むスタート地点です。
スポーツ指導者はもちろん、育成年代のアスリートとその家族のみなさんに起こるブレイクスルーがあり、「夏季スポーツシーンに巣食う課題は解決できる」と思えるようなひと時が過ごせるように、最大限努力いたします。
株式会社テラ・ヌォーヴァ(ACミランアカデミー愛知)
日本初のACミラン公式サッカースクールとなった「ACミランアカデミー愛知」の運営法人(2024年7月〜)です。
2011年:小牧校をオープン(会場:パークアリーナ小牧)
2014年:名古屋御器所校をオープン(会場:名古屋国際中学校・高等学校)
2018年:東三河校をオープン(会場:豊橋市陸上競技場)
2023年:会社設立
2024年:アカデミー運営法人となる