夏休みの自由研究にもピッタリ!夏休み中の学生を対象にハーブ染めワークショップを開催

~パイナップルの不可食部や廃棄予定の布で楽しくアップサイクル~

株式会社 鈴木ハーブ研究所のプレスリリース

パイナップルの不可食部、本社隣接のガーデンで剪定したローズマリーで廃棄予定の布を染めた子どもたち

株式会社鈴木ハーブ研究所は、2024年8月2日(金)に夏休み中の学生を対象にハーブ染めワークショップイベントを本社会議室(茨城県那珂郡東海村村松2461)で開催しました。イベントには地元の小学生など7名が参加。ロングセラー商品の「パイナップル豆乳シリーズ」にちなみパイナップルの不可食部分から作った染色液を使用し、事前に豆乳で下処理を行った廃棄予定の布を染め、楽しくアップサイクルを学びました。

今回のイベントでは染色液は事前に制作し、当日は布を輪ゴムで結ぶ工程から実施しました。

イベント参加者からは、「色々な輪ゴムのとめ方をして、色々な柄ができたのが楽しかったです」(小学5年生)、「媒染で色が変わったのが見れて楽しかった」(高校1年生)といった感想をいただきました。


  • 【ハーブ染めワークショップ概要】

開催日時: 2024年8月2日(金)9:30~12:00(9:00受付開始)

開催場所: 株式会社鈴木ハーブ研究所 本社会議室 〒319-1112茨城県那珂郡東海村村松2461

材料  : 布(廃棄予定の綿生地布を使用)、無調整豆乳(布の下処理に使用)、パイナップルの不可食部分(皮・葉・芯)、ローズマリー(剪定時にカットしたもの)、重曹、媒染液(今回は鉄媒染液・銅媒染液の2種類を使用)、輪ゴム

工程  

【下準備】

豆乳:水=1:1の液に布を30分ほど浸す。その後水気を絞り、乾かす。

豆乳、水、布、浸ける用のボウルを用意する

①パイナップルの不可食部、ローズマリーを細かく刻み洗濯ネットに入れ鍋に入れる。

材料が隠れる程度の水を入れ、重曹を適量入れ2~3時間ほど煮て染色液をつくる。

細かく刻んだパイナップルの不可食部とローズマリーを煮込む

②仕上がりの柄をイメージして布を輪ゴムで結ぶ。

③染色液に②の布を入れ、30分ほど煮る。まんべんなく色が入るよう、時々布を動かす。

染色液に布を入れて煮る。全ての布に色が入るよう、ときどきかき混ぜる

④30分ほど煮た後、鍋から取り出し軽く水洗いする。

⑤水気をしっかり絞り、水で希釈した媒染液に30分ほど浸ける。

※濃度は媒染液の種類により異なるため、媒染液の種類やお好みで調整してください。

鉄媒染液と銅媒染液。ボウルなどを用意して水で希釈して使用する。

⑥媒染液から取り出し、水洗いする。しっかりと水気を切った後、輪ゴムを外し布を乾かして完成。

鉄媒染液で染めた布。鉄媒染液を使用するとやや暗めの仕上がりに。

  • 【ハーブ染めとは】

ハーブ染めワークショップイベントで使用した材料

 ハーブ染めは草木染めとも言い、自然の植物を使って布や糸、紙などを染めることです。

 鈴木ハーブ研究所では、人にとって有用な植物全てをハーブと捉えています。お庭や道端でよくみかける植物、ただの草だと思っているような植物が、実はハーブということもあります。

 今回のハーブ染めワークショップは、弊社でハーブと捉えるパイナップルとローズマリーを使用して行いました。

 ご自宅で行う場合でも、玉ねぎやナスの皮、ブルーベリーやアボカドの種など手に入りやすい材料を使って、自然で美しい色合いに染めることができます。

 また、染色液に浸ける前後に媒染を行うことで、繊維に色がしっかり定着します。媒染液の種類によって色の出方が異なるため、複数種類の媒染液を使用して色の変化を楽しむのもおすすめです。

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