睡眠とデジタル機器の関係に関するアンケート結果

株式会社ヒューマンリンクのプレスリリース

パソコンやスマートフォン等のデジタル機器から発せられる光は、脳が「昼間だ」と錯覚して睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。

その結果、脳が覚醒し、眠りが浅くなるなどの睡眠障害を引き起こしやすくなると言われています。

様々なデジタル機器が普及していく世の中で睡眠がとれている人と取れていない人ではデジタル機器の利用についてどのような差があるのでしょうか。

本アンケートでは睡眠とデジタル機器の関係について調査しました。

【調査概要】

調査内容 睡眠とデジタル機器の関係に関するアンケート

実施対象 V-NET会員とアンケートモニターサイト閲覧の非会員の方

実施方法 V-NET会員への告知とアンケートモニターサイトへの掲載

実施期間 2024年5月13日(月)~6月12日(水)

有効回答数 3,078票(男性:1,541名、女性:1,537名、13~94歳 / 平均年齢48歳)

【参照に関するお願い】本アンケート結果を参照される場合、参照元を記載いただき可能であれば本URLの記載お願いたします。


 【調査結果一部抜粋】

本アンケート内で不眠の重症度を評価するため「アテネ不眠尺度(AIS)」(*1)にご協力いただき回答者の睡眠状況をチェックしました。

*1:アテネ不眠尺度(AIS)

回答者全体の59%が「不眠症の可能性が高い」、「不眠症の疑いなし」が22%、「不眠症の疑いあり」が18%でした。「不眠症の可能性が高い」と「不眠症の疑いあり」を合わせると約8割の方が不眠の可能性があるという結果になりました。世代別で見た場合でも、どの世代でも「不眠症の可能性が高い」の方が高く、世代を問わず不眠の可能性がある事がわかります。

なお、毎年世界13カ国、1万3000人の成人を対象に実施されている「世界睡眠調査」では日本人の3割しか睡眠に満足できていないという結果がでており、基準は異なりますが調査母集団の睡眠状況はおおよそ日本人の平均的な睡眠状況の人たちを対象に調査できていると推測されます。


■日中、何時間程度スマートフォンを利用しますか(仕事や勉強、プライベートでの利用を含む)

睡眠がとれている方の最も多い利用時間は「1~2時間」で20%でした。一方、不眠症の可能性がある方の最も多い利用時間は「3~4時間」で22%でした。スマートフォン利用は2〜3時間以下に抑えることが望ましいとされています。

スマートフォンの利用について「利用しない」「1時間未満」「1~2時間未満」を回答した方の合計割合は、睡眠がとれている方で40%、不眠症の可能性がある方で27%、睡眠がとれている方の方がスマートフォンの利用時間が短い方が多く、理想的な利用時間をしている方が多い事がわかりました。


■日中、何時間程度パソコンを利用しますか(仕事や勉強、プライベートでの利用を含む)

睡眠がとれている方、不眠症の可能性がある方共に「1時間未満」の回答が最も多く、睡眠がとれている方で16%、不眠症の可能性がある方で15%でした。また、「利用しない」の回答も多く、睡眠がとれている方で12%、不眠症の可能性がある方で14%でした。

睡眠がとれている方、不眠症の可能性がある方のPC利用時間に大きな差はなかったので日中のPC利用時間が睡眠に影響するという訳では無いのかもしれません。


調査結果の詳細は、次のリンク先をご覧ください。

 【調査結果掲載ページ】

https://gogochiken.jp/feature/disease/insomnia/results

 【治験情報配信サイト「治験情報V-NET」】

 http://gogochiken.jp/

 【会社概要】

 名称:株式会社ヒューマンリンク

 住所:大阪府大阪市中央区博労町1丁目9-8 堺筋MS第2ビル3階

 TEL:06-6567-8770

 E-Mail: info@human-link.jp

 URL: https://gogochiken.jp/

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