三木市制施行70周年記念三木市×三木北高校×ナリス化粧品。ものづくりの楽しさと大変さ 衛生管理・品質管理の大切さの気づきを提供。
株式会社ナリス化粧品のプレスリリース
株式会社ナリス化粧品(代表者：村岡弘義 本社：大阪市福島区)は、8月5日に兵庫県三木市の兵庫工場において、親子で体験できる化粧品づくりや工場見学のイベントを開催しました。この取り組みは、兵庫県三木市の三木市制施行70周年を記念した官民連携事業で、未来を担う子どもたちを応援することを目的とし、抽選で選ばれた3年生から6年生の小学生20名とその保護者20名の合計40名が参加。三木北高校（兵庫県三木市志染町）の５名の高校生もボランティアの運営スタッフとして事前学習を行ったうえで、工場見学や実験のサポートを行いました。
実施内容
開催日時：8月5日（月）13時～16時
場所：ナリス化粧品兵庫工場及び兵庫研修センター
主な内容：机上学習（化粧品の作られ方）・工場見学（ボディソープのライン製造の様子）・実験ラボでの口紅づくり体験
小学生だけでなく高校生にも気づきの体験を
当社は1967年に兵庫県三木市に工場を竣工。半世紀以上にわたり、地元の協力を得て製造活動を継続しています。2019年に兵庫工場、2021年に研修センターをリニューアルしたものの、コロナ禍の環境下ではこのようなイベントを実施することはかないませんでした。今回、三木市や三木北高校とともに子どもたちに日々の暮らしに密着している化粧品の工場見学や、化粧品のものづくりを通じて、衛生管理や健康な身体を保つことの重要性についての気づきなど新しい発見を提供したいとこのイベントを開催しました。ボランティア学習としてサポート参加した高校生5名は、事前に化粧品づくりの座学や実験体験だけでなく、実際に工場の生産現場で口紅の製造現場作業を体験。これは、実際にモノづくりの体験をした方が、小学生からの質問にしっかり答えられるのではないかという高校生の気づきから出たアイデアです。イベント時の対応のために、品質管理の重要性などまで理解したうえで、積極的にサポートをしてくれました。
メインイベントは、実験ラボでの口紅づくり
研修センターにある実験室を模した「実験ラボ」で、流し込みの口紅を作るのが今回のメインイベント。原料となるベース材料と色顔料やパール顔料などを正しく秤量して混ぜ合わせ、湯煎で溶かして型に流し込む工程は、小学生にとっては少し難しい内容でしたが、保護者やボランティアの高校生がしっかりサポート。親子や地域のコミュニケーションにもつながりました。完成した口紅は、肌につけて色を確かめて楽しむこともできました。研究所で使用するものと同じ実験道具を使用した口紅づくり実験は、真剣そのもの。ものづくりの楽しさだけでなく、大変さにも気づくことができたのではないかと考えます。当社は、今後も子どもたちの成長につながる取り組みを実施していきたいと考えます。
【ナリス化粧品 兵庫工場】
所在地：兵庫県三木市緑が丘本町2丁目5番地
生産品目：液体製品・チューブ製品・クリーム製品・紛体製品など
※兵庫工場の見学通路は2020年12月に公益社団法人日本サインデザイン協会の第54回日本サインデザイン賞に入選しています。
兵庫工場敷地内には、兵庫研修センターと企業資料館「成寿殿」も併設しています。