エコ循環で地球を守れ!薪窯でオレンジの果皮を再生し、脱炭素の実現へ

〜KYOTO SDGs Project〜 人気の生搾りオレンジジュース自動販売機の果皮が石鹸に!京都・森の製油所

株式会社アルヴェアーレのプレスリリース

【概要】

 京都天然素材を薪窯で蒸留した精油からバスアメニティーなどの製造販売を行なっている株式会社アルヴェアーレ/京都・森の精油所(所在地;京都府福知山市 代表取締役 小川まこと:以下、京都・森の精油所)は、この度、KYOTO SDGs Projectを始動し、さらなる事業拡大と社会貢献を目指すことを発表いたします。

KYOTO SDGs Projectとは

 株式会社アルヴェアーレは、「日本の香りを通じて幸せ感のある毎日を、日本から世界へ広げていきたい」というビジョンのもと、精油とぶどう作りを通じてSDGsに貢献しています。京都・森の精油所はそんな自然の恵みだけを使いアロマオイルを精製しています。

 また、自動販売機メーカーMEグループジャパンから、京都の自動販売機の搾りかすで廃棄されるオレンジの果皮の一部を回収しアップサイクルしています。オレンジをその場でカットし生絞する100%オレンジジュースの自動販売機から出る果皮を、薪窯で蒸留しオレンジ精油に加工、そのオレンジ精油に洋ミントが香る『石鹸』と、京都産和ミントのボディ&ヘアオイルミストが完成!『飲む』『洗う』『潤う』で地球に還すエコ習慣、フレッシュなトキを愉しむ仲間をクラウドファンディングで募集しています。

CAMPFIREサイト

『超人気オレンジジュース果皮のアップサイクル石鹸!リユースするエコ習慣を京都から』

https://camp-fire.jp/projects/771258/

目標金額200,000円(開始3時間で初期目標を達成しました)

開催期間2024年7月13日 ~2024年8月31日

▼限界集落のポテンシャルで、全国へ世界に向けて動くチェレンジ!

 私が移住して4年目になる京都府福知山市下佐々木は令和6年度は人口50名、 24世帯と65歳以上の高齢者が、集落人口の半分を超え地域の共同体が機能しなくなると予想される「限界集落」です。

 そんな福知山市の限界集落にて京都産の素材を基本として様々な精油を水蒸気蒸留法にて抽出しています。

 蒸留する水には、かって山葵畑で使用されていた山の清水を使用し蒸留する燃料も電気やガスを使用せずに『薪の高火力』にて蒸留し製品化しています。

 蒸留後に出るヒノキ等チップの廃棄物も、廃棄せずに隣接するぶどう畑の肥料として活用しており、廃棄物を出さずに循環させていく薪窯を使ったシステム作りで脱酸素を実現しています。

▼薪は循環型の資源

 二酸化炭素の排出は世界的な問題になっている「地球温暖化」の原因の一つです。 私たちが日常、使っている石油やガスといった化石燃料には限りがありますが、薪は循環型の資源なのです。

 76%が森という京都府福知山市の荒れ果てた山林の広葉樹林を定期的、計画的に伐採しています。そうすることで切り株から新芽が伸び、「萌芽(ほうが)更新」や実生で持続的に生産できるのです。 

 薪という植物由来の燃料を燃やすとCO2が排出されますが、植物が成長する過程で同じ量のCO2が吸収されれば理論上は中立となり、地球温暖化に影響を与えないという考え方になります。 

 また、私たちは薪窯で蒸留した精油から、洗う・潤うバスアメニティーやナチュラル化粧品(カーボンオフセット商品)を作り、京都高島屋やホテルの物販などで販売しています。

▼KYOTO SDGs Projectのビジョン

 最後になりますが、私は京都府福知山市の山奥にある美しい里山、自然と人の暮らしの調和がとれた農的暮らしが息づくこの町に魅せられて、ここで森の精油所をしています。最近では、高齢化で耕作放棄地が増え、山の手入れも行き届かない状況になりつつまります。76%が森である福知山市の美しい里山を未来へつなげていくために、廃棄になる木材を燃料として自然の香を、薪窯と清水で蒸留する。蒸留すればするほど、美しい里山を守っていけるのです。 

京都・森の精油所とは 

荒れ果てた山林を整備し間伐した樹木を素材として使用する事により里山にし、蒸留にはワサビ栽培に使用されていた沢水を使っています。燃料には間伐材や山地廃材を使い、精油の抽出後に残る廃棄物はぶどう栽培の堆肥として使用することにより廃棄や搬出に係る燃料や排気ガスの削減をし、ワンストップでの循環型生産方式に取り組んでいます。(福知山市SDGsパートナー認定企業・ソーシャル企業認証制度S認証)

株式会社アルヴェアーレ 

京都府福知山市字下佐々木612番地

https://alveare.jp

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