日本のカイロプラクティック団体‟Zenkenkai”会長岩間信憲氏、国際カイロプラクター評議会より『FICC』の称号授与

2024年５月、日本のカイロプラクティック業界のリーディングカンパニーであるZenkenkai（全国健康生活普及会）会長、岩間信憲氏へ国際カイロプラクター評議会（ICC）より、FICCの称号が授与された。FICCは、カイロプラクティック業界において多大なる功績を残した人にのみ与えられるICCのフェローの称号である。

現在、全世界に約10万人のカイロプラクターがいる。その内約7万5千人は本場アメリカに集中している。FICC創立から約100年の歴史が経ったことを鑑みても数100万～数1000万人のカイロプラクターがこれまでにカイロプラクティックに従事し、患者様を健康に導いてきた。

その内、これまでに功績を認められFICCの称号を授与された人はで僅か2000名（約0.02％～０. 2％）にとどまっていて、選ばれた者にしか代々与えられなかった称号である。

　カイロプラクターのシェアが圧倒的にアメリカに集中しているカイロプラクティック業界において、FICCの称号者たちも当然アメリカ人がかなりのウェートを占めている。その中で日本人が授与されること自体が極めて稀で名誉なことである。

　これからますます日本のカイロプラクティック業界をリードしていくであろうZenkenkaiと岩間氏の動向に注目していきたい。

岩間信憲氏とZenkenkai

Zenkenkaiは1977年の設立以来、数多くのカイロプラクターを世に輩出し続け、日本最大規模のカイロプラクティック活動支援団体に成長した。施術活動に必要な商品や備品の販売、カイロプラクター向けの勉強会の開催など、開業後のアフターフォローもきめ細やかに行い、国内施術院の約45％が同団体とつながりを持っている。現在では、長年の実績を礎にエステティック業界にも進出を果たし、体の内側と外側両方をケアする美容カイロエステで健康と美容のトータルケアを提供している。

カイロプラクティックを通じて「健康寿命」を伸ばし、いつまでも笑顔あふれる暮らしの実現を目指すZenkenkaiは、今年9月で48周年を迎える。約半世紀に渡り、日本においてカイロプラクティックの普及に尽力してきたからこそ、FICCの称号が授与されることにつながったと言えるだろう。

▼FICCとは

国際カイロプラクター評議会のフェロー（Fellow of The International College of Chiropractors）のこと。フェローの称号は、カイロプラクティックの科学に多大な影響を与えた、または多大な影響を与える人々、および専門職に価値ある功績のある奉仕をした人々が、授与される。

毎年開催される米国カイロプラクティック協会 (ACA) の年次総会前に ICC 事務局長にフェローシップの推薦を提出し、ICC の理事が候補者に投票する。選ばれた人が翌年の ACA 年次総会に招待され、そこで証明書が授与される。

▼Zenkenkaiとは

Zenkenkai（全国健康生活普及会）は、カイロプラクティックの活動⽀援団体である。カイロプラクティックの本場である、アメリカのカイロプラクティック医師学会や⼤学から技術や知識を導⼊し、最先端のカイロプラクティック技術と、栄養療法・運動療法・物理療法をおりまぜた総合指導法を実践することで、⼀時的な対処ではない、根本的な体の改善を提供している。

現在45年以上の歴史を持つ、日本最大規模のカイロプラクティック団体であり、約12,000名の先⽣がカイロプラクターや、美容カイロエステティシャンとして全国各地で活動している。

▼カイロプラクティックとは

背⾻や⾻盤の歪みを徒⼿によって矯正する治療法のこと。⽇本においては、カイロプラクティックは「⺠間療法」であるものの、アメリカやEU諸国などでは「国家資格」として認められており「医療に準ずるもの」として位置づけられている。

近年新型コロナウイルスの流行により、予防医学への関心が高まっていることから⽇本国内での需要も

高まっている。