被災地に駆けつける、移動式の診療車両「入れ歯銀行バス」  9月8日(日)石狩市の無料相談会で初稼働

株式会社お守り入れ歯のプレスリリース

消防庁が南海トラフ地震臨時情報を8月に発表以降、あらためて災害の備えへの意識が高まっています。歯科技工所を運営する株式会社お守り入れ歯(本社:北海道札幌市、代表取締役:池田 昭)は、被災地への支援活動や無歯科医地区へ出張できる移動式診療車両「入れ歯銀行バス」を導入しました。2024年9月8日(日)、石狩市のツルハドラッグ花川南店駐車場にて、もしもに備える無料相談会を開催します。

詳細URL: https://www.facebook.com/omamoriireba

移動式診療車両「入れ歯銀行バス」初稼働

バスの内部 稼働時は機材を搭載します

【近い将来に予想される大規模災害、高まる防災意識】
9月1日は防災の日。消防庁が8月に南海トラフ地震臨時情報を発表後、備えを見直す人が増えています。中でも避難時の破損や紛失が多く、高齢者の備えの一つに挙げられるのが入れ歯です。東日本大震災ではかかりつけ歯科も被災し、緊急支援チームが対応に当たりましたが、新しい入れ歯ができるまでに数か月を要しました。噛めない生活は健康状態の悪化にも直結し、東日本大震災以降も避難所生活では誤嚥性肺炎で亡くなる高齢者が多くいました。

元旦に発生した能登半島地震以降、各地で地震や水害などが頻発している2024年。今後大規模災害も予想されていることを受け、日頃からの具体的な備えが必要となってきます。

【被災地や無歯科医地区へ出向く、入れ歯銀行バス初稼働】
歯科技工所を運営する株式会社お守り入れ歯は、義歯のもしもに備えて2024年9月8日(日)に無料相談会を開催します。石狩市のツルハドラッグ花川南店の駐車場内に、移動式診療車両「入れ歯銀行バス」を一日限定で設置します。相談会では水がない時のお手入れ方法をお伝えしたり、もしもの際に数日で新しい入れ歯が届くための無料データ保管を行います。入れ歯の噛む力の測定やお悩み相談もでき、現在の状態も確認できます。

当社では被災しても一早く噛める生活が取り戻せる環境作りを進めています。2023年2月には全国の歯科医院と提携して無料の入れ歯データ保管サービス「入れ歯銀行」を開始しました。今回が初稼働となる移動式診療車両「入れ歯銀行バス」は、中古のマイクロバスを改造し、簡単な診療や入れ歯洗浄、その場で3Dスキャナーを使用して入れ歯のデータ保管ができます。災害発生時には3Dプリンターを積み、入れ歯銀行に保管しているデータを元に現地で新しく入れ歯を製作してすぐにお渡しできます。

入れ歯銀行バスの主な目的は、被災地での支援活動と無歯科医地区への出張診療です。災害発生時にはバスを貸し出し歯科医療チームの拠点として使用してもらえるよう、太陽光パネルと蓄電池を搭載して発電可能にしました。そして歯科医師と利用者の高齢化により進む無歯科医地区へ出張診療ができるよう、2023年より準備を進めていました。

【日頃からの準備が大切、防災の輪を広げたい】
代表の声「北海道でも2018年に震度7の胆振東部地震が発生しました。以前に比べると災害への備えへの意識は高くなっているように感じますが、やはり時間が経つとその意識も薄れがちです。日頃からの備える意識を高めるには身近に感じてもらうことが大切だと考えています。そのため今回は日常的に利用が多いドラッグストアにご協力いただきました。今後も活動を通じて全国に防災の輪を広げていきたいと思います。」

全国展開している義歯データの無料保管サービス入れ歯銀行は、開始後約一年半で全国20歯科医院が加盟しています。今回の入れ歯銀行バスの取り組みも拡大していけるように進めてまいります。

《無料相談会概要》
日時    :2024年9月8日(日)10:00~16:00
開催場所  :ツルハドラッグ花川南店駐車場内、入れ歯銀行バス内にて
開催所在地 :〒061-3203 北海道石狩市花川南3条5丁目8番
内容    :入れ歯洗浄指導、入れ歯のデータ保管、入れ歯相談、噛む力の測定
問い合わせ先:011-596-8814(平日9:00~18:00)

無料相談会ご案内

【会社概要】
会社名  : 株式会社お守り入れ歯
代表取締役: 池田 昭
事業内容 : 入れ歯銀行、義歯製作、義歯の洗浄、抗菌処理
所在地  : 〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西3-12-2 トミイビルNo.37 5F
電話番号 : 011-596-8814(受付時間:平日9:00-18:00)
事業時間 : 平日9:00-18:00(休診日:土曜・日曜・祝日)
URL    : https://omamoriireba.com/

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