古代エジプト・ギリシアの化粧道具などを公開 化粧文化ギャラリーにて「化粧のはじまり」展を開催

9月5日(木)から12月13日(金)まで

ポーラ文化研究所のプレスリリース

左から《ファイアンス製コール壺》 紀元前12世紀、エジプト / 《青銅製手鏡》 紀元前13-12世紀、エジプト / 《陶製香油壺》 紀元前5世紀、ギリシア

株式会社ポーラ・オルビスホールディングスが運営するポーラ文化研究所の化粧文化ギャラリー(東京・港区南青山)では、化粧の黎明期にフォーカスした「化粧のはじまり」を9月5日(木)よりスタートします。

当ギャラリーでは、2024年5月から2025年3月にかけて、「はじまりの美学」をキーワードに3期に分けて展示を行っています。第2期となる今回は、「化粧のはじまり」をテーマに元始の化粧を紐解きます。化粧の起源は古く、旧石器時代ともいわれており、古代の遺跡からは人々が実際に化粧をしていたことを示す痕跡や、数多くの化粧道具が発見されています。

本展では、古代エジプトの青銅製鏡(紀元前13~12世紀)やコール壺(紀元前12世紀)、古代ギリシアの香油壺(紀元前5世紀)、中東の化粧皿など約12点を展示します。また古代エジプト、ギリシアのメークやよそおいを示す図版をパネル提示し、当時の化粧がもつ目的や役割、化粧道具や容器、原料についてご紹介します。なお、Booksのコーナーでは、「起源」から連想した6つのテーマより選定した書籍が並びます。当時の人々の美意識を感じさせる化粧道具を通じて、古の化粧に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。 

ラシネ著『服装の歴史』第2巻(1888年刊)パネルでの紹介

【化粧文化ギャラリーについて】

化粧文化ギャラリーは、展示室は約14㎡とコンパクトな空間ながら、化粧道具や装身具、絵画資料、文献などを複合的に展示・構成することで、化粧文化やその時代風俗を読み解いていただけるよう企画しています。また学芸員によるギャラリートークやレファレンスなども予約制で実施し、研究所が運営するギャラリーならではの学び・気づき・楽しさがつまったプログラムをご用意しています。

展示概要 

展覧会名 オープニング企画「はじまりの美学」2期 化粧のはじまり

会期   2024年9月5日(木)~12月13日(金)

場所   ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー

     (東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)

開室日  木曜日・金曜日 ※木曜日は予約制

休室日  9月26日(木)

開室時間   11:00~17:00(最終入室は16:30まで)

料金          無料

公式サイト https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/gallery/

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