<髪型の満足度に関する意識調査>50代~70代の女性を対象に調査を実施髪型の満足度の自己採点、平均はわずか52点

~60歳から薄毛が気になり始める傾向に~

株式会社アデランスのプレスリリース

 毛髪・美容・健康・医療のウェルネス事業をグローバル展開する株式会社アデランス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 鈴木 洋昌)では、全国の50代~70代の女性312名を対象に、「髪型の満足度に関する意識調査」をインターネット調査で実施しました。
 当社では創業以来、髪の専門家として髪のお悩みを抱えているお客様をサポートしてきました。今回は、“髪型”をテーマに年代別の現在の髪型や髪質に対する満足度、不満などを調査しました。また、髪型以外に求める容姿の理想像についても調査結果をレポートします。
  • 主な調査結果トピックス

◆60代以降は半数以上が「ベリーショート/ショート」

◆ヘアスタイルに対する満足度は平均52点

              50-54歳はわずか38点という結果に

髪型の不満足の要因は加齢による髪質&毛量の変化にアリ?

          60歳から薄毛が気になり始める傾向に

◆見られたい印象 1位「年相応」2位「若々しく」 3位「元気、明るい」

◆容姿の満足度を決めるポイント 1位は「肌」 50代は髪質を重要視

<調査概要>

○調  査  名:髪型の満足度に関する意識調査

○調 査 対 象:全国の50~70代の女性312名(有効回答数)

○調 査 期 間:2024年7月26日(金)~28日(日) 3日間

○調 査 方 法:インターネットアンケート

○調 査 委 託 先 :株式会社マクロミル

※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります

60代以降は半数以上が「ベリーショート/ショート」に

 現在の髪の長さを尋ねたところ、全体ではショート(34.0%)が最も多い回答となりました。年代別に見ると、50-54歳の「ベリーショート・ショート」の割合が、3割程度であったのに対して、55-59歳では4割、60代では5割を超え、70代では7割以上であることから、年齢が上がるにつれ、髪を短くする方が多い傾向がうかがえます。

 また、全体では「セミロング」と回答した方はわずか10.6%でしたが、50-54歳のみ23.1%と他の年代と比較しても2倍以上多いことも特徴的な結果となりました。

※ベリーショート(首全体または首が半分以上見える長さ)、ショート(首全体が隠れる長さ)、ミディアム(鎖骨にかからない長さ)、セミロング(鎖骨~胸上までの長さ)、ロング(セミロングより長い)

ヘアスタイルに対する満足度は平均52点

                  50-54歳はわずか38点という結果に

 現在のヘアスタイルに対して点数をつけていただいたたところ、全体の平均は52点となりました。50-54歳の平均は38点と、他の年代と比較しても満足していない方が多いことが分かります。一方で70代は60点を超えており、50代や60代に比べるとヘアスタイルに満足している方が多いことが分かります。

髪型の不満足の要因は加齢による髪質&毛量の変化にアリ?

                 60歳から薄毛が気になり始める傾向に

 前問でヘアスタイルに対する満足度を100点と回答した方以外に、現状の髪型で満足いかない点を尋ねたところ、「うねる」(44.0%)が最も多い回答となり、次いで「トップにボリュームが出ない」(34.5%)、「分け目が薄い」(24.2%)が続きました。

 年代別で見ると、50-64歳までは「うねる」が1位ですが、65-69歳で「うねる」と「トップにボリュームが出ない」が同率1位で境目となり、70歳以降は「トップにボリュームが出ない」が逆転して1位となりました。

 また、55-59歳から「トップにボリュームが出ない」が2位に入っており、60代からは3位にも「分け目が薄い」がランクインしていることから、60代から薄毛が気になり始める傾向が顕著に現れています。

 個人差は大きいですが、特に女性は30代後半くらいから、「ホルモンバランスの変化」「毛穴のたるみ・ゆがみ」「ダメージの蓄積」が要因となり、髪にうねりが出るといった髪質の変化が見え始める傾向があります。加齢による髪質や毛量の変化が髪型の満足度を下げる要因となっている可能性が考えられます。

 また、満足いかない点に対して行っていることを尋ねたところ、何もしていない(42.3%)が最も多い回答となり、満足をしていなくても対処をしていない方が多いことが分かります。対処をしている方では、「ブロー」(19.8%)、「ヘアケア商品を使用する」(17.4%)、「スプレーでセットする」(13.3%)が上位となりました。

 現状の髪型で満足いかない点で上位3位であった「うねる」「トップにボリュームが出ない」「分け目が薄い」に対しては、「うねる」ではアイロン(15.5%)、「トップにボリュームが出ない」ではパーマ(10.9%)、「分け目が薄い」では前髪を多めに作るなどカットで工夫する(8.5%)など、お悩みに沿った対処をしていることが分かりました。

容姿の満足度を決めるポイント 1位は「肌」 50代は髪質を重要視

 何を変えると現状の容姿の満足度が上がるか尋ねたところ、全体では、肌(23.3%)が最も多い回答となり、次いで体のスタイル(19.4%)、髪型(17.3%)が続きました。

 年代別で見ると、50代のみ「髪質」が「髪型」を上回っており、1位の肌に続き2位であることから、「髪質」を容姿の満足度として重要視している様子がうかがえます。

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