成果連動型<PFS>特定保健指導をトライアル実施

株式会社インサイツのプレスリリース

プレスリリース

2021年8月19日
株式会社インサイツ

健保組合加入者向け健康増進サービス及び特定保健指導サービスを提供する株式会社インサイツ(本社:東京都中央区、代表取締役:石川陽介、特定保健指導機関コード:1321900076、以下「インサイツ」)は、令和3年度厚生労働省「レセプト・健診情報等を活用したデータヘルスの推進事業<PFS事業>」の採択を受けた石塚硝子健康保険組合から本事業の企画・運営を受託致しました。
 

  • 本事業の概要

本事業は、特定保健指導「モデル実施」を『成果連動型民間委託契約方式(Pay For Success)』で実施することにより、費用対効果が高く、効果的・効率的な特定保健指導の標準モデルの構築に取り組むものです。
国内で初めてとなるこの取り組みは、特定保健指導に係るコストの抑制、適切な成果を得られる事業の開発・運用を目的とする「モデル実施コンソーシアム*」において、共同事業方式(会員健保6団体参加)で実施いたします。
また、標準評価指標の検証のため、中立的な立場である第三者評価機関(慶應義塾大学)が過去の事業データを客観的に分析し、標準モデルの妥当性の検証及び課題抽出を実施いたします。
 

* モデル実施コンソーシアム
目的:複数の医療保険者及びサービス事業者が連携し、共同で特定保健指導「モデル実施」を実施することにより、特定保健指導に係るコストを抑制しながら適切な成果を得られる事業を開発・運用する
会員数:27(保険者会員19、事業者会員4、協力団体4)
URL:https://model-consortium.org/
 

  • 特定保健指導の介入成果計測方法における課題

『データヘルス』を掲げる近年の健保組合の保健事業は、データの収集・活用が進んだ結果、「成果志向」が浸透しつつあります。
多くの健保組合において実施率向上が課題となっている特定保健指導においては、平成30年度から導入された特定保健指導「モデル実施」制度が減量成果(健診時体重・腹囲からマイナス2kgかつマイナス2cm)をもって特定保健指導が終了したとみなすものとなっており、従来型の特定保健指導に比べて成果を重視した仕組みになっています。
しかしながら、本制度は健診からの変化を評価しているものの、介入による成果(初回面接からの体重変化)を評価する制度ではなく、また、特定保健指導の成果を評価する手段の1つとして挙げられる「次回健診結果における変化の確認」についても、年度を跨いだデータの紐付け作業を実施する必要があること等からハードルが高く、多くの健保組合では特定保健指導の介入効果を測ることは困難であるのが実状です。

本事業では、上記課題の解決を目指し、今後の特定保健指導に応用可能な成果評価の基礎づくりに取り組んでまいります。

※本事業の成果等につきましては、令和3年度末以降の公開を予定しております。

 

  • 会社概要

会社名:株式会社インサイツ
代表者:代表取締役 石川陽介
所在地:東京都中央区日本橋浜町1-3-12 第7センタープラザ2階
設立:平成22年8月
事業内容:
健康保険組合加入者向け健康増進サービス
健康情報の分析・評価・ナビゲーション
ヘルスケアコンサルティング
ヘルスケアICTサービス
URL:https://insights.jp/

 

  • 本件に関するお問い合わせ先

株式会社インサイツ 
ヘルスケア事業グループ(担当:小関)
TEL:03-5825-4902 
Email:healthcare@insights.jp

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。