歯科医院向けマーケティングDXサービスを提供するウミガメ株式会社（所在地：東京都世田谷区、代表者：松下勇介）は、八重歯に関するアンケートを実施しましたので、結果をご紹介します。
ウミガメ株式会社のプレスリリース
八重歯に対する印象は国や文化によって大きく異なります。今回のアンケート結果では、日本国内の10代から30代の若者の多くが「八重歯はかわいい」と感じていることがわかりました。しかし、この感覚は日本特有のもので、他国では異なる見方がされていることが多いです。以下では、アンケート結果をもとに、日本で八重歯がかわいいとされる理由や、世界での評価について考察します。
アンケート結果の概要
今回の調査によると、全体の55.7%が八重歯を「かわいい」と感じており、その割合は10代で特に高く、62%に上ります。一方で、20代や30代ではその割合が若干下がり、50%前後となっています。これから考えられることは、若い世代ほど八重歯をポジティブに捉える傾向があるということです。
八重歯への日本人の感覚
日本では、八重歯が「かわいい」とされる理由の一つに、歯並びの不完全さが愛らしさを生むという独特な美的感覚が挙げられるのではないでしょうか？日本ではシンメトリーな美意識以外にアシンメトリー、つまり不均衡な美しさが好まれ、八重歯のような特徴がチャームポイントとして映るのです。八重歯を持つキャラクターが多く描かれる漫画やアニメの影響も、八重歯への好感度を高めている要因となっていると推測できます。
世界における八重歯の評価
一方で、欧米やアジアの他の国々では、八重歯に対して否定的な見解が一般的です。欧米では、美しい歯並びが社会的ステータスの一部とされ、悪い歯並びはドラキュラなど不吉なイメージを連想させることもあり、八重歯が「かわいい」とされることはほとんどありません。台湾や韓国でも、歯並びが乱れていることは自己管理不足と見なされることがあり、八重歯への印象はネガティブです。
日本の八重歯へのポジティブな評価は、他国と比較すると独特であり、日本特有の文化や美的感覚が影響しています。若者を中心に「かわいい」とされる八重歯も、国際的な視点では異なる見方をされることが多いため、八重歯を持つことへの意識は時代や文化の変化によっても影響を受けやすいと言えます。日本独自の美意識がどのように変わっていくのか、今後の動向にも注目したいところです。
【調査概要】
対象者:全国の10代〜30代の男女
サンプル数:300人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ アンケート
実施日:2024年9月
