田辺三菱製薬の皮膚治療薬にOTC医薬品「コートｆⓇヘパメディ」シリーズが新登場

三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役：辻村明広）は、皮膚治療薬「フルコートⓇｆ」「コートｆⓇ」シリーズの新ラインナップとして「コートｆⓇヘパメディHD」を9月12日（木）から、「コートｆⓇヘパメディ」を10月17日（木）から、全国の薬局・薬店、ドラッグストアなどで発売します。（ともにOTC医薬品：第2類医薬品）

「コートｆⓇヘパメディHD」と「コートｆⓇヘパメディ」は、ヘパリン類似物質を配合した乾燥肌治療薬です。ヘパリン類似物質が肌の奥まで浸透して水分を抱き込み、肌の内部から保湿することで、肌機能を正常化します。「コートｆⓇヘパメディHD」はかゆみを伴う頭皮の乾燥に、「コートｆⓇヘパメディ」は水仕事による手荒れに、それぞれ効果を発揮します。

抗炎症作用のあるステロイド外用剤である「フルコートⓇｆ」「コートｆⓇ」シリーズに、今回新たに、保湿成分のヘパリン類似物質を配合した「コートｆⓇヘパメディ」シリーズを加えることで、皮膚トラブルに対して、より細やかに応えられるようになります。田辺三菱製薬のOTC医薬品・皮膚治療薬シリーズは、これからも医療視点で一人ひとりの肌に向き合い、年齢や症状に合った皮膚治療薬を提供していきます。

皮膚の乾燥やかゆみの経験について

皮膚の乾燥やかゆみの経験についての調査※によると、直近1年以内に経験した症状で、手荒れ・手指の乾燥やカサカサ肌の症状が39.1%と多く、その原因として水仕事を挙げる方が最多でした。また、頭皮のかゆみや乾燥、フケ、炎症・赤み（湿疹）など、いずれかの頭皮症状を抱える方は26%で、頭皮のかゆみや乾燥の悩みが上位を占めました。

乾燥肌の病態とヘパリン類似物質のはたらき　

ヘパリン類似物質を配合した「コートｆⓇヘパメディHD」と「コートｆⓇヘパメディ」は、乾燥肌の症状を、保湿することで治します。

乾燥肌の病態

季節的な空気の乾燥、加齢による皮脂分泌の低下、洗いすぎやアルコール消毒により皮膚は乾燥しバリア機能が低下します。放置すると、皮膚の防御反応によりかゆみの知覚神経繊維が表皮に入り込み、少しの刺激でもかゆみを感じる（過敏）ようになります。

ヘパリン類似物質のはたらき

親水性を持つヘパリン類似物質は水分子を引き寄せ保持する保水性に優れ、皮膚の奥まで浸透し保湿する効果があるため、乾燥による皮膚炎などに対して効果を発揮します。保湿効果のほか、血行促進、抗炎症効果をあわせ持っています。

「コートｆⓇヘパメディHD」製品概要　

「コートｆⓇヘパメディHD」の特長

1. 保湿成分ヘパリン類似物質がうるおいを与え、頭皮の状態を正常化します。

2. 鎮痒成分ジフェンヒドラミンがヒスタミンのはたらきをブロックし、頭皮のかゆみを抑えます。

3. 抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウムが頭皮の炎症を鎮めます。

4. 患部に直接塗布できるプッシュ式ボトルのため、手や髪を汚しにくく、朝の忙しい時間や外出先でも「かゆい」と感じたらすぐに使えます。

5.  無香料・無着色、ステロイドフリー、アルコールフリー。

「コートｆⓇヘパメディ」製品概要

「コートｆⓇヘパメディ」の特長

1. ヘパリン類似物質が肌の奥まで浸透して水分を抱き込み、皮膚を内側から保湿します。

2. 油性クリームが肌表面をカバーして水をはじき、外部の刺激から患部を守ります。

3. 血行促進作用により、肌の新陳代謝も促し、肌機能を正常な状態へと導きます。

4. 無香料・無着色、ステロイドフリー、アルコールフリー。