顔の多くの部位がシワができるとは思われていないことが明らかに

シワを気にしている男女の意識調査

株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのプレスリリース

 ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片桐崇行)は、顔のシワを気にしている全国の男女にアンケートを行いました(※1)。顔の中でシワができることが広く認識されているのはほうれい線、額、目尻の3カ所だけで、それ以外の部位はシワができる部位としてあまり認識されていないことが明らかとなりました。

※1 調査期間:2024年7月13日~8月11日


 顔の中でシワができる部位は15カ所に上る

 ポーラ化成工業は、シワができる原因についての研究やシワを改善する成分の開発を通して、幅広い年代の方の顔を数多く観察してきました。その過程で、顔の中でシワができる部位(シワ部位)を細かく分けると15カ所にも上ることが分かってきました。この中には、頬と口の間にできる「ほうれい線」や、目尻にできる「カラスの足跡」といったように、特別に名称がつくほど広く認識されているシワ部位もありますが、特に取り上げられないマイナーなシワ部位も多くあります。そこで、これらの部位が、シワができる部位としてどのくらい人々に認知されているかを調べるため、アンケート調査を行いました。

 シワを気にしている人でも、顔のシワができる部位の多くをシワができる部位として考えていない

 シワを気にしていると回答した全国の男性2,700名・女性2,649名(20~70代、各年代約450名)に調査を行いました。ポーラ化成工業のこれまでの研究においてシワが確認されている15カ所を示した顔のイラストと、部位ごとの名称を示し、シワができる部位として思い浮かぶ部位を全て選んでいただきました。

 その結果、半数以上の方に選ばれたのはほうれい線、額、目尻の3カ所にとどまりました。次いで多く選ばれたのは眉間で、3割以上の方に選ばれましたが、残り11カ所については選ばれた割合が3割に満たない結果となりました(図1、2)。また、男女別の結果では、どの部位も女性の方が選ばれた割合が高かったものの、女性でも半数以上の方に選ばれた部位は上記3カ所だけでした(補足資料1)。

 本調査により、シワができるにもかかわらず、そのように認識されていない部位が多いことが明らかになりました。これらの部位はシワができたことに気づきにくいため、お手入れを始めるのが遅くなることが考えられます。そのため、シワを効果的にケアするためにはピンポイントなケアだけでなく顔全体をケアすることも有効です。

 ポーラ化成工業はシワ改善研究のパイオニアとして、今後もシワについての研究や調査を進めてまいります。


【補足資料1】 顔の「シワができる部位」として認識されている部位の調査方法と男女別結果

                                        

 

  •  調査方法

<対象者>

事前アンケートにて「顔のシワを気にしている」と回答した、全国の20~70代の男女5,349名

(男性2,700名・女性2,649名、各年代約450名)

<アンケート>

インターネット上で、シワができることが確認されている15部位を示したイラストとそれらの部位の名称を提示し(図3)、「シワができる部位」と言われた時に思い浮かぶ部位を全て選んでいただきました。

 

 

  • 結果

 男性では、最も多くの人が選んだ部位は額、2番目がほうれい線、3番目が目尻でした。一方、女性では、ほうれい線、目尻、額の順となりました。半数以上が選んだ部位は男性では上位2カ所、女性では上位3カ所だけでした。また、全部位に共通して、選ぶ割合が高かったのは女性でした(図4)。

 

 今回の調査により、大きく目立つシワができやすいほうれい線・額・目尻は、多くの方にシワができる部位として認識されている一方、それ以外の部位はシワができる部位としてあまり認識されていないことが確認されました。このことは、シワを気にしていてケアをしたいと考えている方であっても、これらの部位のケアが不十分になってしまう可能性を示唆しています。

【補足資料2】 ポーラ化成工業による、シワに関するこれまでの意識調査

 ポーラ化成工業では、これまでにもシワに関するさまざまな意識調査を行ってきました。

詳細は下記のプレスリリースをご覧ください。

①    全国の成人男女におけるシワや小ジワを気にしている人の割合

「男性のシワへの意識が明らかに」(2021年12月16日発行)

 

②    シワを気にしている人が他にどのような肌状態を気にしているのか

 「シワを気にしている方はシミ・たるみ・ハリのなさも気にしている傾向」(2022年5月31日発行)

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