HIROTSU×ハノイ医科大学×ベトナム国内最大手 THグループ「N-NOSE」によるがんスクリーニングの共同研究のMOUを締結

「N-NOSE」東南アジア進出の本格的な一歩

株式会社HIROTSUバイオサイエンスのプレスリリース

2024年9月26日、株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表者:広津崇亮、以下「当社」)は、ハノイ医科大学並びにベトナム国内最大級の乳業メーカーTHグループと、「N-NOSE」を用いたがんスクリーニングの共同研究に関するMOUを締結しました。

 

2024年9月26日、ベトナム ハノイで行われた署名式には、今回の臨床研究に携わるTHグループ戦略委員会の会長(Chairwoman of TH Group’s Strategic Council)であるMadam Thai Huong、ハノイ医科大学学長(Rector of Hanoi Medical University)のほか、ベトナム健康省(Ministry of Health)の副大臣や政府高官が出席し、ベトナム国内の多数のメディアで報道されました。今後、ハノイ医科大学で実施されるN-NOSEを用いた2つの臨床研究が始まります。

 

この研究プロジェクトでは、500サンプルを対象としたN-NOSE一次スクリーニングと、200サンプルを用いたN-NOSEプラス肝臓検査を実施することになりました。この取り組みは、ベトナム健康省からの全面的な支援を受けており、現在、倫理委員会の承認を待ちながら、研究開始に向けた準備を進めています。今回のMOU締結により、ベトナムにおけるがんの早期発見に大きな影響を与えることが期待されています。

 

当社は今後もがんの早期発見できる世界を目指し、引き続き研究開発に注力するとともに、お客さまや医療関係者の皆さまをはじめとする全てのステークホルダーに対して継続的な情報発信を行ってまいります。

■HIROTSUバイオサイエンスについて

生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。2016年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSEが実用化されました。人生100年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われています。こうした社会的課題の解決に、人工機器を凌駕する線虫の優れた嗅覚の力を活用した世界初の画期的な技術をもって貢献いたします。

会社名       株式会社HIROTSUバイオサイエンス

所在地       東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート

代表者名      代表取締役 広津崇亮

設立年月      2016年8月

主な事業内容    線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売

コーポレートサイト   https://hbio.jp/ 

■「N-NOSE」について 

嗅覚の優れた線虫C. elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がん検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんリスクを調べることが可能です。   

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/

  

■「N-NOSE plus」について   

N-NOSEの次世代型 “がん種特定検査”。線虫C. elegansに遺伝子操作を加えて作製した、特定のがん種の匂いにのみ特異的な反応を示す “特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、特定のがん種とその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法でがん種ごとのリスクを判定することが可能です。現在すい臓がん、肝臓がんに対応しています。

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/

  

■「N-NOSE あにまる」について 

N-NOSEの技術を応用し開発された愛犬用がん検査「N-NOSE わんちゃん」と愛猫用がん検査「N-NOSE ねこちゃん」。これまで自覚症状を訴えることができない犬猫が手軽に受けられるがん検査はありませんでしたが、当検査は人間同様、尿を提出するだけという簡単な方法で複数のがんのリスクを調べることができます。2023年にサービス提供を開始しました。 

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/animal/

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