エムティーアイ、経済産業省「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」における大阪・関西万博への出展に向けた実証ユースケース「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル!」の概要を発表

~PHRを通じて“自然と健康になれる社会”の実現を目指す~

株式会社エムティーアイのプレスリリース

◆「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル!」の概要

 当社が提供する『CARADA』は、歩数や体重、睡眠時間、血圧、日々の食事の記録など、カラダに関するバイタルデータをスマートフォンで一括管理できる健康管理アプリです。また、『CARADA健診サポート』は、本サービスに対応する健診機関で受診した人がいつでもどこでもスマートフォンで健康診断結果を確認することができる、生活者と健診機関をつなぐ健診の総合サポートアプリです。

 この度、『CARADA』と『CARADA健診サポート』のPHRと、大阪府が提供する府民の健康をサポートするアプリ『アスマイル』のPHRを今回の事業のために開発された情報連携基盤「PHR CYCLE」に接続し、リアルワールドゲームス株式会社が提供する、3D地図基盤を活用した鉄道系位置情報ゲーム『TRAIN & TRAIN』と連携することにより、ユースケース「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル!」の実証に取り組みます。

 本ユースケースは、PHRを情報連携基盤に接続する仕組みの構築とともに、PHRと3D地図を組み合わせ、ゲーム要素を用いて個別に目的地や目標歩数の提案、健康雑学の提供を行うことで、利用者の外出・歩行のモチベーションアップと維持を目指します。

【ユースケース内容】

・各アプリに蓄積された実証参加者のPHRを活用し、健康状態の特徴に合わせて「メタボ予備群」などいくつかの健康リスクに分類。

・分類された健康リスクをもとに、『TRAIN & TRAIN』内に目的地や目標歩数など健康行動をレコメンドし、利用者の運動増進を図る。

※『CARADA健診サポート』、『アスマイル』のPHRの活用は、実証参加者の同意を得て利用します。

◆「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」について

 本事業は、実証後の2025 年4 月から開催される「いのち輝く未来社会」をテーマにした大阪・関西万博を通じて、事業者・国民がともに開かれた環境で多様なPHRとサービスがつながり、新たな商品やサービスを生み出す事業者、それを安心して利用する国民の、より豊かな生活・体験が広がる未来への礎を築き、PHRによる“自然と健康になれる社会”の実現を目指しています。

 本事業期間には、運動、睡眠、食事などの各テーマにおいて、PHR事業者及びサービス事業者の協調のもと、情報連携基盤「PHR CYCLE」を介し、サービス事業者1社に対し複数のPHR事業者のPHRが提供されることで、これまでにないユースケースを創出するとともに、PHRサービスを提供する仕組みを実証的に実現します。

 PHR事業者とサービス事業者のマッチングを経て今回創出された10件のユースケースは、今後PHR事業者とサービス事業者により情報連携基盤「PHR CYCLE」との接続を行います。2025年4月以降には、創出されたユースケースを大阪・関西万博での国民の体験機会を設ける予定であり、PHRサービス利用者の拡大を目指して順次社会実装を進めてまいります。

 本事業の詳細は公募サイト<URL:https://phr-expo-data-utilization.meti.go.jp/ >をご覧ください。

※CARADAは、株式会社エムティーアイの商標または登録商標です。

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