おすすめヘアオイル

ヘアオイルは髪をまとめ、ツヤを出したり、ダメージから髪を守ったりする目的で使われます。また100%オーガニック系の植物系オイルは顔にも全身にも使えるので便利です。ここではヘアオイルの種類や選び方を説明していきます。特に注目のアルガンオイルについて詳しく紹介します。

ヘアオイルの効果

ヘアオイルは髪に水分と油分を与えます。毛髪内部に栄養やうるおいを与えるだけでなく、髪を紫外線やヘアドライヤーの熱から保護したり、水分を逃さないようにしたりします。

また植物性のヘアオイルの中には、モロッコ産アルガンオイルのように髪の毛だけでなく顔や手足にも使える万能タイプのものもあります。

ヘアオイルは正しい使い方を

ヘアオイルを使用する前にはまず髪の毛をきれいにとかしましょう。

使用量の目安

ショートからボブ:1~2滴

ミディアム:2~3滴

ロングヘア::3~4滴

使い方のステップ

4つの段階で説明していきます。

【1】タオルドライ

髪の毛がびっしょり濡れているとオイルが付着しにくくなるため、しっかりと水分を拭き取ります。

【2】毛先から頭皮に向けて馴染ませる

髪の毛の傷みが目立つ部分は毛先が主です。そのため基本的に毛先からつけて徐々に延ばしていくことが大事です。

【3】粗めの櫛でとかす

ドライヤーで乾かす前に目の粗い櫛で毛先から髪の毛の中間点くらいまで、髪の毛をとかしていきます。

【4】ドライヤーで乾かす

ドライヤーで乾かすときは髪の内側の根元から乾かします。その後トップ、前髪、表面の髪の毛を順に乾かします。

おすすめはアルガンオイル入りヘアオイル

アルガンオイルはモロッコ産アルガンの木の種子から採れます。

アルガニアスピノサ核油はオリーブオイルの約3〜6倍ものビタミンEを含むといわれています。リノール酸には日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐリノール酸も多く含んでいます。酸化もしにくく、髪によくなじみます。

アルガンオイルは体にも使える

顔や体の保湿やダメージ髪の修復などが期待できる万能な商品が多く、海外でも非常に人気があります。くく、滑らかでなじみのよいテクスチャであるのも魅力のひとつです。

海外ではホテルのアメニティにも採用

海外スパでも使用されているアルガンオイル。カジノ目的で訪れたマカオで有名なスパ・アット・マンダリン・オリエンタルのアメニティの中にオーガニックのアルガンオイルを見かけました。それは全身、顔、髪に使えるものでした。多少の手違いでマッサージまで待つことになりましたが、その間にアルガンオイルを髪に塗り込み、その夜のカジノデビューに備えてオンラインでSalon Prive Baccaratを練習。20分髪に付けたら髪がすっかりしっとりに!

アルガンヘアオイルの選び方

アルガンヘアオイルを選ぶ際に注意したい点を解説していきます。

髪の保湿を重視なら

とろみが少ない手触りの商品は髪の保湿力が高いです。サラッとした軽めの手触りは使いやすい感じがするでしょう。但しあまりにもとろみが少ない場合は油分を保つ力も保湿力も逆に低いことがあります。

とろみが強いと油分を保つ

とろみがある場合は油分をキープする力が高いです。高めのブランドではサラサラ感があり、且つ油分キープ力も高めの商品を提供していることが多いです。価格が気にならない方は考慮するといいでしょう。

容器の重要性

オイルは種類によって抽出方法が異なります。それにより酸化リスク度が全く異なります。また容器によっても酸化しやすさも影響を受けます。容器の素材は意外にも考慮すべき点なのです。いくら酸化しにくいオイルであっても、容器がオイルを酸化しやすくすることもあります。オイルはプラスチックとの相性が良くありません。
またプラスチック容器の種類によってはオイルに素材成分が溶けだすこともあります。プラスチック容器に入れているとBPAという化学物質が溶け出てしまう可能性があります。現在ではBPAフリーのプラスチック容器もあります。

おすすめの容器は遮光性が高く、オイルの変質度が低い、茶色か青色のガラス製容器です。オイルは熱や空気だけでなく、光によっても酸化が進みます。

購入後も安心してオイルを使い続けるためには容器の遮光性と素材をチェックしましょう。

おすすめは低酸化リスクの低温圧搾法使用オイル

オイルの抽出方法には低温圧搾法と高温圧搾法があります。オイルは熱や空気、光によって酸化するため、酸化リスクを最低限に抑えられる低温圧搾法での抽出が最も優れています。

この方法では不必要な熱を加えず、圧力によってオイルを抽出します。そのため熱に弱いオイル中の美容成分も保ったまま抽出できますが、高温圧搾法では全体の60割以上の抽出できるのに比べ、低温圧搾法では30%程度しか抽出できないためコスト高になります。

対する高温圧搾法は熱を加えてオイルを抽出する方法です。そのため熱に弱い含有美容成分は失ってしまいます。

アルガンオイルは他のオイルに比べて酸化度が低いです。しかし価格は高くなってしまいますが、酸化リスクが低く、より多くの美容成分が含まれている「低温圧搾法」で抽出されたオイルを選ぶことをお薦めします。

精製されたオイルがベスト?肌質で選ぶ

オイルには抽出後「精製」工程があります。この段階で「未精製のオイル」と「精製オイル」に分かれます。

精製されたオイルは含有脂質成分の純度が高まるものの、ビタミンEなどの成分は減少します。そのため未精製オイルと精製オイルでは性質に差があります。効果にも差があり、肌質によっては合う、合わないがあるので、しっかりと違いを把握して自分に合った方を選ぶ必要があります。

未精製オイル

エイジングケアを重視した方、普通肌の方ならビタミンEが多く含まれる未精製型がぴったりです。未精製アルガンオイルには多くのビタミンEが含まれています。

但し、未精製のためオイル中に不純物が残るリスクは高いです。肌の免疫が異物と判断してしまい、アレルギー反応を起こす可能性がある敏感肌の方には不向きでしょう。化粧品を試してかゆみや赤みが出た経験のある方は避けた方が無難です。先にパッチテストをしてみるのも手です。健常肌タイプの方は問題なく使用できるはずです。

精製オイル

精製オイルにはビタミンEなどの美容成分がほとんど含まれませんが、保湿を目的としてオイルを使用する方や敏感肌の方は、不純物が含まれない精製オイルを選びましょう。保湿目的でオイルを使用する人にはおすすめです。

また精製オイルは変質しにくく、不純物含有リスクも低いため、敏感肌の方には大歓迎のオイルです。また多くのオイルは精製工程で脱臭もされている商品が多く、オイル独特の香りが気になる方にも適しています。

オーガニック重視なら認証を確認

オーガニックのアルガンオイルは価格が高めです。しかし中にはそのオーガニックのうたい文句が本当でないこともあります。そのため、アルガンオイルがオーガニックと表示されている場合には、それを証明するオーガニック認証を取得しているかどうか確認すると良いでしょう。

ただ、オーガニック認証には世界共通での基準がありません。各機関によって認証の基準も異なります。商品に「最低でもこれ以上の基準」と希望する認証マークが表示されているかどうかを確認するといいでしょう。

主要機関のオーガニック認証条件

  1. ECOCERT(エコサート):製品の95%以上が天然由来原料であること。植物原料の95%以上がオーガニックである(ORGANIC基準)。製品の95%以上が天然由来原料。植物原料の50%以上がオーガニックである(NATURAL基準)。
  2. COSMEBIO(コスメビオ):全成分の95%以上がオーガニック成分であること。製品の10%以上がオーガニック成分。
  3. USDA(ユーエスディーエー):製品の95%以上の原料が有機。
  4. EU(イーユー):出来上がった有機農産物がEUの有機農業規則を遵守。

また、他にも「COSMOS(コスモス)基準」という認証基準もあります。こちらはECOCERT、COSMEBIO、Soil Association、ICEA、BDIHという5つの認証機関が集合して統一基準として創出されたものです。

商品の中には前述の認証とCOSMOSの両方を取得している商品もあり、その場合商品にどちらも表示されています。

少し紛らわしいのが、オーガニック認証は原料に対して取得している場合と製品に対して取得している場合があることです。その詳細については各製品ごとに確認する必要があります。

まとめ

ヘアオイルについて、特にアルガンヘアオイルに注目して選び方や使用方法、注意点などを解説してきました。商品を選ぶ際にここでの情報を活用し、自分に合った商品を手に入れてください。

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