約9割が、社内に悩みを相談できる制度や窓口があれば、社員に利用を勧めたいと回答
ポルムス株式会社のプレスリリース
ポルムス株式会社(所在地:仙台市青葉区、代表者:山田 紗季穂)は、従業員数500名以下の企業に勤める管理職を対象に「管理職の負担」に関する調査 を実施しました。
企業の管理職は、部下の指導や業務の効率化、社内調整などさまざまな業務に追われていますが、社員からの相談事や部下のマネジメントは特に頭を悩ませる業務ではないでしょうか。『yoridocoro(よりどころ)for Team』(https://yoridocoro.link/team/)を行うポルムス株式会社は、従業員数500名以下の企業に勤める管理職を対象に「管理職の負担」に関する調査を実施しました。
調査概要:「管理職の負担」に関する調査
【調査期間】2024年9月19日(木) ~ 2024年9月20日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,015人
【調査対象】調査回答時に従業員数500名以下の企業に勤める管理職と回答したモニター
【調査元】ポルムス株式会社(https://yoridocoro.link/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
管理職として時間や手間をかけていること「業務の効率化」が最多
はじめに、業務で時間や手をかけていることについてうかがいました。
「業務で特に時間や手をかけていることは何ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、『業務の効率化(42.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『チーム・部門の運営(38.5%)』『チームや部下のメンタルケア(28.0%)』という結果になりました。
4割以上の方が業務の効率化に時間や手をかけていることが明らかになりました。
また、チームや部門の運営、さらにはチームや部下のメンタルケアにも多くの時間を費やしていることが示されました。
そこで、「チームや部下のメンタルケア」や「部下のキャリア相談」に時間や手をかけていると回答した方に、それらに取り組む目的についてうかがいました。
『部下のパフォーマンスの向上(34.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『チームや会社の生産性向上(20.6%)』『職場環境の改善を図る(17.4%)』となりました。
3割以上の方が「部下のパフォーマンスの向上」と回答し、そのほかの上位の回答からも、管理職は部下に対して仕事の成果や業務に関連する部分に重きを置いている様子がうかがえます。
管理職の8割以上が苦手だと感じる業務があると回答!その内容とは?
管理職の方が特に時間を要している業務が明らかになりましたが、取り組みづらさを感じるような苦手業務はどのようなものなのでしょうか。
「苦手だと感じる業務はありますか?」と質問したところ、8割以上の方が『ある(80.1%)』『ない(19.9%)』という回答結果になりました。
8割以上の方が何らかの苦手な業務を抱えていることが明らかとなりました。
では、具体的にどのような業務が苦手だと感じているのでしょうか。
苦手だと感じる業務が「ある」と回答した方へ、「それは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『部下とのコミュニケーション(29.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『部下のマネジメント(28.3%)』、『上司や経営層とのやりとり(24.9%)』と回答しました。
「部下とのコミュニケーション」「部下のマネジメント」に多く回答が寄せられていることから、部下との関係構築に苦戦している管理職の方が多いようです。
約7割が悩み相談を負担と感じると回答、何に最も負担を感じている?
社内でのコミュニケーションや部下のマネジメント、上司とのやり取りといったコミュニケーション周りに苦手意識を感じている方が多いことが明らかとなりましたが、そのような状況で管理職の方が悩みを相談される機会はどの程度あるのでしょうか。
「社員から悩みを相談される機会はありますか?」と質問したところ、『とてもある(16.8%)』『ややある(52.3%)』『あまりない(25.4%)』『全くない(5.5%)』という回答結果になりました。
「とてもある」と「ある」と回答した方を合わせると、約7割の方が社員から悩み相談をされる機会があるようです。
続いて社員から悩みを相談される機会が「とてもある」「ややある」「あまりない」と回答した方に「社員から悩みを相談されたとき、どのくらい負担を感じますか?」と質問したところ、『とても負担を感じる(15.0%)』『やや負担を感じる(48.0%)』『あまり負担を感じない(32.9%)』『全く負担を感じない(4.1%)』という回答結果になりました。
社員から相談される機会は多いものの、『とても負担を感じる(15.0%)』『やや負担を感じる(48.0%)』を合わせた6割以上の方が悩み相談を負担だと感じていることが示されました。
では、具体的にどのような点に負担を感じているのでしょうか。
社員から悩みを相談される機会が「とてもある」「ややある」「あまりない」と回答した方へ「一度の相談に対して、どのくらい時間を割いていますか?」と質問したところ、以下のような回答となりました。
『15分未満(15.8%)』
『15分~30分未満(44.4%)』
『30分~45分未満(23.8%)』
『45分~1時間未満(9.1%)』
『1時間以上(3.7%)』
『ほとんど時間を割いていない・別部署などに任している(3.2%)』
「15分〜30分未満」「30分〜45分未満」を合わせると約7割の方が一度の相談に30分程度の時間を割り当ててることが判明しました。
一度の相談時間はそこまで長くはないようですが、日々の業務の中で突発的に時間を取る上では負担となるケースもありそうです。
さらに、社員から悩みを相談されたときに、「とても負担を感じる」「やや負担を感じる」と回答した方に「どのような点に負担を感じますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『適切なアドバイスをすること(44.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『部下の感情を受け止めること(32.8%)』『プライバシーを守りつつ問題を解決すること(32.1%)』『問題の解決策が見つからないこと(29.1%)』となりました。
4割以上の方が、「適切なアドバイスをすること」を負担だと感じているようです。
悩み相談においては正解のないことも多く、どんなアドバイスをすればいいのか悩む方も多いのかもしれません。
向き合うことは精神的なプレッシャーが伴い、対応の難しさがうかがえます。
最後に「社内に悩みを相談できる制度や窓口があったら、社員に利用を勧めたいですか?」と質問したところ、『とても勧めたい(32.0%)』『やや勧めたい(54.1%)』『あまり勧めたくない(13.4%)』『全く勧めたくない(0.5%)』という回答結果になりました。
「とても勧めたい」「やや勧めたい」と回答した方を合わせると、約9割の方が部下に対して相談窓口の利用を勧めたいと考えているようです。
まとめ:管理職も社員も安心して働くために求められる相談窓口の活用
今回の調査で、管理職の業務負担や業務の1つとなる社員マネジメントに関する悩みが明らかになりました。
管理職の4割以上が業務効率化に注力している一方、チーム運営や部下のメンタルケアにも多くの時間を割いていることが明らかになりました。
これらの業務に時間をかける主な目的は、部下やチームのパフォーマンス向上、生産性の向上であり、管理職の方は自身の業務だけでなく、組織全体の成果を上げるためのサポートに尽力していることが示されました。
一方で、8割以上の方が苦手な業務があると回答しており、その内容として「部下や上司とのコミュニケーション」や「マネジメント業務」といった社内における対人関係に、苦手意識を持つ管理職が多いことが明らかとなっています。
しかし社員から悩み相談をされるかうかがったところ、約7割の管理職が社員からの悩み相談を受ける機会があることが明らかとなり、さらに悩みの相談を受ける管理職の約6割が、その対応に負担を感じていることも示されました。
具体的にどのような点を負担に感じるのかについては、「適切なアドバイスをすること」「部下の感情を受け止めること」「プライバシーを守りつつ問題を解決すること」「問題の解決策が見つからないこと」といった、管理職が常に的確な指導や解決策を求められるプレッシャーを感じていたり、常に解決策を提示しなければならないといった求められる役割に悩んでいることが明らかになりました。
このような結果を踏まえ、約9割の方が社員に対して相談窓口の利用を勧めたいと考えていることが示されました。
社員の悩みに対して専門家のサポートを受けられるように体制を整えることは、管理職の負担を減らしながら、より健全で生産的な職場環境の形成につながるのではないでしょうか。
社員の悩み相談の窓口として!福利厚生としての利用も可能なオンラインカウンセリング「よりどころ for Team」が新たに開始
今回、「管理職の負担」に関する調査を実施したポルムス株式会社は、法人向けオンラインカウンセリングサービス『yoridocoro(よりどころ)for Team』(https://yoridocoro.link/team/)を運用しています。
企業におけるメンタルヘルスケアの重要性が増す中、『yoridocoro(よりどころ)for Team』は企業の従業員が心身ともに健康に働ける環境をサポートします。
従業員が活き活きと働くことで、離職率の低下や業務効率の向上を実現します。
■経営者様、人事に関わる管理職の方のこんなお悩みに対応しています
・従業員の離職防止と採用促進を進めたい
・従業員のウェルビーイングを実現したい
・従業員の会社への満足度を上げたい
・社員のメンタルヘルスに取り組みたい
・従業員からも会社への意見を吸い上げ経営に活かしたい
・人事や管理職のマネジメントにおける負担を軽減したい
■『yoridocoro(よりどころ)for Team』の特徴
POINT.01 従業員のこころの健康状態を改善
POINT.02 社内の一体感も増進
POINT.03 企業への忠誠心や満足度が向上
カウンセリングによって、従業員様のこころの健康状態を改善します。メンタルヘルスが良好な従業員様は仕事に対するエンゲージメントが高まり、社内の一体感も増進。さらにメンタルヘルスアンケートも提供することで、従業員様は企業が自分たちの健康と幸福を重視している、考えていると感じ、が見込まれます。
■『yoridocoro(よりどころ)for Team』が選ばれる4つの理由
理由1 専門的で厳選されたカウンセラーが対応
個人にあったカウンセラーやコーチを選ぶことができます。
臨床心理士や公認心理師など、心理系の資格を持ったカウンセラーはもちろん、会社のことや育児や恋愛、介護など多岐に渡る様々な悩みに対応できるよう様々な資格を持ったカウンセラーが現在約100名在籍しています。
カウンセリングだけでなくコーチングにも対応していますので、幅広い用途でご利用いただけます。
理由2 従業員のストレス状態が分かるメンタルヘルスアンケート搭載
弊社独自開発のメンタルヘルスアンケートを通して従業員のストレス状態が把握できます。結果をもとに、社内で今後の経営方針や組織づくりを検討することで、人が辞めない組織づくりをサポート。
また、弊社がアンケート結果をもとにカウンセリングの効果と従業員の状況についてフィードバックも行います。
理由3 1時間前まで予約OK。24時間365日対応
システムは24時間365日稼働しています。
会社の業務中でのご利用はもちろん、こころの不調が出やすい夜間にもご利用いただけます。
また、予約は1時間前まで受付しているので、「今受けたい!」という従業員のニーズにも応えられます。
理由4 場所や時間を選ばないオンラインで対応
対面でないため、移動の時間的コストがかからないことはもちろん場所を気にせずいつでもカウンセリングを受けていただくことが可能です。
また、海外赴任している従業員様にもオンライン環境さえあればいつでもカウンセリングを受けていただくことができます。
■料金
カウンセリング1回 3,000円~
■ポルムス株式会社:https://polms.co.jp/
■法人向けオンラインカウンセリングサービス『yoridocoro(よりどころ)for Team』:https://yoridocoro.link/team/
■お問い合わせURL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdWGO7h21PjANYcsXYSKVokJ2FzWZ9kyQk0R59oOkl3zijnCw/viewform
■お問い合わせTEL:022-380-8046(受付時間:月~金曜日(祝日を除く)/10:00~17 :00)