おなかにやさしいレシピ(低脂質、低FODMAP等)サイト「グッテレシピ」がリニューアルオープン

株式会社グッテのプレスリリース

グッテレシピhttps://goodtecommunity.com/

■特徴

・患者さんが作成し、管理栄養士が監修!
・患者さんのレシピが450以上(低脂質レシピ300以上、低FODMAPレシピ100以上)!
・食材や栄養、調理のコツ、食事療法など様々なテーマで栄養の専門家が執筆したコラムを毎週配信!

【リニューアルのポイント】

①複数条件を掛け合わせたレシピ検索ができるようになりました

以下の体調、種類、栄養、食事療法から組み合わせて探したいレシピを素早く検索できます。

②お気に入り登録機能が追加されました

これまで、気に入ったレシピがあっても、毎回アクセスしなければならない問題がありましたが、お気に入り登録ができるようになりました。お気に入りボタンを押すとログイン画面が表示されますので、新規ユーザー登録よりご登録をお願いします。

③レシピ詳細ページがより見やすくなりました

栄養価、調理時間、体調カテゴリー、タグが一目で分かります。
体調に合わせたポイントが一目で分かるように表示。体調に合わせたアレンジ方法も紹介しています。
レシピを提供いただいた患者さまのレシピに対する思いや工夫、また管理栄養士観点のコメントを添えたレシピページになっています。

今回のリニューアルにより、探したいレシピを見つけられるようになり、おなかに不安を抱える方の食生活の一助になることを願っています。

参考資料

1.低FODMAP食とは

 低FODMAP食は消化器症状に影響を与えやすい糖鎖の短い炭水化物FODMAPを取り除いた食事です。FODMAPは、Fermentable(発酵性の)、Oligosaccharides(オリゴ糖(フルクタン、ガラクトオリゴ糖))、Disaccharides(二糖類(ラクトース))、Monosaccharides(単糖類(フルクトース))And Polyols(ポリオール(ソルビトール、マンニトール、イソマルト、キシリトール、グリセロール))の総称です。おなかが敏感な方の中には、健康な方と比べ、これらのFODMAPの一部を小腸で吸収することができず、残存したFODMAPが水分を吸い上げて下痢の原因になることや、FODMAPが大腸に移行し腸内細菌に過剰に発酵されガスが発生し、腹痛などの原因になることがあります。低FODMAP食はこれまでさまざまな大規模な研究が行われており、海外では広く普及しています。詳細は以下のリンクをご確認ください。

 一方で、低FODMAP食は、その複雑さから実践することが難しい食事とも言われています。そこで海外では低FODMAP食の規格に適合した低FODMAP商品の開発・販売が活発に行われており、一部の商品はスーパー等でも販売されています。

低FODMAP食と気をつけるポイント-過敏性腸症候群(IBS)や潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)に対する食事療法

URL:https://learn.goodtecommunity.com/special_list/02/

2. 株式会社グッテ、Gコミュニティについて

 米国ミシガン大学留学中に出会った宮﨑拓郎(米国管理栄養士・公衆衛生学修士)、鈴木紀之(経営学修士)らが2018年9月に創業した会社です。2019年7月にIBD患者オンラインコミュニティ「Gコミュニティ」を開始しました。Gコミュニティは、IBD患者さんとその家族らを対象とした医療の専門家(医療従事者・研究者)と患者さんが一緒に作るクローズドオンラインコミュニティです。2019年7月にサービスを開始し登録者は3000名を超えています。また2022年11月にはIBD患者さんのレシピを集めた「グッテレシピ」をオープンし、2023年12月にはリッチな味わいなのにおなかにやさしいノンフライスナック「やさしいひとくち」の販売を開始しました。

株式会社グッテ コーポレートサイト   :https://goodte.jp/

Gコミュニティ            :https://gcarecommunity.com/

グッテレシピ             :https://goodtecommunity.com/

やさしいひとくち公式オンラインショップ:https://shop.goodtecommunity.com/

3. 炎症性腸疾患について

炎症性腸疾患は、腸管の粘膜に潰瘍ができる炎症性の疾患です。症状は、腹痛や下痢、下血などで、多くの場合は症状が軽快する「寛解」と悪化する「再燃」を繰り返し、QOL(生活の質)を低下させます。本疾患は、発症メカニズムが未だ解明されておらず、厚生労働大臣により「指定難病」に指定されています。 国内患者数は、潰瘍性大腸炎が約22万人、クローン病が約7万人で、近年、増加する傾向にあります1)。

厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班による

「潰瘍性大腸炎の皆さんへ 知っておきたい治療に必要な基礎知識」(2020年3月改訂)、

「クローン病の皆さんへ 知っておきたい治療に必要な基礎知識」(2020年3月改訂)

4.過敏性腸症候群について

過敏性腸症候群は下痢や便秘などの排便に伴う腹痛が持続する病気で発症メカニズムは解明されていません。症状は、腹痛や下痢などで、移動や学業、仕事などの日常生活や結婚などのライフイベントにも影響を与える、QOL(生活の質)低下に繋がる病気です。推定患者数は、全人口の10%程度といわれており、およそ10人に1人が罹患していると考えられています2)。

日本消化器病学会ガイドライン https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html

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