[イベント事後レポート] 毎日の食と暮らしから、持続可能な社会の在り方を提案するイベントを開催

Plantful Inspirations 2024:11月17日に代官山のForestgate Daikanyama TENOHA棟CIRTY CAFEで実施

Plantful Journeyのプレスリリース

午前中のプラントベース料理ワークショップの様子

2024年11月17日(日)、人々のウェルネスと持続可能な地球環境づくりのために、プラントベースの食習慣を日本に広める活動を行う、イタリア在住のヴェルヌ華子の来日に合わせて、環境活動家である深本南氏を招いたイベント「Plantful Inspirations 2024」を代官山のForestgate Daikanyama TENOHA棟CIRTY CAFEにて開催いたしました。テーマは-Greening Your Life-プラントフルな暮らしのはじまり-植物性の食材を軸にした食事を美味しく食べながら、身体にも地球にもポジティブな循環を生み出すライフスタイルを、トークセッション、ワークショップ、マルシェの3つのコンテンツを通して体験いただきました。トークセッション、ワークショップ参加者はのべ219名、屋内外で展開されたマルシェブースはのべ560名ものお客様にお買い物いただき、終日会場が賑わいました。

Plantful Inspirations オフィシャルムービー

代官山にプラントフルなマルシェが出現!

マルシェでは、前日に生産者さんの農園に運営チームが自ら足を運び収穫してきた有機栽培の新鮮なお野菜を始め、規格外野菜を活用した野菜ソース「ベジバーニャ」を展開するFARM CANNINGや、種と糖だけで作る新感覚のお菓子のブランド京都のSHUKAなど、厳選されたプラントベースのブランドが集結。 お天気にも恵まれ、11時のOPENから1日中、たくさんの人で賑わっていました。OPENからわずか1時間で売り切れてしまった商品もありましたが、追加対応もしていただき混乱などはありませんでした。サンドイッチや焼き菓子などをテラス席で召し上がっている方も多く見受けられました。

プラントベースの魅力を体感する料理ワークショップ

2回開催したワークショップは、各回とも事前予約のキャンセル待ちが出るほどの注目度の高さ。ワークショップで作ったお料理をお持ち帰りいただいたり、試食を通して食材の魅力やフードロスを減らす工夫をお伝えしました。

最初のワークショップでは、京都で有機野菜を販売している坂ノ途中の新鮮なお野菜を使って、3種類の野菜の瓶詰めを作りながら、旬の野菜を長く楽しむアイデアを共有しました。

もう一つのワークショップでは、パタゴニア プロビジョンズによる世界で初めてリジェネラティブ・オーガニック認証を取得したパスタを使って、Plantful Journey・ヴェルヌ華子が秋の美味しい一皿を提案しました。自然環境に配慮した食材の魅力を体験しながら、美味しくて簡単に作れるレシピを学びました。

多彩なゲストを招いたトークセッション

3回開催したトークショーも、各回とも事前予約のキャンセル待ちが出ました。当日は、館外まで立ち見のお客様が溢れるほどの賑わいでした。

Talk Session A「何を食べるか?が美と健康をつくる!私たちの腸内でおきていること」

持続可能な『健康美』についてKubire Salonオンラインコミュニティを運営する加治ひとみ(モデル・美腸プランナー)と、菌検査解析員 日本第一号の清水みのり(発酵蔵スタジオカフェTamahoko主幹)をお招きして、私たちが食べるものが身体にどう影響を与えているのか?楽しくプラントベースの食事をいただくことで起こる素晴らしい変化についてお話いただきました。

Talk Session B 「内面の美しさは外面で何を使うかが大きく影響する、これから求められるクリーンビューティー」

 日本を代表するクリーンビューティーブランドを経営する木本惠子(CONCIO / 株式会社MALOU代表)、三嘴香澄(klarm創設者)のおふたりをお招きして、なぜ今クリーンビューティーが求められるのか?そして、究極のシンプルな原料を選択することで、地球・動物・ひと、みんなにやさしい世界について学びました。

Talk Session C「日本の食問題をビジネスで解決する先駆者と語る、日本食材の魅力について」

フードロスや海藻などの日本食離れ、海洋資源の減少や森林の衰退など無縁なようでわたしたちの食卓に密接な関係にある日本食材の現状をビジネスで解決する先駆者である、近藤健史(SHUKA)、寺松千尋(シーベジタブル)、西村千恵(ファームキャニング)、古谷知華(日本草木研究所)の4名をお招きして、それぞれが扱う食材の社会課題と解決策、日本の生態系にあったプラントベースな食文化の素晴らしさについてお話しいただきました。

反響・評価

イベント終了後、参加者からはSNSやアンケートを通してたくさんの声が寄せられ、プラントベースのライフスタイルや持続可能な世界のあり方への関心の高さが感じられました。(一部抜粋)

「確実に意識は変わった気がします。食べ物だけでなく、生活全体にプラントベースを適用することの意義の大きさをとても感じています。(40 代 女性)」

「トークセッションを通じて腸内環境、化粧品について、日本の食の販売等について目から鱗のお話しが多く、地球環境への配慮の大切さに改めて気づきました。

(50 代 女性)」

「初めてプラントベースの料理体験をしました。正直、美味しくないと身体に良くても続かないしあまり自分には向かないかと思っていましたが、実際には美味しくいただけて目から鱗でした!これだったらぜひ続けてみたい…という気持ちです(40 代 女性)」

今後の展開

今回のイベントでは、料理ワークショップやトークセッション、そしてマルシェを通じて、より実践的で日常に溶け込むプラントベースの魅力をお伝えすることを目指しました。

Plantful Journeyは、プラントベースが単なる食の選択肢にとどまらず、健康や環境、そして持続可能な未来へと繋がるライフスタイルであることを信じています。来年以降も定期的にプラントベースのライフスタイルの魅力を発信し、体験を通して行動変容を喚起するイベントを企画予定です。


協賛

株式会社坂ノ途中、株式会社ジャスティス、株式会社ハイマウント、パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社、ファームキャニング合同会社、有限会社斗六屋、株式会社アントレックス、株式会社大泉工場、合同会社シーベジタブル、ツバメタオル株式会社、株式会社山伏(順不同)

プラントフルマルシェ出店ブランド

eleventh hour、ELEMINIST、Uhuru by icura、OPINEL、キッチンわたがらす、klarm、CONCIO、坂ノ途中、SHIINA organic、シーベジタブル、SHUKA/種菓、SHO Farm、ZEROWASTE LIVING、tamahoko、日本草木研究所、Patagonia Provisions、ファームキャニング、Plantful Journey(50音順)

Photo by Makiko Obuchi

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