株式会社ビズジーン、抗ウイルス・抗菌試験受託を拡充 - 大学発の技術でヘルスケア企業の製品開発の加速を支援

アクネ菌(にきび原因菌)、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Pg菌、歯周病原因菌)に対する製品の評価サービスを追加

株式会社ビズジーンのプレスリリース

「見える化」技術で人々の健康をサポートする株式会社ビズジーン(所在地:大阪府茨木市、代表取締役:開發 邦宏)は、大学で培った抗ウイルス試験技術を基盤に、企業向け抗ウイルス製品評価を提供してまいりました。この度、一般細菌、さらに歯周病原因菌(Pg菌)を対象とする抗菌試験受託サービスを新たに開始し、企業の製品開発や品質管理を加速するサポートを強化いたします。

■新サービス概要

これまで、インフルエンザウイルスやコロナウイルス、ノロウイルス代替ウイルスを対象に、抗ウイルス効果の評価を通じて製品の実用化を支援してきたビズジーンが、新たに抗菌試験にも対応します。

対象微生物は以下の通りです:

・一般細菌:黄色ブドウ球菌、大腸菌、アクネ菌、肺炎桿菌

・歯周病原因菌:ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Pg菌)

また、Pg菌の遺伝子を定量解析するサービスも開始し、企業の研究開発やリスク管理をより強力に支援します。

■Pg菌対策の重要性

Pg菌は口腔内トラブルだけでなく、全身疾患にも影響を及ぼすことが報告されており、オーラルケア製品や対策部材の開発が求められています。ビズジーンの新サービスは、Pg菌の正確な解析を通じて、企業が製品開発の加速や品質向上、さらにはリスクマネジメントに役立てることを目的としています。

■試験サービスの詳細

対象ウイルス:インフルエンザウイルス、季節性コロナウイルス、ネコカリシウイルス(ノロ代替ウイルス)、バクテリオファージ

対象細菌:黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿菌、アクネ菌、歯周病菌(Pg菌)

試験可能な形状:溶液、粉末、繊維、金属、プラスチックなど

(その他の形状もご相談可能)

■試験の実施・相談窓口

試験内容や形状に応じて納期や価格は変動いたします。詳細なご相談やお見積りについては、下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォームhttps://visgene.com/inquiry/

■株式会社ビズジーンについて 

株式会社ビズジーン(https://www.visgene.com )は大阪大学産業科学研究所での研究成果を実用化するため2018年4月に設立された大学発スタートアップ企業です。ミル・シル・カエルを理念とし、あらゆる遺伝子の情報を目的に応じて可視化(ミル)し、リスクやベネフィットをしること(シル)で、人々の生活をよりよく変える(カエル)ための技術とサービスを提供しています。また、歯周病や口臭のリスクを知ることで、多くの方が自分の口腔内の状態を理解し、健康で快適な生活を送っていただけることをサポートします。

会社概要

社名:株式会社ビズジーン

所在地:〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘8-1

大阪大学 産業科学研究所オープンイノベーション棟OI-104

代表取締役:開發 邦宏

会社HP:https://visgene.com/

参考資料

1. JIS L 1922:2016 繊維製品の抗ウイルス性試験方法
2. ISO21702:2019 Measurement of antiviral activity on plastics and other non-porous surfaces.
3. JIS L 1902:2015 繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果
4. JIS Z 2801 プラスチックなどの抗菌効果
5. JIS R 1706:2020 光触媒材料の抗ウイルス性試験方法

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。