ヘアブランドのロレアル パリ、実践女子大学にて女性のエンパワメントと人権問題に関する講義を実施。社会貢献活動ストリートハラスメントに立ち向かう「スタンドアップ」も提供

ビューティーを通して女性のエンパワメントを応援するロレアル パリと、実践女子大学が連携!特別講義により女子学生のエンパワメントを推進し、社会進出を支援

日本ロレアル株式会社のプレスリリース

社会貢献活動 3年目の取り組み

すべての女性が自らの価値を信じ、自信を持って輝く社会の実現を目指し、ロレアル パリと実践女子大学によるこの特別講義は、多様な美を称賛し、女性のエンパワメントを支援するというロレアル パリの理念と、開学以来「自立し、社会に貢献する人材の育成」に尽力してきた実践女子大学の教育理念が共鳴し、2022年に始まりました。

女子学生にエールを送るロレアル パリブランドヘッド奥田真理華
講義の様子

本年も3年目の取り組みとして、文学部英文学科の2年生(2024年度後期)を対象に、必修カリキュラム「実践キャリアプランニング」の一環として実施されました。合計60名の学生が受講し、ロレアル社およびロレアル パリによる女性のエンパワメントプログラムや活動紹介に加え、ブランドのCSR活動であるストリートハラスメント(公共の場におけるセクシャルハラスメント)意識啓発プログラム「スタンドアップ」のトレーニングが行われました。

全3回の講義では、「スタンドアップ」プログラムに加え、「女性のエンパワメントを後押しする企業やブランドの社会貢献活動の調査分析」という課題に取り組みました。学生たちは12のグループに分かれ、リサーチを行い、その成果をロレアル パリが評価しました。

ロレアル パリのブランドヘッドである奥田真理華は、2児の母としての経験を踏まえ、出産・育児とキャリアの両立について「女性だからという理由で、自分がやりたいことを諦めず、追求する道を模索して羽ばたいて行って欲しい」を力強いメッセージで学生にエールを送りました。さらに「多種多様な企業やブランドが女性の社会進出とキャリアをサポートする方針や活動を調べることで、自身の就職活動における企業選択の基準を見つけるきっかけになれば」と述べています。

担当の実践女子大学文学部国文学科教授、学長補佐社会連携推進室長、深澤晶久教授も、「企業やブランドの社会貢献活動が社会に与える影響を知ることで、学生が一消費者として商品やサービスを選ぶ新たな基準になれば嬉しい」と述べています。 

  

学生の皆さんからは「今回のプレゼンを通じて、色々な企業について改めて知ることができたし、今後もっと女性が活躍するにはどうしたらいいのかを改めて考える必要があるなと思いました。」「妊娠・出産は女性にしか経験できないイベントですので、女性の子育て支援に力を入れている企業が印象的でした。(中略)将来、私自身が育休の壁にぶつかる可能性もあり得るため、非常に興味深い内容でした。」「沢山の企業が、女性への支援をしていて今まで知らなかった事を知れてよかったです。」「自分も女性が生きやすい、活躍できる社会を作り上げるものに携わりたいと思いました。」など将来の自身のキャリアプランや、企業が取り組む活動への強い関心が伺えました。   

  

 ロレアル パリでは女性のエンパワメントと、スタンドアッププログラムを今後もより一層広めていきたいと考えており、教育機関や企業、団体、イベントなどと連携することで、さまざまな機会にスタンドアッププログラムを受けていただける機会を提供してまいります。 

  

スタンドアップについて 

ロレアル パリがNGO団体Right To Beと連携して開発した意識啓発のためのトレーニングプログラムで、5D*という効果実証済みメソッドを採用し、ストリートハラスメントを目撃または経験した際に安全に対処できるようなることを目指しています。日本では誰でもスマートフォンで受けられる10分間のオンライントレーニングとRight To Be専門のトレーニングを受け資格を有する専門トレーナーによる1時間の対面トレーニングを企業や教育機関、団体向けに無料で提供しています。   

 https://www.standup-international.com/jp/ja/training/landing  

  

<ストリートハラスメントと被害者への影響>  

ストリートハラスメントとは痴漢やナンパなどを含む公共の場における性的ハラスメント、路上や公共の場で面識のない相手から、性的な嫌がらせや付きまとい、声掛けなどをされることを示し、国際的に認識されているハラスメントの一つです。 ストリートハラスメントの行為は、想像以上に被害者にトラウマや恐怖を与えます。 被害者は自身の行動を制限し、特定の場所を避ける、外出をためらう、見た目を気にする、一人での外出など日常生活に不安を感じるようになります。精神的なダメージも大きく、自信を無くし、自尊心を低下させることが問題視されています。 

  

<5Dとは>  

ストリートハラスメントに立ち向かうためにRight To Beが考案した方法です。実際に被害を目撃または経験した際の安全な対処法で効果的に介入することができます。5Dsは、ストリートハラスメントの被害者と介入した人のどちらにも悪い結果にならないように考えられています。「D」で始まる5つの行動の中から、状況に合った選択できるアクションです。不安がある場合は直接的でない行動を選ぶなど、どのような場合も、自身の安全を守れる状況でのみ介入することが大切です。 

  

DISTRACT―気をそらす 

DELEGATE―誰かに頼む 

DOCUMENT―記録する 

DELAY―後で行動する 

DIRECT―直接言う 

オンライントレーニング https://www.standup-international.com/jp/ja/  

  

実践女子大学について

女性が社会を変える、世界を変える 

学祖下田歌子は、教育によって女性の徳性を伸ばしてその品格を高め、実践的な学問を修めることで自立の基礎とし、社会に貢献する人材を育成しようと実践女学校と女子工芸学校を創立しました。建学以来、一貫して実践的な知識技術の習得と学問を実社会で活用しうる「実践力」の育成に邁進しています。 

  

実践の実践 世界を変える、行動するJISSEN

「実践の実践」と呼ばれる同大学には、実践的な学び・社会とつながる学び〈問題解決型学習(PBL)〉の機会があり、自治体や企業と連携したプログラムが多いことが特長です。特にここ数年は社会連携を強化しており、企業を中心に多くの連携授業を推進しています。海外インターンシップ等のグローバルな展開の強化も進めています。学修から得た知識・技能・態度を活かして、地域・ビジネスの現場にある課題に向き合い、学生ならではの視点で考え抜く。こうした経験による学生一人ひとりの成長を支援しています。 

  

<ロレアル パリについて> 

世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアル(本社:パリ)の日本支社、日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)のブランドの一つです。 

フランス・パリ発祥のロレアル パリは、1909 年に化学者が発売したヘアカラー製品からその歴史をスタートした世界最大規模のビューティーブランド。現在ではヘアケア、ヘアカラー、メイクアップ等の分野へ領域を広げ、世界100カ国以上で展開される「トータル ビューティーブランド」へと発展し、世代や人種を問わず世界中の女性へ、トレンドや多様な美を提案し続けています。「Because you’re worth it / あなたにはその価値があるから」という言葉と共に女性の内からの自信・美を製品でサポートし続けるブランドです。日本においては2024年12月現在、ヘアケアおよびヘアカラー製品を展開しています。 

この件についてのお問い合わせは

corpjplorealparispr@loreal.onmicrosoft.com 加藤まで

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