茶葉が採れなくなった茶の木が生んだ生命力を再活用。放置茶園の有効活用、過疎化対策、肌へのアプローチを目指したサスティナブルなオイルを数量限定で発売

サンリツグループ内で、製品管理、開発を担う(株)スパホスピタリティー（本社：大阪府枚方市、代表取締役社長：井口武士）は、緑茶発祥の地、京都宇治田原町で茶摘みを行わなくなった木に実る、「茶の実」から搾油した希少なオイルを2024年12月25日（金）より100本限定で発売します。

宇治田原町では、茶農家の高齢化や就労者の減少から、茶畑の手入れが行き届かなくなった耕作放棄地に成る茶の実を1つ1つ拾い集め、製品化する試みを行っています。今回、(株)スパホスピタリティーでは、地域社会への貢献、文化継承、そして自然との共存という3つのポイントからその取り組みに賛同し、商品としての展開を決定しました。

茶の実オイルの開発経緯と取り組みについて

1）国産未利用資源の活用

これまで30年来に渡り、芳香療法という概念、基準、メディカルグレード精油の供給量等の理由から、主にフランスを中心とした海外精油を取り扱ってきましたが、グループが運営するホテルスパでの海外からのゲストに対するおもてなし、国産植物の未利用資源課題の観点から、近年においては日本固有素材を活用した特徴的な製品開発にも取り組んでおり、その一環として茶の実オイルの発売を決定しました。

2）サスティナブル原料の活用

ウェルネス提案型企業として、継続的な自然との共存を目指す上で、植物への敬意をもったサービスを展開することや環境負荷の軽減は忘れてはならないテーマです。今回の原料となる茶の実は、茶摘みを行わなくなった茶の木に成ることから、過疎化や高年齢化が進み、手入れができなくなった茶畑や耕作放棄地の活用、未使用資源の活用に繋がる取り組みとして、宇治田原町地域町おこし隊との連携により実現しました。

茶の実オイル 製品概要＜12月25日発売：数量限定＞

お茶の歴史と文化を守り続ける宇治田原が育んだ生命が詰まった「生まれ変わり」のオイル

宇治茶の栽培を終えた茶の木に成る「茶の実」から搾油したピュアオイルは、宇治田原町の自然環境が生んだ生命力をそのままにオレイン酸やリノレン酸、ビタミンEなど自然の恵みを凝縮したほのかに茶の木の香りが広がる100％茶の実の全身用オイル。

軽めのテクスチャーで馴染みが良く、化粧水前のブースターとして、美容液に1滴、乾燥や加齢が気になる部分に広くお使いいただけます。

豊富な栄養素を含む茶の実100％オイル

肌に嬉しいオレイン酸やビタミンEを豊富に含む100％宇治田原産の茶の実から搾油されたピュアオイル。ほのかに茶の木の香りが感じられる宇治田原の風景、魅力をそのまま閉じ込めたオイルです。

生命をつなぐ力が詰まった希少なオイル

枯れる直前の茶の木が、自らの命を繋ぐために落とす茶の実は日本古来から多くの人に愛された自然の恵み。100㎏の種からわずか5㎏しかとれないオイルにはその恵みが凝縮された希少なオイルと言えます。

宇治田原町地域おこし協力隊と連携して商品化

宇治田原町地域おこし協力隊として、2020年より町に移住された高橋一樹さんをはじめ、茶の実の乾燥や選別の作業にご参加いただいた地域の皆様のご協力により今回の商品化が実現しました。

企業概要

・企業名：  株式会社サンリツ

・所在地：  大阪府枚方市

・設立年：  1993年

・URL：  https://www.sanritsu-g.com/

・事業内容：  スパコンサルティング、スパ業務運営、アロマテラピー関連商品の

  開発、販売、アロマテラピーサロン運営、セラピスト養成スクール運営

・本商品販売元：  株式会社スパホスピタリティー（サンリツグループ内）

  https://spahospitality.co.jp/

メッセージ（株式会社スパホスピタリティー）

私たちは、植物の力を最大限に活かしたプロダクトの提供を軸に、芳香療法（アロマテラピー）の枠を超えて、Plaisir（喜び・楽しみ）を感じられる毎日のお手伝いが出来ればと願っています。

植物が持つ貴重な恵みに感謝し、 自然への敬意をもったサービス、製品を提供し続けることが、より多くの人々の心身の継続的な美と健康のサポートに繋がると信じ、ストレスの多い現代社会において、悦びや感動をともに感じられるようなパートナーで居続けられるよう、ホスピタリティーの気持ちを欠かすことなく取り組んでまいります。

公式instagramアカウントでは「香りのある暮らし」をテーマに精油の楽しみ方やアロマレシピなど初心者からサロンオーナーまで活用できる情報を発信

〈instagram：＠supahos_aromashop 〉