株式会社Lcodeのプレスリリース
近年は高校生だけでなく中学生世代でもおしゃれへの関心が高まっており、街頭で女子中学生がカラコンやメイクを取り入れている光景をよく見かけるようになりました。今どきの“JC”はどのような美容意識を持ち、日常を送っているのでしょうか?
キャンディーマジックはこのたびミスコン・ミスターコンに出場した中高生にアンケートを実施。第4回目となる今回はミスコン出場女子中学生のカラコン・美容事情にクローズアップしました。過去の調査で取り扱った高校生へのアンケート結果との比較を交え、ビジュアルへの意識が高まる中高生の実態を深掘りします。
ミスコン・ミスターコン参加者を対象にしたアンケート過去記事は以下よりご覧いただけます。
第1弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000020681.html
第2弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000020681.html
第3弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000020681.html
※調査内の回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の合計が100%にならない場合があります。
■調査概要
調査機関:株式会社Lcode
調査対象:JCミスコン2024・男子中学生ミスターコン2024に参加した中学生、女子高生ミスコン2024・男子高生ミスターコン2024に参加した高校生
調査期間:2024年9月11日~9月20日
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:中学生419名(女子336名、男子83名)、高校生516名(女子409名、男子107名)
調査結果サマリー
・カラコンを使ったことがある女子中学生は80.6%
・ミスコン出場女子中学生の74.6%が小学生の頃からメイクを始めている
・女子中学生が「美容・健康のために意識していること」第1位は「スポーツ・筋トレ」
■Q1. カラコンを初めて使ったのはいつですか?
カラコンを使った経験があると回答した女子中学生は80.6%とかなり高い割合であることが分かりました。
その中でも小学生の頃からカラコンを使用していると回答したのは19.9%。「(カラコンを)使ったことがない」と回答した中学生(19.3%)とほぼ同程度に及ぶ割合を占めています。ミスコンに出場している女子中学生の多くは早い段階からおしゃれに関心を持ち、カラコンを使い始めていることが見て取れます。
また、男子中学生も56.7%が「カラコンを使ったことがある」と回答しています。女子と比べるとやや少ないものの、半数を超える高い割合となりました。
高校生を対象とした過去の調査では「小学生で初めてカラコンを使った」と回答した男子は1人もいませんでしたが、中学生を対象とした今回の調査では2.4%の男子が「小学生からカラコンを使っている」と回答していました。まだ割合としては少ないですが、現在の男子中学生・高校生の間で美意識に変化が現れ始めているのではないでしょうか。
■Q2.カラコンを使い始めたきっかけは何ですか?(複数回答)
1問目で「カラコンを使ったことがある」と回答した女子中学生271名を対象に、カラコンを使い始めたきっかけを聞きました。
「目を大きく見せたかった(57.2%)」「イメチェンして印象を変えたかった(36.2%)」「周りで使っている人が多かった(22.9%)」がカラコンを使い始めた主なきっかけとして上位にランクインしました。上位3項目の回答比率はおおよそ女子高生の数値と似た傾向にありますが、4位「好きな有名人が使っていた(20.7%)」は高校生と比較してかなり高い結果になりました。
女子高生は周囲の影響を受けて自然とカラコンを使い始めることが多い一方で、中学生の場合は有名人への憧れがカラコンを使い始める明確なきっかけになっているケースも多いのではないかと推察されます。
6位以下の回答に関してはほぼ高校生と変わらない割合でしたが、「その他」を選択した人が12.5%と比較的多い結果になっています。「その他」では「友達に貰った」「ままとお姉ちゃんが使っていた」など、身近な人物の影響で使い始めたという回答が複数見られました。
■Q3.カラコンの使用頻度は?
1問目で「カラコンを使ったことがある」と回答した女子中学生271名を対象にカラコンの使用頻度を聞いたところ、「毎日」と回答した割合は17.7%に留まりました。
女子高生は毎日カラコンを着けている割合が50.3%と半数を超えていることを考えると、中学生の時点ではまだ低い傾向にあることが分かります。一方で、「土日のみ」と回答した女子中学生の割合は26.9%で、高校生の13.8%よりも高い結果になりました。
中学生が学校でカラコンを着用できないことが多いため、カラコンを着ける日と着けない日のオンオフをうまく切り替えているのではないかと考えられます。
■Q4カラコンやコンタクトレンズを着ける際の裏技・コツはありますか?(複数回答)
1問目で「カラコンを使ったことがある」と回答した女子中学生271名を対象にカラコンの着ける際の裏技・コツを聞きました。ほとんどの項目において高校生よりも中学生の数値が高い、つまり中学生の方が多くの裏技やコツを持っているという意外な結果になりました。
女子中学生で最も多かった回答は「レンズを乗せる指だけ爪を短くする(33.6%)」で、「先にイメージトレーニングをする(19.2%)」や「装着器具を使う(14.0%)」といった回答も高校生と比較して割合が高くなる結果になりました。ネイルのおしゃれも気にする一方でカラコンのために爪を短くするなど、普段から衛生面や安全性に気を遣ってカラコン使用している中学生の実態が垣間見えます。
■Q5.カラコンに関する失敗談はありますか?(複数回答)
1問目で「カラコンを使ったことがある」と回答した女子中学生271名を対象にカラコンの失敗談を聞きました。
「失敗談が特にない」と回答した中学生の割合は21.4%と、高校生の12.2%と比べて約2倍近くにのぼりました。多くの中学生が何らかの失敗談を持っている一方で、特に失敗したことがない中学生も高校生に比べて多い傾向が見受けられます。
具体的な失敗エピソードに関しても「裏表を間違えて着けた」と回答した中学生は34.9%、高校生は50.0%という結果になっているなど、全体的に中学生の回答比率が低い傾向でした。
中学生はカラコンを使い始めて日が浅いため失敗経験が少なく、また4問目の結果から見られるように安全面に気を遣ってカラコンを装用しているケースが多いことからこのような結果になったと推察されます。
■Q6.カラコンのプロデュースをしてみたいと思いますか?
中学生全体にカラコンのプロデュースをしてみたいか聞いたところ、「カラコンのプロデュースをしてみたい」と回答した女子中学生は83.3%にのぼりました。
一方で男子中学生は「プロデュースをしてみたい」が60.2%。女子中学生と比べると割合は低いものの、半数以上がカラコンのプロデュースに興味を持っていることが判明しました。
2問目「カラコンを使い始めたきっかけは何ですか?」で好きな有名人の影響を受けて使い始めたと回答した女子中学生が多かったことからも、芸能人やインフルエンサーによるカラコンのプロデュースが強い影響力を持っていることが分かります。
■Q7.いつ頃からメイクをしていますか?
女子中学生全体では95.2%が「メイクをしている」と回答しており、カラコンを使用した経験がある中学生の割合は98.2%と、かなり多くの中学生にメイク経験があることが明らかになりました。
また、全体の66.9%が小学生もしくは進学前からメイクを始めており、おしゃれや美容に対して早い段階から関心を持っていることがうかがえます。
一方で、カラコンを使ったことがないと回答した人のうち、64.6%は中学生になってからメイクを始めた、あるいは「メイクはしていない」「覚えていない」と回答しています。
中学生のうちからカラコンを使用している人は美容やおしゃれに強い関心を持っており、「可愛くなりたい」と早いうちからメイクなどを通じておしゃれを探求しているのかもしれません。
■Q8.体験したことがあるものはどれですか?(複数回答)
どの項目においても女子高生より中学生の回答比率が低く、中学生から高校生にかけて徐々にメイクやスキンケア、その他の美容方法を経験していく傾向にあることが見て取れます。「メイク(74.1%)」「スキンケア(71.7%)」は経験したと回答した中学生が比較的多い項目ですが、高校生と比べると15~20%程度低い数値にとどまりました。
高校生との数値差が比較的少なかったのは「アイプチ(36.6%)」「縮毛矯正(30.4%)」でした。
6位以下の項目は高校生と比較して数値がかなり低い結果になりました。
回答比率が女子高生の半分以下にとどまった項目として「ピアス(17.0%)」「まつげパーマ(15.8%)」「ネイルサロン(9.5%)」「まつげエクステ(6.0%)」「フィットネスジム(1.8%)」が挙げられます。
縮毛矯正・ヘアカラーなど美容室でビジュアルを磨く体験はかなり一般的になってきていますが、それ以外のサロンや施設で行う施術をまだ経験したことがない中学生は多いようです。
■Q9.条件が許すなら整形してみたいと思う箇所はありますか?
「整形したいと思わない」と回答した女子中学生は22.9%で、残りの77.1%が「条件が許すなら何らかの整形をしたい」と考えていることが分かりました。しかし、高校生と比較すると整形に対する意欲が低く、希望する整形箇所も少ない傾向にあると言えます。
中学生から高校生にかけて美容やおしゃれに対する知識が充実していき、自分のビジュアルを気にする機会が増えるのが整形に関心を持つ一因となっているのかもしれません。
■Q10.美容・健康のために意識していることはありますか?
1位は「スポーツ・筋トレ」で、女子高生よりも多い39.3%が美容・健康のために意識していると回答しています。中学生は部活動などで運動を習慣としている人が多く、結果として美容や健康への取り組みにもつながっていると考えられるでしょう。
また、「無駄な間食はしない(30.1%)」「食生活に気を付ける(19.0%)」といった食習慣に関する意識も一定数見られましたが、高校生と比較するとやや低い割合となっています。
中学生は美容や健康に関して全般的に意識を持っているものの、食生活への配慮は高校生ほど高くはなく、主に運動習慣などの行動に結びついていることが分かります。
■まとめ
女子中学生の多くがカラコンやメイク、美容に高い関心を持ち、早い段階から美容習慣を取り入れていることが分かりました。
多くの質問項目では女子中学生よりも女子高生の方が全体的に高い値を示していましたが、中には中学生の方が高い数値だったものもありました。特に中高生の間で興味深い違いが見られたのはカラコンの安全性に関する意識と美容のために行っている努力です。
美容やおしゃれ強い興味を抱いている点は高校生と同じですが、カラコンに関しては安全に使うことを意識しながら使っている中学生が多いと考えられます。また、「健康と美容のために意識していること」を尋ねる質問では「スポーツ・筋トレ」が1位になるなど、運動習慣を通じてきれいになろうと努力する中学生ならではの姿が見られました。
キャンディーマジックはJCミスコン・男子中学生ミスターコン、女子高生ミスコン・男子高生ミスターコンとスペシャルコラボプロジェクトを実施しています。ミスコン・ミスターコンとカラコンに関する最新情報を定期的に配信していきます。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社 Lcode 商品企画 担当:柴田 TEL:06-6244-0887 MAIL: kikaku.pr@lcode.co.jp
ECサイト:https://www.candymagic.jp/
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