株式会社セキドのプレスリリース
コスメセレクトショップ「&choa!(アンド・チョア)」を展開する株式会社セキド(本社・東京都新宿区、代表取締役・関戸正実、証券コード:9878)は、オリジナルプライベートブランドの商品として開発した日本製のシナジー美容液シリーズ4商品を、2024年11月より発売しております。販売開始から2ヶ月で当初売上計画の124%を達成しており、好調な滑り出しとなっています。
当社は、韓国コスメの総輸入代理店事業を通じて得た知見や、開拓した販路、コスメセレクトショップの運営事業で培った接客・販売から得たデータを活かしております。また、顧客満足を高めていくと同時に、ビジネスモデルの進化と収益性の向上を図り、企業価値向上に努めてまいります。
■背景
当社は、2015年に韓国発のコスメブランド、LEADERS(リーダース)の販売代理店となったことを皮切りに、MEDIHEAL(メディヒール)の総輸入代理店として、日本国内にて韓国コスメの販売実績を積み上げてまいりました。全国のコンビニエンスストアやバラエティストアを含む小売店(約54,000店舗)への販路を構築すると共に、SNSや動画広告、スマートフォンのアプリ等を活用したデジタルマーケティングも駆使しながら業績を伸ばしてきております。加えて、これまでの小売店経営の知見を活かし、ショッピングモールを中心に独自のコスメセレクトショップ「&choa!」の展開を開始、当社の事業の柱へと育ててまいりました。来期は、年商10億円超えを目指しております。
一方で、海外商品の輸入に依存する総輸入代理店業は、円安による為替変動や世界的な安全保障・エネルギー問題などによる原価高騰リスクにさらされています。さらに対象とする市場を日本国内に限定せざるを得ないという制約もあります。
このような情勢を踏まえ、コスメティック事業の拡張に伴って構築した販路やネットワーク、顧客動向のデータを強みに、オリジナルプライベートブランドの開発を模索してきました。
■オリジナルプライベートブランド開発の意義
当社の事業上、オリジナルプライベートブランドの開発・販売には以下のような意義があります。
(1)収益性の大幅な改善
原材料が国内調達のため海外からの輸入品と比べ大幅な物流コストの削減、円安為替の影響もなく、原価が安定します。また、コミュニケーションコスト等の埋没コストも軽減できます。さらに国内マーケットを意識したパッケージデザインや、在庫の可視化が可能になることで、収益性・資金効率を向上させることができるようになります。
(2)国外市場への販路拡大
総輸入代理店契約の場合、販売エリアは日本国内に限定されますが、オリジナルプライベートブランドでは、輸出による海外市場への展開も可能になります。また、日本製であることを強みに、インバウンド需要の取り込みも期待できます。
(3)為替リスクのヘッジ
円安進行時は、オリジナルプライベートブランドの販売に力を入れることで原価高騰のリスクをヘッジすることができ、また、輸出を選択肢に加えることで円安をチャンスに変えることもでき、収支の安定化を図ることができます。
■オリジナルプライベートブランドの特徴
・全ての商品が日本製
全ての商品を日本国内のOEM工場で生産していきます。商品の容器・パッケージや原材料を含め、全てを日本国内で生産されたものにこだわり、消費者にとって安心感・信頼性の高い商品を提供できるよう、成分検査・安定化テスト等の商品チェックも厳正に行っております。
・手の届きやすい価格
高い安全性と品質を保ちながら、手の届きやすい価格で提供することを実現しています。当社のコスメは、多額のブランディング費用や広告宣伝費を使わず、様々な年齢層の方が安心して毎日、美容を楽しめるよう、国産コスメとしてはお買い求め易い価格帯に設定しております。
■現在発売されている商品
左:ACACシナジー美容液(アゼライン酸とシカ) | ¥2,400(税込み)
右:ACRNシナジー美容液(ナイアシンアミドとレチノール) | ¥2,400(税込み)
左:ACGVシナジー美容液(グルタチオンとビタミン) | ¥2,400(税込み)
右:ACCHシナジー美容液(セラミドとヒアルロン) | ¥2,400(税込み)
&choa!公式ECサイト
https://shop.andchoa.com/categories/6283253
■オリジナルプライベートブランドの今後の展開
現在、美容液以外にも多種多様な商品開発を進めており、今月下旬から来年1月までの発売予定の商品まで既に確定している状況です。また、デジタルを中心にブランド力強化施策にも取り組んでおり、認知度向上のためのPOP UPイベントやキャンペーンなども多数計画しております。
これから「&choa!」での販売を起点に当社が開拓した国内販路に乗せ、さらに国外へと市場を広げていくことで、オリジナルプライベートブランドを拡販させていく予定です。