歯科矯正に関する意識調査。2万人の回答から見える歯並びへの意識

26秒前

10～20代の「半数近く」が歯列矯正を検討、若年層の5人に1人がマウスピース矯正を選択

株式会社Oh my teethのプレスリリース

株式会社Oh my teeth（本社：東京都新宿区、代表取締役：西野誠）は、18歳から59歳までの男女22,165名を対象に「歯列矯正に関する実態調査」を実施しました。

近年、SNSの普及やグローバル化の影響で、歯並びに対する意識が高まっています。特に若年層においては、見た目の美しさだけでなく、就職活動や婚活など、人生の重要な場面で歯並びが与える印象が重視されるようになってきました。

なお、詳細なデータ・分析結果はOh my teeth公式ページをご参照ください。

若年層の矯正意識の高まり｜10代・20代の4割以上が矯正を検討

10～20代の44%が歯列矯正を検討もしくは経験済みという結果になりました。これは、30代の34.7%、40代の26.2%、50代の17.5%と比較しても高い数値です。

なお、詳細なデータ・分析結果はOh my teeth公式ページをご参照ください。

全体では、「歯のガタつき（下側）」（41%）、「歯のガタつき（上側）」（39%）が上位を占めました。日本人の顎は小さいため、歯が並ぶスペースが不足し、ガタつきが生じやすいことが要因と考えられます。

年代別に見ると、10～20代では前歯の出っ歯（38%）やねじれ（24%）など、見た目に影響する悩みが顕著です。一方、50代では「すきっ歯」（28%）の悩みが比較的多く、加齢による歯の移動や歯周病の影響が考えられます。

なお、詳細なデータ・分析結果はOh my teeth公式ページをご参照ください。

全世代で表側ワイヤー矯正が主流ですが、10～20代では約3割（32%）がマウスピース矯正を選択する傾向が見られました。また、40～50代ではセラミック矯正の割合が高いのも特徴です。

年収別にみると、年収200万円未満の層ではマウスピース矯正の選択率が33%と最も高く、年収1,500万円以上の層では裏側矯正が11%と、収入による矯正方法の選好に特徴的な差異が見られました。

なお、詳細なデータ・分析結果はOh my teeth公式ページをご参照ください。

就職・結婚などを控えた未婚層で矯正への関心が高い結果となりました。未婚層では33.2%が矯正に関心を示し、既婚層（24.7%）を上回っています。

一般社団法人OralX代表理事本多宣陽氏より、歯列矯正の現状と課題、治療法選択の重要性、口腔機能向上における矯正の意義についてコメントをいただきました。

「歯のガタつきへの懸念が4割を超えている点、特に若年層で顕著な歯並びの悩みが見られる点などから、歯科矯正への意識の高まりがうかがえます。」
「若年層を含めて矯正の関心が高まっている背景には、マウスピース矯正の普及もあるでしょう。これまで歯科矯正といえば、銀色のワイヤーを歯列全体に装着する方法が一般的でしたが、マウスピース矯正では矯正装置がほとんどめだちません。」
「裏側矯正やハーフリンガル矯正も含め、選択肢が増えたことで従来は治療に踏み切れなかった方々にも歯列矯正の機会が広がっています。」
「ただし、どの方法を選ぶにしても万能な治療法はありません。効果を得るためには、患者様一人ひとりの状況に合わせた治療法の選択が重要です。」

なお、コメント全文はOh my teeth公式ページをご参照ください。