株式会社Lcodeのプレスリリース
最近は中学生や小学生でカラコンやメイクに初めて触れ、早い段階から自分らしいスタイルを追求していることも少なくありません。高校生とも少し違う環境で過ごす中学生は、いったいどのような意識を持って美容やおしゃれを取り入れているのでしょうか?
キャンディーマジックは今回、ミスコン・ミスターコンに出場した中学生・高校生合計935名を対象にアンケートを実施しました。本シリーズ第5回目となる今回は「ミスコン・ミスターコン出場中学生の日常生活」にフォーカスし、カラコンをはじめとした美容・おしゃれへの努力や意識について分析しました。
高校生の違いや男女差を比較し、ビジュアルを意識する中学生のリアルな事情を探ります。
【高校生対象アンケート】
第1弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000020681.html
第2弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000020681.html
第3弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000020681.html
【中学生対象アンケート】
第4弾:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000020681.html
※調査内の回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の合計が100%にならない場合があります。
■調査概要
調査機関:株式会社Lcode
調査対象:JCミスコン2024・男子中学生ミスターコン2024に参加した中学生、女子高生ミスコン2024・男子高生ミスターコン2024に参加した高校生
調査期間:2024年9月11日~9月20日
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:中学生419名(女子336名、男子83名)、高校生516名(女子409名、男子107名)
調査結果サマリー
・中学生はカラコンの「カラー・デザイン」「とにかく盛れる」を最も重視
・10分以内にメイク・ヘアセットをする男子中学生は59.0%だが、男子高生は39.3%
・女子より男子の方が中学生~高校生の回答傾向に変化あり
■Q1.カラコンはメイクの一環だと思いますか?
男女ともに「思う」「すごく思う」の合計は85%超えで、特に女子は「すごく思う」「思う」合わせて91.1%と非常に高い割合でした。
過去の調査にて高校生は「カラコンはメイクの一環」と捉えている方が多いという結果であることが分かりましたが、中学生も同様の傾向にあると言えるでしょう。
「すごく思う」と答えた割合は女子60.4%、男子38.6%と、女子の数値がかなり高くなる結果になりました。女子の方が「カラコンはメイクの一部である」という意識を強く持っているのかもしれません。
■Q2.カラコンの情報収集元はどれですか?(複数選択可)
前回の調査で「カラコンを使用したことがある」と回答した中学生318名(女子271名、男子47名)を対象に、カラコンの情報収集源について聞きました。
TikTokは72.3%、Instagramは65.4%とSNSを主な参考としており、中学生と高校生で大きな差は見られませんでしたが、他の回答には異なる傾向がありました。
中学生と高校生で顕著な差が見られたのが「友達」の回答割合です。高校生は43.0%が「友達」と回答したのに対して、中学生は27.7%と大きく下回る結果でした。中学生はカラコンを使用している友人が
まだ少なく、交友関係以外の情報手段に頼る傾向があるようです。
「その他」の回答では「ママ」「妹」「姉」など家族を挙げる声が多く、中学生では家庭内での影響が大きいことが示唆されました。
■Q3.あなたはカラコンにどの程度詳しいですか?(複数選択可)
前回の調査で「カラコンを使用したことがある」と回答した中学生318名(女子271名、男子47名)を対象に、どの程度カラコンに詳しいか聞きました。
「レンズを見ただけでブランドを当てられる」「宣伝しているモデルを見ればブランドが分かる」「メイクや顔の特徴に合わせてカラコンを選べる」といった、カラコンに詳しい「上級者さん」にあたる回答の数値は中学生の方が低い結果となりました。
中学生は使用歴が浅い方が多く、カラコンを「試す」段階にある場合が多いため、カラコンへの知識に対して自信がないことが多いのかもしれません。
■Q4.カラコンをどう使い分けていますか? (複数選択可)
前回の調査で「カラコンを使用したことがある」と回答した中学生318名(女子271名、男子47名)を対象にカラコンの使い分け方を聞いたところ、高校生とほぼ同じ傾向が見られました。
カラコンの知識や経験が増えても、用途やシーンに応じた使い分け方に大きな違いはないようです。
■Q5.カラコンを購入する際に重視するポイントは何ですか? (複数選択可)
前回の調査で「カラコンを使用したことがある」と回答した中学生318名(女子271名、男子47名)を対象に、カラコン購入時に重視するポイントを聞きました。
「レンズのカラー・デザイン」「とにかく盛れる」など、レンズの見た目を最重要視する傾向にあることが分かります。高校生の回答と大きな差が見られたのは「コスパ」と「DIA(レンズ直径)・着色直径」でした。
「コスパ」は高校生(50.1%)より中学生(42.8%)の方が低い結果となっており、価格をそれほど重視しない傾向であることが分かりました。バイトで稼いだお金をやりくりするケースが多い高校生との違いが伺えます。
さらに大きな差が見られたのは「DIA(レンズ直径)・着色直径」でした。高校生は半分以上(53.1%)が重視すると答えていますが、中学生は35.2%と比較的少ない数値に留まっています。年齢を重ねてさまざまなカラコンを試して自分に似合うサイズやデザインを選ぶなかで、レンズ直径などの条件にも注意を払うようになるのかもしれません。
6位以下の項目で中学生・高校生の差が大きかったものを見ていきましょう。
「商品のイメージモデル」と答えた割合は中学生19.2%、高校生11.5%と中学生が大きく上回っています。周囲でカラコンを使用している友人が少ない中学生は、自分が知っているインフルエンサーや有名人がイメージモデルを務める商品を選ぶ傾向が強くなると考えられます。
一方、「ベースカーブ」と答えた割合は中高生ともに比較的少ない結果となりましたが、中学生の方が低い結果となりました。「レンズ直径」と同様、年齢に比例してカラコンに関する知識が充実していき、様々な条件で自分に合ったカラコンを選べるようになっていくと推察されます。
■Q6.どんな目のケアをしていますか? (複数選択可)
前回の調査で「カラコンを使用したことがある」と回答した中学生318名(女子271名、男子47名)を対象に、普段行っている目のケアを聞いたところ、ほとんどの項目で、中学生の方が高校生よりもケアに取り組む割合が高くなりました。
前回の調査で「中学生の方が普段から衛生面や安全性に気を遣ってカラコンを使用している」と推察しましたが、アイケアについても同様の傾向があるようです。
高校生と比べると、中学生は不慣れだからこそケアに気を遣う傾向が強いことがうかがえます。この結果は、中学生が新しいことに取り組む際に慎重な姿勢を示し、カラコンの使用に伴うリスクを意識していることを反映しています。
「その他」の回答では、目の健康に良いとされる「ブルーベリーを食べている」といったユニークな回答も見られました。
■Q7.メイクとヘアセットにかける時間は平均どのくらいですか?
調査の結果、中高生ともに女子の方が男子よりもメイク・ヘアセットに時間をかける傾向が見られました。また、全体的な傾向として中学生よりも高校生の方が時間をかけていることから、年齢とともにメイクやヘアセットに対する関心が高まり、スタイリングにかける工程が増えていることがうかがえます。
女子の回答は中学生・高校生でそこまで大きな違いは見られませんが、男子は中学生と高校生でかなり顕著な差が見られます。男子中学生の半分以上(59.0%)が10分以内にメイク・ヘアセットを終わらせている一方で、男子高生は「10分以内」と答えた割合が39.3%に減少しています。
中学生と高校生の比較では、女子より男子の方がメイク・ヘアセットにかける時間の割合に差が見られるという興味深い結果になりました。
■Q8.美容のために節約したことがあるものを選んでください。 (複数選択可)
中学生と高校生で1位から5位までの項目の順位はほぼ同じでしたが、多くの項目で中学生の方が節約に取り組んでいると回答した割合が低い傾向にあります。中学生は高校生よりも経済的な管理や美容のために節約する必要性を感じる場面が少ないのかもしれません。
上位5項目の中で中学生の方が高校生よりも高い割合を示したのは「文具・雑貨」でした。文房具は中学生にとって身近なアイテムであり、自然と節約対象の一つとして選ばれやすいのかもしれません。
6位以下の項目についても中学生と高校生で大きな差は見られませんでしたが、数値としては全体的に中学生の方が低い傾向が続いています。特に「旅行・ライブ・映画」の項目では、高校生の数値が中学生を大きく上回っていました。
「その他」の回答には「親に買ってもらっている(から節約していない)」という意見が複数あったことも踏まえると、中学生は美容や日常の出費に対してそこまで自立していないケースが多く、それゆえ高校生と比べると節約志向が強くないのではないかと推察されます。
■Q9.人よりも努力している自信があるものはどれですか?(複数選択可)
中学生の上位5つの項目は男女ともに一致していましたが、順位や割合には男女間で違いが見られました。
女子は中学生と高校生の数値に大きな差はなく、どの項目でも中学生の方がやや高い結果となりました。女子中学生は女子高生以上に何かに対して意識的な努力をしている割合が高いと言えます。
男子の回答では中学生と高校生で回答傾向にかなり明確な差が見られました。男子中学生で最も回答数が多かった項目は「部活」で47.0%であり、およそ半数近くが部活動に力を入れていることが分かります。一方、「芸能・SNS活動」「勉強」「ダイエット・美容」といった項目では高校生の方が中学生を上回っていることから、男子中学生は部活に集中する方が多く、高校生になると各々の興味や目標に応じて努力の方向性が変わっていくのかもしれません。
男子高生で回答数1位だった「筋トレ(36.4%)」は、男子中学生では15.7%で6位にとどまりました。中学生にとっては部活が運動や体力づくりの主な場となっており、筋トレを単独で意識することはあまりないと考えられます。
また、男女ともに「貯金」の割合は中学生の方が高校生より低い結果となりました。8問目でも触れたように、中学生はお小遣いやプレゼントで美容やスタイルアップに取り組む傾向にあるため、貯金に力を入れることが少ないのではないかと推察されます。
興味深い傾向として、ほとんどの項目で女子よりも男子の方が中学生から高校生にかけての数値の差が大きい結果となったことが挙げられます。特に男子は中学生から高校生になる時期あたりで内面や生活習慣に大きな変化が起きるのではないでしょうか。
■まとめ
今回の調査では、中学生と高校生の間で、カラコンをはじめとする美容や生活習慣に対する意識や行動にさまざまな違いが見られることが明らかになりました。
中学生はカラコンへの知識にまだ自信がないためか、高校生よりもレンズの見た目や安全性を重要視しているとの回答が多い結果でした。
また、特に男子は複数の質問において中学生と高校生で大きな傾向の差が見られました。年齢による意識や行動の変化が少なかった女子とは対照的で、興味深い点だと言えるでしょう。
キャンディーマジックはJCミスコン・男子中学生ミスターコン、女子高生ミスコン・男子高生ミスターコンとスペシャルコラボプロジェクトを実施しています。今後もミスコン・ミスターコンとカラコンに関する最新情報を定期的に配信していきます。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社 Lcode 商品企画 担当:柴田 TEL:06-6244-0887 MAIL: kikaku.pr@lcode.co.jp
ECサイト:https://www.candymagic.jp/
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