サンスター、グループ会社ViSpotをタカラバイオへ譲渡

サンスター株式会社のプレスリリース

サンスター株式会社(以下サンスター)は、グループ会社であるViSpot株式会社(バイスポット:以下、ViSpot)の保有株式を、タカラバイオ株式会社(以下タカラバイオ)へ譲渡することを決定いたしました。1月27日(月)に株式譲渡契約を締結し、全保有株式の譲渡に合意しました。

1.背景

ViSpotは、世界のバイオ医薬品市場が拡大する中、それまで日本では実施できなかったウイルス安全性評価試験実施を実現し、日本のバイオ医薬品開発に貢献することを目指して、2017年に神戸大学(※1)とサンスター株式会社共同で設立されました。この度の株式譲渡は、サンスターの事業ポートフォリオの見直しに伴い、より高いシナジーが期待されるタカラバイオグループの一員になることで、ViSpot事業の持続的成長が見込まれると判断し、決定いたしました。これにより、お取引先のみなさまには、これまで以上により良いサービスをご提供できるものと考えています。

2.ViSpot概要

・社名      : ViSpot株式会社(バイスポット)

・設立      : 2017年9月29日

・代表取締役社長 : 森 ゆうこ

・事業内容    : ウイルス安全性評価試験の受託(ウイルスクリアランス試験、ウイルス否定試験、抗ウイルス試験)

・譲渡後の株主構成: タカラバイオ株式会社 100%(※2)

3.株式譲渡相手先の概要 

・社名     : タカラバイオ株式会社

・設立     : 2002年4月1日

・代表取締役社長: 仲尾 功一

・事業内容   : 研究用試薬・理化学機器事業、再生医療等製品や遺伝子解析・検査等の受託(CDMO)事業、遺伝子医療事業 

4.日程

・契約締結日  : 2025年1月27日

・株式譲渡実行日: 2025年2月28日(予定)

(※1)国立大学法人 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科、株式会社科学技術アントレプレナーシップ

(※2)持株比率90%のサンスターが、持株比率10%の株式会社科学技術アントレプレナーシップより当該株式を取得したうえで、タカラバイオへ全株式の譲渡を行う予定です。

【サンスターグループについて】

サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者向けの製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車や建築向けの接着剤・シーリング材、オートバイや自動車向け金属加工部品などの産業向け製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte.Ltd.(シンガポール)を中核会社とする企業グループです。サンスター株式会社は、消費財事業の日本法人で、オーラルケアをはじめ、健康食品・美容関連製品などの事業分野のリソースを活かし、お口から全身、美と健康づくりを考え、人々の健やかさや心豊かな生活を支えています。

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