体幹サポートデバイス装着での歩行運動の効果
株式会社ルネサンスのプレスリリース
株式会社ルネサンス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長執行役員:岡本 利治、以下「当社」)は、「自走式トレッドミル歩行トレーニングにおけるサポートデバイスの有用性」の研究で効果検証を行い、効果が認められましたのでお知らせいたします。
■背景・目的
近年高齢者への歩行能力向上の目的で、トレッドミルによるトレーニングが多く用いられています。トレッドミルには「電動式」「自走式」等の種類があり、また併用する装具等のサポートデバイスも多岐にわたります。今回は、体幹サポートデバイスを装着し、姿勢修正や筋活動のサポートを加えた状態で自走式トレッドミルでのトレーニングを実施することで、歩行能力向上の効果について検証しました。
■効果検証方法
・対象者および検証方法
通所介護施設 ルネサンス リハビリセンター蒔田の利用者50名
サポートデバイスを併用した群と併用しない群の2群で検証
・介入方法
5分間トレッドミルトレーニングを実施
・評価方法
前後での5m通常歩行速度を計測
■効果検証結果
サポートデバイスを併用した群と併用しない群ともにトレーニング実施前後の歩行速度は有意に向上が認められ、両群での比較においては、サポートデバイス併用した群に有意に歩行速度の向上が認められました。
■今後の展望
本研究結果により、当社では介護保険分野において歩行機能向上を目的とした新たなリハビリテーションプログラムを提供することが可能となりました。検証で得られた知見をもとに、当社が展開するリハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」や「リハビリセンター」のご利用者へ新たに歩行機能向上プログラムの提供を開始しました。
当社は、今後もリハビリ特化型デイサービスの運営を通じて地域の高齢者へ効果的なプログラムの提供を推進し、地域社会の健康寿命延長に貢献してまいります。
■関連リンク
・元氣ジム https://kaigo.s-re.jp/
・リハビリステーション https://kaigo.s-re.jp/kg/visitcare/
・ルネサンス公式noteより https://note.com/rena_official/n/n222dedce9429