9割以上が胃の不調を経験:受診行動を促すための調査結果を発表

逆流性食道炎の意外な症状とは?耳の痛みや声のかすれに注目

株式会社おいしい健康のプレスリリース

AIによる献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』を運営する株式会社おいしい健康(代表取締役CEO:野尻哲也、以下「おいしい健康」)では、アプリユーザーを対象に「胸やけ・胃の不調に関するアンケート調査」を実施しました。

■調査の背景

胃腸の不調は、多くの人が「一時的なもの」として軽視することが多い一方、放置することで日常生活に影響を与える場合があります。また、胃腸の不調の背後には、逆流性食道炎のような疾患が隠れている可能性もあり、適切な医療を受けることが重要です。

おいしい健康では、日々の食事サポートを通じて健康上の課題に向き合っており、多くのユーザーが自身や家族の健康についての悩みを抱えていることを把握しています。こうした背景を踏まえ、胃腸の不調やその原因となる可能性がある疾患についての認識を深め、早期発見や適切な治療を促進することを目的として、本調査を実施しました。

特に、逆流性食道炎は患者数が増加傾向にあるものの、「胸やけ」や「胃のムカムカ」といった典型的な症状が知られる一方で、「耳の痛み」や「声のかすれ」など、一見すると風邪や他の体調不良と間違えやすい意外な症状が広く認識されていないという課題があります。本調査では、こうした認知不足や受診行動の実態を把握することで、今後の疾患啓発活動や受診促進施策の基盤とするデータ収集を目的としています。

調査サマリ

・9割以上が胃腸の不調を経験し、その34%が受診せず、「軽い不調」と捉えたり市販薬で対応

・逆流性食道炎の意外な症状(耳の痛み・声のかすれ)の認知率が低いことが判明

・家族や周囲の71%が受診を勧めたいと考えるが、具体的な方法の情報が不足

<調査概要>

調査名:「胸やけ・胃の不調に関するアンケート調査」

調査期間:2024年10月16日~23日

調査機関:おいしい健康 自社調査

調査対象:『おいしい健康』アプリに登録している方

有効回答数:634名

調査方法:インターネット調査

調査結果

1. 胃腸の不調と受診の実態

  • 胃腸の不調を感じる人は9割以上

    不調の頻度が高い人は33%、その要因として生活習慣や心理的要因が関係していると考えられる。

  • 33.7%が受診していない現状

    多くの人が症状を軽視または市販薬で対応しており、検査への不安も未受診の理由として挙げられている。

2. 逆流性食道炎の認知状況

疾患名の認知率は98%。 一方、「耳の痛み」(93%未認知)、「声のかすれ」(80%未認知)、「食後のお腹の張り」(65%未認知)といった症状の認知度は低い。

3. 家族や周囲の支援意向

逆流性食道炎やそれに似た症状を抱える人が身近にいる場合、71%が「病院の受診を勧めたい」と考えており、次いで57%が「症状の軽減に役立つ食事や生活習慣の改善方法を共有したい」と回答しました。一方で、「具体的なサポートは難しいと感じる」とした回答も4.3%あり、サポートの方法に悩む人も一定数存在している可能性が示唆されます。

■まとめ

本調査から、胃腸の不調が日常的でありながら適切なケアを行っていない実態が浮き彫りになりました。また、逆流性食道炎の症状については、意外な症状があることが認識されていないことが分かりました。こうした認知不足は、早期診断や適切な治療開始の遅れの可能性が示唆されます。これらの課題に対し、症状認知の向上と具体的な行動を促す情報提供が重要と考えられます。

おいしい健康の取り組み

調査結果を基に、おいしい健康では、胃腸の不調に悩む人々や逆流性食道炎の疑いのある人々をサポートするため、以下の取り組みを進めています。

1. 逆流性食道炎の隠れた症状の認知を広める疾患啓発

特集ページを通じて、未認知の症状をわかりやすく紹介し、早期受診を促進。「耳の痛み」や「声のかすれ」といった、意外な症状をチェックできるリストを公開し、気づきをサポートします。

2. 生活習慣改善策の提供

逆流性食道炎を悪化させる生活習慣を見直すための具体的なアドバイスを提供。胃腸に負担をかけない日常の習慣を取り入れやすくするためのサポートを行います。

3. 胃に優しいレシピの提案

「脂質カットでも満足ごはん」「胃にやさしいおつまみ」など普段から胃をいたわる食事の紹介。特集ページでこれらのレシピを公開し、健康的な食生活を支援しています。

■株式会社おいしい健康「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」

株式会社おいしい健康は、データサイエンスに基づく栄養療法(Data science-based Nutrition:DBN)により「世界から病気をなくす」ことを目指す、ヘルスケア・スタートアップです。 パーソナライズ献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』の提供を通じて、世界80億人の健康とWell-beingの実現、ならびに医療費抑制など社会課題の解決に貢献いたします。

会社名:株式会社おいしい健康

代表取締役CEO:野尻哲也

設立:2016年7月

所在地:東京都中央区日本橋小舟町3−2リブラビル3階

事業内容:生活者・医療機関を対象としたヘルスケアサービスの提供、製薬・食品・生命保険業界を対象としたマーケティングソリューションの提供

コーポレートサイト: https://corp.oishi-kenko.com/

[おいしい健康アプリ]

アプリ紹介ページ: https://oishi-kenko.com/service_description

App Store: https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store

Google Play Store: https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play

WEB: https://oishi-kenko.com/

■本リリースに関するお問い合わせ

株式会社おいしい健康 広報担当

E-mail: press@oishi-kenko.com

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