働く女性4,472人の調査でわかった、お風呂と生理痛の関係の調査報告

バスリエ株式会社のプレスリリース

お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ株式会社(千葉県我孫子市、代表取締役:松永 武「以下、バスリエ」)が提供する健康とお風呂の診断サービス「お風呂診断」のなかで、10-60代の女性働く女性4,472名の回答を分析した結果をお知らせします。

女性にとって生理と仕事は切っても切れない密接な関係にあります。生理前〜生理中にかけては心身の不調を感じやすい時期ですが、体質による部分も大きいので男性には相談しにくく、一人で抱え込んでしまう女性も多いのが現状です。
お風呂の入り方で生理の辛さを軽減することはできないか?を調査した結果を報告いたします。

【働く女性のお風呂と生理に関する調査結果ハイライト】
1. 生理痛がよくある女性は、冷えが気になっている割合が高いが湯船には浸かっている
2. 生理痛がよくある女性は、湯冷めをしやすい
3. 生理痛が少ない女性は全身浴の割合が多い
4. 生理痛が少ない女性は、温冷浴をしている

Q.『生理痛や生理前の不調はありますか?』
生理痛があると回答した女性の割合がもっとも多いのは20代の84,15%、次が30代で82,12%、その次は40代で70,39%、10代が63,94%でした。

 

  • 1. 生理痛がよくある女性は、冷えが気になっている割合が高いが湯船には浸かっている

Q.『冷えが気になることはありますか?』
生理痛と冷えを感じる度合いを分析した結果、生理痛を感じると答えた20代30代の女性は、日常的に冷えを感じやすいと回答しています。
ですが、湯船につかる日数や時間を同時に調査したところ、生理痛がよくある・無いに関わらず湯船に浸かっていることがわかりました。
生理痛が「よくある」と答えた20代、30代の61,8%のうち、冷えが気になることが「よくある」と答えた人は69,16%でした。
生理痛が「全くない」と答えた20代、30代の女性のうち、冷えが気になることが「よくある」と答えた人は46,3%で、15.5ポイントの差がありました。
 

 

 

次の調査で、さらに深掘りしていきます。
 

  • 2. 生理痛がよくある女性は、湯冷めをしやすい

Q.『湯冷めをしやすいですか?』
20-30代女性のうち、生理痛を感じる人は湯冷めをする割合が46%、生理痛がない人の湯冷めをする割合は32%で、13ポイントの差があります。

 

どういうお風呂の入り方をすると、湯冷めがしにくいのかを見ていきましょう。
 

  • 3. 生理痛が少ない女性は全身浴の割合が多い

Q.『平日(仕事日)の主な入浴方法を教えてください。』
A, 全身浴・半身浴・シャワー浴・サウナ浴 のうち、複数回答可能
 

 

生理痛を感じると答えた20代,30代の女性は、全身浴の割合が全体の41%に対し、全くないと答えた女性は51%で、10ポイントの差でした。
生理痛をしない女性は、全身浴の割合が多いことがわかりました。
(←全身浴とは、イラストのように肩まで浸かる入浴法です)

 

  • 4. 生理痛が少ない女性は、温冷浴をしている

Q.『温冷浴(温水と冷水を交互に入浴する)を行っていますか?』
(温冷浴とは「温める」「冷やす」を繰り返す入浴法です。サウナと水風呂も温冷浴になります)
温冷浴をしている女性の生理痛が「よくある」の回答は3.44%、生理痛が「全くない」の回答が9,25%で5,81ポイントの差でした。

自律神経を整える効果があるのでぜひ行ってみてください。自宅では「湯船→冷水シャワー」で温冷浴ができます。

 

 

  • 考察

本調査の結果から、生理痛を感じやすい女性は湯冷めがしやすい傾向にあり、入浴時間や日数はさほど変わらないものの、入浴法が違うということがわかりました。

半身浴(胸かみぞおち辺りまで)ではなく、肩までお湯に浸かる全身浴で体を温めた方が、生理痛に効果があることが予想できます。
割合は少ないものの、日常的に温冷浴を行っている女性は生理痛を感じにくい傾向にあるのも注目すべきポイントです。サウナがブームになっていますが、日頃からお風呂やサウナをうまく活用していくことが働く女性の体調管理のポイントになります。

生理休暇が取得できる会社もありますが取得率が非常に低い傾向があり、生理休暇を有給休暇としている事業所は3割以下とも言われています。生理は女性でも個人差が大きいので、同僚に申し訳ないとの理由で取得したいけど我慢してしまうケースが多いようです。

労働人口が減少していくなかで企業ができることは、社員の心身の状態を整え、健康のベースを底上げしていくことだと言えます。
バスリエ株式会社では、働く女性のお風呂事情を調査し、仕事と健康の在り方の参考になる情報発信に注力していきます。
 

 

  • 調査概要

調査実施:バスリエ株式会社
調査対象:10-60代の働く女性4,472名
調査方法:バスリエ株式会社は提供するオンラン診断サービス「お風呂診断」によるもの
調査期間:2020年4月〜2021年5月
調査地域:日本全国

お風呂診断は、引き続き行っています。
https://office-bathlier.com/company/IMpVkbKUik

*お風呂診断分析結果は、データ提供も行っています。
企業様のご希望に沿った分析も可能です。詳細はお問い合わせください。
 

  • お風呂診断

お風呂はその日の体調に合わせて入り方を変えると、効率的に疲れをとることができます。
自身の体調や状態に合った入り方を知ることができるのがお風呂診断です。

<一般の方向け お風呂診断>
https://office-bathlier.com/company/IMpVkbKUik

<企業様向け お風呂診断>
お風呂診断を活用した福利厚生サービス「OFFICEお風呂」を展開しています。
説明を聞いてみたい企業様は、お気軽にお問い合わせください。
https://office-ofuro.com/

会社概要
■会社名 :バスリエ株式会社
■代表者 :代表取締役 松永 武
■設 立 :2008年8月1日
■所在地 :〒270-1145 千葉県我孫子市高野山464-18 スペース&キャピタル我孫子ビル2階
■TEL :04-7183-3252
■FAX :04-7182-2937
■URL :https://www.bathlier.co.jp
■Email: info@bathlier.co.jp
■事業内容:浴用品の企画・製造・販売

 

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