排便満足度全国1位は、うどんで有名なあの県!?便の質が高い人は幸福度・睡眠の質が高いという結果に!

天藤製薬が、医師監修のもと、腸活アプリ『ウンログ』と共同で「全国統一うんち調査」を実施~都道府県別のうんち意識をウンフォグラフィックスで可視化

天藤製薬株式会社のプレスリリース

 ボラギノール®ブランド等を展開する天藤製薬株式会社(本社:大阪府豊中市)は、「便質改善」の重要性を啓発し「心身ともに気持ちよくうんちを出せる社会」の実現のため、日本人のうんちに対する意識を測る「全国統一うんち調査」を実施しました。

 本調査は、株式会社オムニヒール代表取締役社長であり、おうちの診療所中野院長、日本うんこ学会会長を務める元消化器外科医である石井洋介医師監修のもと、腸活アプリ「ウンログ」のユーザー2,987人に対して実施しました。また、47都道府県のウンログユーザーにアンケート調査を実施することで、地域ごとのうんちへの意識差を明らかにしています。

 調査結果は、より多くの人にわかりやすい形で情報を届けられるように、うんちをモチーフにしたインフォグラフィックスである「ウンフォグラフィックス」としてまとめました。

【調査サマリー】

(1) 最も排便満足度が高いうんち県は香川県!次いで、秋田県、青森県

  1週間の排便回数の最多は山梨県で8.44回、最少は沖縄県で4.05回と約2倍の差が!

(2) うんちをするのは「朝派!」が半数以上

  うんちをする時についついしてしまう「トイレルーティン」は「SNSをみる」

  「YouTubeなどで動画を見る」「ゲームをする」

(3) トイレットペーパーを選ぶ時に重要視していることのTOP3は

  「価格」「柔らかさ」「シングルよりもダブルのもの」

  物価高の影響か使い心地よりも価格で選ばれる傾向に

(4) 外出の際に、ちょうどよく入れるトイレが無くて困る「トイレ難民」が

  最も多いのは鳥取県!最も少ないのは高知県

(5) 便質が高い人の方が「生活の充実度が高い」「仕事を頑張れる」と回答

  便質とQOLの相関性が明らかに

  また、便質を意識している人にとって「便質改善はストレッチや推し活よりも健康法として

  効果的」だということが判明!

(6) ウンログユーザーでは8割以上が便の質を意識している

  しかし便質改善のために毎日行動できている人は3割程度と多くない

(7) 便質を意識している理由は「健康状態を確認するため」

  便質改善のための行動をしている理由は、「体調管理のため」、

  「スッキリうんちをしたいから」がトップ

  便質改善により「気持ちよく排便できるようになった」と回答する人が半数

(8) 便質改善をしている人でも「やり方が分からない」という悩みが多数

  していない理由のトップは「方法が分からない」

  便質改善のための情報発信が急務に

【調査背景】

 これまで、うんちは「出るか出ないか」で判断されることが多く、うんちの本来の価値が見過ごされてきました。

 しかし、昨今うんち自体と健康に関する研究が進み、アカデミアや医師は「うんちは茶色い宝石」「うんちは情報の宝庫」などと称するなど、うんち自体への期待値が高まっています。

 このような状況下で、ボラギノールを製造・販売する天藤製薬は便秘と痔の関係性に着目し、便の出し方に大きな影響を与える“便の質”に対する意識を向上させるべく、2023年から「便質啓発プロジェクト」を開始しました。今回の調査は便質啓発プロジェクト第二弾です。

 第一弾では「便秘と便秘薬に関する意識調査(※1)」を実施し、便秘を中心とした便に関する悩みの実態と要因、その解決手段となる便秘薬の課題を生活者データより明らかにし、有効な改善策として「便質を意識した便秘薬の活用」の重要性を発信しました。

 今回のプロジェクト第二弾は、便秘に悩む人だけでなく、QOL向上を望むより多くの人に「便質を意識すること」の浸透および「便質改善の行動促進」のヒントを得るため、日本全国の生活者に向けて「うんちや便質に関する意識調査」を実施しました。

 調査結果をもとに、「便質改善」を新たな当たり前とし、より多くの人がスッキリとうんちを出せる社会の実現を目指します。

【調査概要】

調査方法:WEBアンケート方式

調査方法:全国のウンログアプリを利用する 20代~60代の男女

有効回答数:2,987名

調査実施日:2024年12月13日~2024年12月27日

調査主体:天藤製薬株式会社

※本リリース内容をご掲載いただく際は、出典「天藤製薬株式会社調べ」と明記をお願いいたします。


最も排便満足度が高いうんち県は香川県!次いで、秋田県、青森県

1週間の排便回数の最多は山梨県で8.44回、最少は沖縄県で4.05回と

約2倍の差が出た結果に

(結果)

・全国47都道府県のユーザーに対して、排便時のスッキリ感を評価する「排便満足度」が最も高い

「うんち県」は香川県であることが分かった。

・また、排便の回数が多いのは山梨県で、一週間の平均は8.44回という結果になった。

一方で排便回数が最も少ないのは、沖縄県で一週間平均は4.05回と山梨県と比較して約2倍の差が出た結果に。

・「おしりに優しい」「便質が良い」都道府県ランキングはどちらも「鳥取県」が1位という結果となった。

(医師コメント)

 排便は食生活などを含む生活習慣と関係しています。都道府県ごとに排便の満足度に差があるのは、各地域特有の生活習慣に起因しているのではないかと考えられます。また、主観的健康感と言われる、幸福度の尺度と相関性も生まれると面白いのではと考えています。

うんちをするのは「朝派!」が半数以上

うんちをする時についついしてしまう「トイレルーティン」は

「SNSをみる」「YouTubeなどで動画を見る」「ゲームをする」

(結果)

・朝にうんちをすることが多いと回答した人は半数以上で、2人に1人が「朝派」ということが分かった。

・うんちをする時についついしてしまう「トイレルーティン」として最も回答が多かったのは「SNSをみる」、次いで「YouTubeなどで動画を見る」、3位は「ゲームを する」という結果となり、トイレでのスマホ利用率の高さが浮き彫りとなった。

トイレットペーパーを選ぶ時に重要視していることのTOP3は「価格」「柔らかさ」「シングルよりもダブル」

物価高の影響か、使い心地よりも価格で選ばれる傾向に

(結果)

・トイレットペーパーを選ぶときに重要視していることとして、「柔らかさ」や「ダブルのもの」といった機能面を凌いで、価格が一位となった。

外出の際に、ちょうどよく入れるトイレが無くて困る「トイレ難民」が

最も多いのは鳥取県!最も少ないのは高知県

便の質が高い人の方が「生活の充実度が高い」「仕事を頑張れる」と回答

便質とQOLの相関性が明らかに。

また、便質を意識している人にとって「便質改善はストレッチや推し活よりも健康法として効果的」だということが判明!

(結果)

・ブリストルスケールを基準に、便の質が良い人と悪い人で生活の充実度などを聞いた結果、便の質が良い人の方が「生活の充実度」「労働への意欲度」さらには「睡眠の質」についても高いことが分かった。

・また、便質改善を実施している人に対する調査では、健康法としての便質改善への期待値は高く、

ストレッチや瞑想、推し活などよりも高いことが分かった。

(医師コメント)

 調査結果から、便質の良し悪しによって「生活の充実度」や「仕事への意欲」に差が出る、つまりQOLや労働生産性と相関関係があることが分かりました。

 理由は様々考えられますが、自分の便をいいと思えるという肯定感の高さと、主観的な健康感の良さが相関しているのかもしれません。また、日々健康的な生活が送れている人は、実際に便質が良くなるだろうとも考えられます。

 実際に、便秘や下痢などで来院される方の多くは、身体の不調に加えて、メンタル面のゆらぎについても言及される方が少なくありません。

※ブリストルスケール(ブリストル便形状スケール)とは

うんちの硬さとかたちを7段階に分類する、うんちの世界基準です。便秘による硬いうんちがBS(ブリストルスケール)1、2。下痢による軟らかすぎるうんちがBS6、7です。理想的なうんちはBS3、4、5とされています。
(出典:日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会: 慢性便秘症診療ガイドライン 2017: 2017. Lacy, B.E. et al.: Gastroenterology, 150: 1393, 2016.)

ウンログユーザーで8割以上が便の質を意識している

しかし、便質改善のために“毎日”行動できている人は3割程度と多くない

(結果)

・排便の意識が高いウンログユーザーでは、「便の出る出ない」に加えて、「硬さ」「におい」「色」など「便の質」まで意識をしている人が多いことが分かった。

・一方で、ウンログユーザーであっても便質改善のために“毎日”行動できている人は3割程度と、少数派であることが分かった。

(医師コメント)

 調査対象が腸活アプリ「ウンログ」のユーザーさんへの質問のため、便の意識が高い人が多い結果となりましたが、一般の生活者では便の質まで意識している人はごく少数なのではないでしょうか。

 また、ウンログユーザーであっても、便質改善のために「“毎日”行動できている人」の割合はあまり高くなく、うんちへの意識が高い人でも健康のために、実際に行動まで移せていない点に課題があると感じました。

 便を見る「観便」・「便質改善のための行動」、つまり健康的な生活習慣は毎日することによって効果や意義が発揮されます。スッキリうんちやQOLの向上を目指して、毎日の観便・便質改善習慣を身につけましょう。

便の質を意識している理由は「健康状態を確認するため」

便質改善のための行動をしている理由は「体調管理のため」「スッキリうんちをしたいから」が上位

便質改善の意識により「気持ちよく排便できるようになった」と回答する人が半数

(結果)

・便質改善のために実際に行動している理由は「体調管理のため」、次いで「スッキリうんちをしたいから」という結果となり、便質改善のための行動は、気持ちのよい排便はもちろん、体調管理への期待値が高いことが分かった。 

・また、約半数が便質改善のための行動によって「気持ちよく排便ができるようになった」と回答しており、気持ちの良い排便には便質改善が欠かせないことが可視化された。

・「メンタルが安定した」「自己肯定感が高まった」といった回答もあり、便質改善は心身ともに健康な生活につながることが分かった。

(医師コメント)

 「健康状態の確認や体調管理」が便を見る理由という結果である点は素晴らしいですね。実際に、心身の状態が崩れてくると排便にも影響が出てくるはずなので、身体からの「大きなお便り」として健康の指標に利用してもらえると良いと思います。

 観便に関しては、病気の早期発見にもつながる可能性があります。例えば、便の色や形状の変化は、大腸がんや胃がんといった深刻な疾患の初期症状として現れる場合があります。40歳くらいから癌になる確率は増えるため、血便が出る、便が細くなる、下痢と便秘を繰り返す、黒い便が出るなどは要注意です。

 また、実際に行動した人は「気持ちよく排便できるようになった」との回答も多く、うんちを見ることで、生活習慣が変わるという「健康のPDCAサイクル」が実現できているのだと思います。

便質改善をしている人でも「やり方が分からない」という悩みが多数

していない理由のトップは「方法が分からない」

便質改善のための情報発信が急務に

(結果)

・便質改善のために行動をしている人を対象に、便質改善をする上で困っていることを聞いた設問では、「やり方が分からない」という回答が最も多く、次いで「自分に合うかどうかがわからない」などの回答が多かった。

・便質改善のための行動ができていない人においても「自分に合う方法が分からない」「便質改善をする方法が分からない」という回答が多かった。

・また、最も少なかった回答は「便質改善のメリットが分からない」であることから、便質を改善する「方法」が分からないだけで、実際には行動に移したいと考えていると推察できる。

(医師コメント)

 先ほどの設問で便質とQOLの相関が示されましたが、実際には多くの人が便質改善の方法を正しく把握できていないことが分かりました。

 便質を改善し健康的な生活を送るためには、食生活の見直しや運動習慣の導入などが効果的です。加えて、便の量や質を記録し、自分に合った続けやすい方法を見つけることで、行動の結果が可視化され、モチベーションの維持や効果的な改善につながります。改善が難しい場合は医師に相談することも有効です。

 また、本調査からうんち起点で健康的な生活を送れる社会をつくれるような、啓発活動の必要性を強く感じました。


● 考察

おうちの診療所中野 院長/日本うんこ学会会長 石井洋介医師 ※本件に関して取材・コメント可能

 便質啓発プロジェクト第一弾では、便秘を中心とした便に関する悩みの実態と要因、その解決手段となる便秘薬の課題について明らかにすることで、便に対する意識を高めるとともに、適切な解決策を広めるきっかけを作ることを目指しました。

 今回は、第二弾として日本全国47都道府県の方2,987名を対象とした「全国統一うんち意識調査」の監修をさせていただきました。本調査は、うんちとQOLとの相関性や便の質を高める上での課題を明らかにし、便質改善や観便の意識向上に寄与することを目的として実施しました。

 本調査のポイントは、うんちを観る「観便」と便の質を高める「便質改善」の習慣付けがなされることで、QOL(生活の質)の向上や労働生産性の向上など様々な相関があることが分かった点です。

 具体的には、便質が良い人の方がQOLや労働生産性、さらには睡眠の質までもが高いというデータが得られています。これは健康的な習慣が便の質と相関している可能性があるのではと思えるものでした。また、毎日の観便により、大腸がんなどの重大な病気の早期発見につながる可能性もあるので、是非便を見る力を身につけてもらいたいと思っています。

 一方で、排便への意識が高いウンログユーザーであっても、毎日の観便や便質改善のために行動までできている人は少なく、一般の方に至っては「便質」のみならず、「観便」という言葉すら知らない人が多いのが現状です。

 今回の結果をふまえて、改めて観便や便質に対する正しい知識の普及と、誰もが無理なく実践できる、うんちから始まる健康的な生活習慣の指針を示すことが不可欠だと感じました。

 しかし、これまで全くうんちを見ないで生きてきた人に、うんちを意識して急に行動しろと言われても難しいでしょう。

 そこで、誰でも観便・便質改善ができて、より多くの方が健康でいられる社会を目指す取り組みを天藤製薬・ウンログとともに、スタートさせたいと考えています。

【石井洋介氏プロフィール】

 株式会社オムニヒール代表取締役社長 おうちの診療所中野 院長

自身が病気のため19歳で大腸を失い、21歳より一念発起し高知大学医学部に入学。その後、消化器外科医として手術をこなす中で、大腸癌などの知識普及を目的としたスマホゲーム「うんコレ」の開発・監修、「日本うんこ学会」の設立を行う。

その後、厚生労働省医系技官などを経て、企業と協働でプロダクト作成やヘルスケアコミュニティSHIPの運営を行いながら、在宅診療を中心に病院の外の医療の拡充にフィールドを広げている。異能vation2019破壊的挑戦部門受賞。

天藤製薬株式会社 代表取締役社長 宮﨑尚志氏】

 私たち天藤製薬は、これまでの痔の薬を世の中に提供するという活動を通して、排便のことで悩まれている方が非常に多く、その悩みは決して軽いものではないことがわかっておりました。

 何故痔の薬の会社が便のことを?とお思いになるかもしれませんが、実は痔と便は非常に密接に関わっているのです。実際に多くの肛門科専門医からも、便秘で硬くなった便や下痢便が、いぼ痔やきれ痔を引き起こす重要なファクターであるとお聞きしており、便の状態をコントロールすることは痔の問題を改善する上でも非常に重要であると私たちは考えております。

 こうした背景から、便の状態(便質)にもっと目を向ける世の中にしていきたいと考え、便に特化したアプリを運用されているウンログ様とコラボさせていただくこととなりました。

 今回の調査を進めていく中で、ウンログユーザーさんのように便への関心が高い人であっても、便質を意識はしているものの、改善するための行動としては十分ではないということに気付かされました。

 今回の調査が少しでも便質改善に取り組むきっかけの一つになりましたら幸いでございます。

● 天藤製薬について

 天藤製薬は、痔疾用薬「ボラギノール🄬」を中心に、『患者様の生命や健康を第一とする』活動を実践してきた創業200年を超える老舗製薬会社。

 最近では、自社ECを立ち上げ、約30年ぶりの新商品「ボラケア🄬バランスwith乳酸菌」

「ボラソフト🄬プロテクトバーム」「ボラギノール🄬スムース便秘薬」等これまでの痔疾領域の知見を活かした新商品展開を積極的に行っている。

【会社概要】

社名    :天藤製薬株式会社

所在地   :大阪府豊中市新千里東町一丁目5番3号(千里朝日阪急ビル)

設立    :大正10年10月11日

事業    :医薬品の製造販売

公式サイト :https://www.amato.co.jp/

          

●ウンログについて

 「すっきり革命を起こす!」を掲げて、健康寿命の延伸や医療費の抑制などの社会課題をトイレの中から解決するうんちベンチャー企業。

 うんちを観察する“観便”と腸内環境を整える“腸活”で、健康管理をサポートする腸内環境改善プラットフォーム、腸活アプリ「ウンログ」の運営をメインにサービスを展開。

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