持続可能な未来を築くために、化粧品業界に求められる環境対応と地域共生とは?3/18(火)オンラインにて開催
ジャパン・コスメティックセンターのプレスリリース
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(佐賀県唐津市南城内1-1、代表:山﨑信二)では、2025年3月18日(火)にオンラインにて、『【唐津市×JCC共催】コスメ×環境セミナーvol.1』を開催します。
地球環境、地域経済に配慮したビジネスは、企業価値を高めるだけでなく、リジェネラティブな市場機会を生み出します。本セミナーを通じて、持続可能な未来への一歩を共に踏み出しましょう。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に伴い、企業活動にも「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた取り組み実装が求められています。化粧品業界も例外ではなく、企業の持続可能性が競争力を左右する時代になりました。
環境省や国も「ウェルビーイング」という言葉を環境基本計画などで掲げ、環境と人々の幸福が密接に関わることを強調しています。企業の環境対応が、単に環境保護にとどまらず、従業員や消費者の健康や生活の質向上にもつながる点を本セミナーで深掘りしていきます。
また、化粧品業界では海外の資源や環境問題に目を向けることが多くなりがちですが、日本国内の自然環境も私たちの生活や文化と深く結びついています。国内の生態系や資源循環の視点も取り入れ、持続可能な経営のあり方を一緒に考えていきましょう。
本セミナーでは、唐津市が推進している「地域循環共生圏」の考えを踏まえながら、環境と経済(企業も地域も)の両立を目指すための経営戦略や新たなビジネスチャンスについて解説し考えていきます。サステナブルな原料調達や流通の工夫、消費者意識の変化など、実際の事例を交えながら、業界が向かうべき未来を考えます。
【開催概要】
日時 |
2025年3月18日(火)18:00〜20:00 |
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会場 |
オンライン開催(Zoom) |
参加費 |
無料(事前登録制) |
定員 |
100名 |
申込締切 |
3月17日(月)12:00まで |
共催 |
唐津市 |
協力 |
【プログラム】
・はじめに「企業に求められる環境対応と未来/ネイチャーポジティブとは」
・環境先進地域、唐津市の取り組み
・ダイバーから見た福岡、唐津の海について
パネルディスカッション:「持続可能なビジネスモデルの構築にむけて」
◾️資源循環と化粧品
・PHI株式会社 CEO 繁田 知延 氏
・株式会社comvey 代表取締役 梶田 伸吾 氏
◾️持続可能な原料調達、地域との関係
・株式会社ACRO THREEホリスティック リサーチセンター センター長 佐井 賢太郎 氏
・株式会社みんなの奥永源寺 代表取締役 前川 真司 氏
◾️Q&Aセッション
【こんな方におすすめ】
✔ 化粧品業界で環境対応を強化したい経営者・担当者
✔ サステナブルな商品開発・マーケティングに関心がある方
✔ SDGsや環境に取り組む企業の事例を知りたい方
✔ 国内の資源循環や持続可能な原料調達について学びたい方
✔ 地域循環共生圏の視点から化粧品業界の未来を考えたい方
✔ 未来に向けて唐津市の地域循環共生圏を一緒につくっていきたい方
【講師プロフィール】
繁田 知延 氏
PHI株式会社 CEO
「環境教育」×「地域資源循環」。教育現場と実社会のGapを埋めるべく、地域資源循環を伴う実践的な環境学習コンテンツによって「持続可能な社会の創り手」の育成を目指す。 サーキュラーエコノミー領域に特化したスタートアップ企業創業支援プログラム「CIRCULAR STARTUP TOKYO」第一期生。J-Startup WEST Supporters選定企業。埼玉県「令和6年度サーキュラーエコノミー推進事業 事業化支援補助金」採択。
PHI株式会社:http://www.phi-gr.com/
梶田 伸吾 氏
株式会社comvey 代表取締役
1992年バンコク出身。慶應義塾大学商学部卒業後、2016年 伊藤忠商事株式会社入社。物流ビジネス部・物流物資部にて新規事業企画、事業会社出向等を経験。2022年6月 株式会社comveyを設立。EC事業者向けに郵便ポストに返却できるリユース梱包「シェアバッグ®︎」と、オペレーションシステムを開発・提供。2024年度「The 5th Japan BeautyTech Awards」「特別賞」受賞
株式会社comvey:https://comvey.jp/
佐井 賢太郎 氏
株式会社ACRO THREE ホリスティックリサーチセンター センター長
薬学系大学院卒業後、大手化粧品・日用品会社にて基礎研究~商品企画開発まで幅広く経験。2019年より同社の「THREE」ブランドにて商品開発・デザインチームのマネージャーを経て、2022年より現職。
THREEホリスティック リサーチセンターでは唐津市のコスメ構想と連携し、植物由来のコスメ原料等の開発に取り組んでいる。唐津市の「THREE Herb Garden」で樹木等の栽培を行うほか蒸留所の建設を計画。
THREE ホリスティックリサーチセンター:https://hrc.threecosmetics.com/
前川 真司 氏
株式会社みんなの奥永源寺 代表取締役
1987年8月20日生まれ、兵庫県宝塚市出身。
小さい頃から牧場主に憧れて、中学校時代に高知県大川村へ山村留学。卒業後は全寮制の兵庫県立播磨農業高校 畜産課へ進学。ブラジル共和国への農業研修を経て、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科へ進学。卒業後、アメリカロサンゼルスにあるUCLA Extension ALCセンターへ留学。帰国後、滋賀県立八日市南高等学校の教員を3年勤め、2014年4月から「第一期 東近江市 地域おこし協力隊」に就任、農業と農村の可能性を活かした地域活性化事業に挑戦し、2017年4月には「株式会社みんなの奥永源寺」を設立。2018年4月には、東近江市の花で絶滅危惧種の「紫草(ムラサキ)」の根、「紫根(シコン)」を活用したオーガニックコスメ「MURASAKI no ORGANIC」を開発・販売。2022年4月には、一般社団法人鈴鹿10座エコツアーガイドクラブを設立し、事務局長を務めるほか、2024年2月には、一般社団法人しがごとまるごと協力隊ネットワークを設立し理事に就任。
株式会社みんなの奥永源寺:https://murasakino.organic/
【ジャパン・コスメティックセンター後援事業のご案内】
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンターでは企業と連携して耕作放棄地での化粧品原料栽培など自然環境の保全と持続可能なビジネスの両立に取組んでいます。
この度JCCが拠点を置く佐賀県唐津市において、生物多様性の保全や海洋プラスチック問題等の地域課題に対し多様な主体が自律的に取組む「地域循環共生圏」を推進しています。
その一環として3月27日(木)~28(金)に「Nature Positive Forum 九州 in KARATSU」が開催されます。
関心のある方は、下記URLをご参照ください。
お問合せは下記まで
ネイチャーポジティブフォーラム九州 #1唐津 実行委員会事務局
MAIL:kankyou@city.karatsu.lg.jp
【一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(JCC)について】
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(JCC)は、佐賀県唐津市を拠点に化粧品産業の振興と国際展開を推進する団体です。2013年の設立以来、産官学連携でナチュラル原料の開発や販路拡大を支援し、サスティナブルな化粧品産業の発展に貢献しています。フランスの「COSMETIC VALLEY」と提携し、国際市場開拓や輸出支援を強化。また、環境負荷の少ない製造技術やエコフレンドリーなパッケージの推進にも取り組んでいます。
法人名 |
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター |
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所在地 |
〒847-0013 佐賀県唐津市南城内1-1 大手口センタービル 4F |
代表者 |
代表理事会長 山﨑 信二 |
TEL |
0955-53-8700 |
HP |
【唐津市のコスメ産業振興とコスメ構想について】
唐津市では、2013年からJCCや佐賀県などと連携し、地方創生の取り組みとして、唐津市や玄海町を中心とする北部九州に美と健康に関するコスメ産業を集積させ、コスメに関連する自然由来原料の供給地となる「唐津コスメティック構想」を推進しています。
人と環境にやさしく、持続的な「コスメのまち」となるために、地域資源を生かした経済活動の活性化と雇用の創出を目指しています。
唐津コスメティック構想について:https://www.city.karatsu.lg.jp/page/1646.html
【唐津市の環境活動、支援について】
唐津市では、多様な主体が積極的に連携・協力し、自然資本と調和したビジネスが共創されつづける街づくり「唐津市版地域循環共生圏の実現」にむけて、地域内のプラットフォームの構築と活性化、地域内外の企業や研究機関等との連携を強化しています。こういった動きから地域ごとの特性を活かした新たな取組が創発されていくエコシステムを構築し、外部環境の変化に対応しながら、共に地域が発展していく持続可能な社会を目指しています。
唐津市版地域循環共生圏について:https://www.city.karatsu.lg.jp/page/1072.html