約8割の方が育児に不安を感じている⁉︎子育てがこころの健康に与える影響【2025年版】

子育てとこころの健康に関する調査

一般社団法人徳志会のプレスリリース

一般社団法人徳志会（所在地：東京都品川区、代表理事：河口雅弘）は、心療内科・精神科クリニックである新宿よりそいメタルクリニック（新宿駅東口徒歩3分）横浜よりそいメタルクリニック（横浜駅西口徒歩2分）柏よりそいメンタルクリニック（柏駅徒歩1分、2025年4月オープン）を運営し皆様のメンタルヘルスをサポートしております。今回は子育てとこころの健康に関する調査を実施したので、その結果を紹介します。

◾️産後のこころの状態には要注意！

産後に発症しやすいこころの病気として「産後うつ」があります。産後うつは産後数週間から6ヶ月までの間に発症しやすく、気分の落ち込みや不眠などの症状が見られることがあるため注意が必要です。

産後は子育ての不安や負担、ホルモンバランスの乱れなどにより体やこころに負担がかかりやすいタイミングであり、こころの病気の発症リスクが高くなる傾向にあります。そこで、一般社団法人徳志会は子育て経験者を対象に、育児がこころの健康に与える影響に関して深く理解するために調査を実施しました。

【調査概要】　

「育児がこころの健康に与える影響に関するアンケート」調査概要

調査期間：2025年2月1日～2025年2月20日

調査機関：一般社団法人徳志会（自社調査）

調査対象：全国の子育て経験者

有効回答数：300サンプル

調査方法：インターネット調査

全国の子育て経験者に対して子育て中に不安を抱えたことはあるか調査しました。

その結果、約8割の方が育児において不安を経験したことがあると回答しました。

子育て期間中に不安を経験した方に対して、子育てにおいて「産後のうつ状態」を経験したことがあるか調査しました。

その結果、約4割の方が産後のうつ状態を経験していることがわかりました。

産後のうつ状態を経験した方に対してクリニックへの相談の有無を調査しました。

その結果、こころの不調をクリニックに相談した方は2割程度であることが分かりました。

産後のうつ状態を経験した方に対してこころの不調をクリニックに相談できなかった理由を調査しました。

その結果、「時間的な余裕がない」「病名を告げられるのが怖い」といった回答が見られました。

産後のうつ状態の経験者に対して、育児体制について調査しました。

その結果、パートナーが仕事などで育児に協力しにくく1人で育児をしている方ほどうつ状態を経験しやすいことが分かりました。

今回は、子育てがこころの健康に与える影響について調査しました。子育てに対して約8割の方は何かしらの不安を抱えており、約4割の方は実際に産後のうつ状態を経験したことが分かりました。

また、産後のうつ状態を経験した方のうち実際にこころの不調をクリニックに相談した方は約2割と少ないことが明らかとなりました。

産後は子育ての忙しさで自身のこころの状態まで気を遣えていない状態になることが分かります。

パートナーのうちどちらかのみが子育てをする環境では、産後うつの発症リスクは高くなる傾向にあります。

産後の子育ては何かとこころにストレスがかかるタイミングです。もしも、こころに不調を感じてうつ病などの精神疾患かもしれないと感じたら早めに心療内科・精神科クリニックに相談することが大切です。

うつ病などの精神疾患は重症化すると最悪のケースで命に関わる行動につながる恐れがあります。

そのため、産後の子育て中に強い気分の落ち込みやこころの不調を感じた際は早急によりそいメンタルクリニックに相談してください。

カウンセリングを通して心の状態を観察し、きめ細やかなメンタルヘルスのサポートを提供させていただきます。

早め早めの行動が自身の心の健康を守ることにつながります。

新店舗オープン（2025年4月柏院オープン）と業績拡大に伴い、新しい仲間（医師、看護師、臨床心理士、医療事務）の求人を強化しています。当院では、採用面談に際して院内見学会を実施しております。

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