九州初導入!微粒子を非破壊・高精度で解析可能なX線顕微鏡『nano3DX』を設置

塩分コントロール技術の高度化に向けて研究開発を強化

トイメディカル株式会社のプレスリリース

トイメディカル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:竹下英徳、以下「当社」)は、独自開発のアルギン酸含有微粒子を非破壊かつ高精度に解析可能な高分解能3D X線顕微鏡『nano3DX 』を新たに導入しました。九州エリアでの設置は初となります。

🔳nano3DX導入の背景と目的

当社では、生体へ塩分を吸収しにくくする独自の塩分コントロール技術を研究開発してきました。塩分オフセット技術のコアとなる「アルギン酸含有微粒子」による塩分吸着効果の評価は確立したものの、マイクロ粒子の構造的特徴の詳細な解析については課題を抱えていました。

今回新たに導入した nano3DX は、サブミクロン領域の非破壊・高精度測定が可能なX線顕微鏡です。本機の導入によりアルギン酸含有微粒子のコーティング層の厚み、均一性、密着性、3D構造などを詳細に解析することが可能となりました。


🔳nano3DXの特徴

● 高い 2D・3D空間分解能 ・・・高解像度のX線カメラを搭載

● 高コントラスト (密度分解能)・・・試料・目的に合わせてX線源 (Cr/Cu/Mo/W) を選択可能

● 高速測定・・・高輝度X線発生装置と高感度カメラの組み合わせ


🔳塩分コントロール技術とは?

厚生労働省の調査によると、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は10.1g※1と目標値(男性7.5g未満、女性6.5g未満)※2を大きく上回るとされています。塩分の過剰摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを高めるため、減塩が重要視されています。

しかし、多くの人が減塩に対して以下のような悩みを抱えています。

「減塩は薄味で美味しくない」

「薄い味付けに調整するのが難しい」

「すでに調理された食品や外食時など減塩することができない」

これらの減塩に関する悩みを解決するのが海藻由来成分である「塩分吸着ファイバー(食物繊維アルギン酸類)」を用いた当社の塩分コントロール技術です。

実際に臨床試験も実施しており、このアルギン酸類が含まれたカプセルを1回3粒飲んだ際に約1~3gの塩分の吸収が抑えられたことが示唆されています。※3

この技術を食品に応用することで、塩味の「おいしさ」を保ちながら、塩分の体内吸収を抑えることが可能になります。

※1:令和元年 国民健康・栄養調査結果より

※2:日本人の食事摂取基準(2020年版)より

※3:対象健常人、アルギン酸類含有サプリメントおよびプラセボを摂取させた二重盲検試験(UMIN試験ID: UMIN000046641)


本社:熊本県熊本市南区

トイメディカル株式会社について

当社は世界の塩分過剰摂取問題の解消に取り組むスタートアップ企業です。誰かの「困った」を「笑顔」に変えるメーカーとして、サプリメントおよび調味料の開発・販売を行っています。

熊本から世界中のウェルネスに貢献いたします。

会社公式HP:https://toymedical.jp/

公式オンラインショップ:https://toymedical.com/shop

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