イービーエムは、人の美と健康、豊かな暮らしに寄与するために「プラネタリーヘルス」の取り組みを行っています。その一環として、産学連携による「フルボ酸」の活用効能の実証実験を開始しました。
株式会社イービーエムのプレスリリース
美容健康会社である株式会社イービーエム（本社：東京都渋谷区、代表取締役 松島榮子）は、株式会社ミツウロコグループホールディングス（本社：東京都中央区、代表取締役社長 CEO 田島 晃平）、株式会社Re Flora（本社：福岡県久留米市、代表取締役 中村弥和）の2社と連携し、「地球環境の健全性」と「人間の健康」への貢献を目指したプラネタリーヘルスプロジェクトを開始しました。
1．事業の背景・概要
「プラネタリーヘルス」とは、地球環境と人間の健康の相関を踏まえ、環境問題や健康推進の課題に取り組むことを意味します。土壌の蘇生効果や人体への健康効果が期待される「フルボ酸」は「プラネタリーヘルス」の推進に貢献することが見込まれたため、このたび当プロジェクトの一環として活用効能の実証実験に取組むこととなりました。
創業以来38年にわたり人の美と健康を追求してきたイービーエムは、お客様の真にすこやかで心豊かな生き方の実現に寄与するため、「ミライワ プロジェクト」と名付けたプラネタリーヘルスの推進活動を行っています。近年は、生物や地球環境の循環システムを支える「菌」の働きに着目し、人と環境にやさしい菌活商品の開発やプラネタリーヘルスに関する発信に取り組んでおり、今回の実証実験もその一環に位置付けています。
2．フルボ酸の有用性と活用可能性
フルボ酸は、古代の海洋植物が微生物により分解され堆積した地層より得られる腐植物質の一種で、天然の有機酸です。土壌改良や植物の生育促進に効果があるとされています。また人体への効果についても研究が進められているところです。
3．これまでの取り組み
現在、農業専門高校である群馬県立藤岡北高等学校との産学連携による、作物の生育促進や栄養価の向上、土壌の蘇生、および人体への健康効果が期待される「フルボ酸」の活用効能の実証実験と、その社会実装に取り組んでいます。
◎2024年9月より、土壌にフルボ酸を散布した高校敷地内の農地にて、キュウリの栽培を開始しました。土壌の微生物の変化、作物の収量、品質、病害虫耐性等を継続的に調査し、作物生産や土壌蘇生に対するフルボ酸の活用効能を検証しています。本検証実験は2025年10月の完了を見込んでいます。
【試験区（敷地面積151.2㎡） 】
【対照区（敷地面積151.2㎡）】
◎同校の教諭、生徒の方計４名へ、（株）Re Flora監修のもと、（株）イービーエムが提供する「ミライワ 腸内フローラ解析キット」を使った腸内フローラの解析を実施しました。解析結果の数値とカウンセリングによって、腸内フローラ改善効果の検証を行います。定期的な解析とカウンセリングにより、農業に携わる方々への効果を検証します。
4．今後の展開
農産業やそれに従事する方々の支援となる、「地球環境の健全性」「人間の健康」に配慮した作物育成ソリューションを産学連携で実現し、社会に届けていきたいと考えています。また、様々な研究機関、教育機関、自治体との連携を深め、社会課題への対応と新たな価値創造を実現する産学連携のフォーマットを構築し、全国各地で地方創生の支援となることを目指します。
心身の美と健康のための事業を追求するイービーエムは、プラネタリーヘルスへの取り組みを拡大し、人が健康で心豊かにくらし続けることのできる、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
≪株式会社イービーエム 概要≫
代表者: 代表取締役 松島榮子
所在地：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-3 表参道ビル6F
事業内容：化粧品製造・開発・販売、通信販売（ホームケア宅配）スキンケアスタジオの経営、EBM学院の運営
≪株式会社ミツウロコグループホールディングス 概要≫
代表者：代表取締役社長 CEO 田島 晃平
所在地：〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン
事業内容：持株会社（グループの経営戦略・経営管理）
≪株式会社Re Flora 概要≫
代表者: 代表取締役 中村弥和
所在地：〒839-0864 福岡県久留米市百年公園1-1福岡バイオインキュベーションセンター（F-BIC）304号室
事業内容： 微生物叢の分析、検査キット・清涼飲料水等の通信販売
≪群馬県立藤岡北高等学校 概要≫
代表者: 校長 高橋太郎
所在地：〒375-0017 群馬県藤岡市篠塚90
学科展開：生物生産科、環境土木科、ヒューマン・サービス科
