【有効回答数9,408件】「ジェンダーギャップ」をテーマとしたアンケートを実施。
オイテル株式会社のプレスリリース
全国の商業施設や交通機関、公共施設、オフィス、学校などの女性の個室トイレに生理用ナプキンを常備・無料提供する日本初のサービスOiTr (オイテル)」を展開するオイテル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:﨑山 真)は、国際女性デーに関連して「ジェンダーギャップ」をテーマとしたアンケートを実施しました。本リリースでは、その結果を公表し、社会の課題について考えるきっかけを提供します。
3月8日は国際女性デー
皆様は、「国際女性デー」と呼ばれる日を知っていますか?
国際女性デーは、1975年に国連によって正式に制定され、女性の地位向上やジェンダー平等を推進する日として広く認識されています。この日は、社会や文化に根付いた固定的な性別役割の見直しや、誰もが自由に生きる権利を実現するための課題に目を向ける機会とされています。
女性の社会活動を支援するOiTrでは、国際女性デーに向けた取り組みの一環として、女性が日頃感じる「ジェンダーギャップ」についてのアンケートを2025年2月7日〜2025年2月11日にかけて実施。本リリースでは、その結果を公表し、社会の課題について考えるきっかけを提供します。
OiTrユーザーによるアンケート結果【有効回答数9,408件】
1. 国際女性デーを知っていますか?
国際女性デーについて「知っている」「聞いたことがある」「知らない」という項目に分け、アンケートを実施しました。結果として、どの年代でも3割程度しか「知っている」と答えた方がおらず、OiTrユーザーの間でも、国際女性デーの認知度が低いことが明らかになりました。ジェンダー平等の重要性を広めるためにも、年代問わず国際女性デーの認知度を高めていく必要があります。
2. 性別が不利だと感じることはありますか?
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生理痛があると、仕事のパフォーマンスや日常生活に支障が出る。(埼玉県/会社員)
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体調が一定ではないため、常に安定したパフォーマンスを求められると難しい。(京都府/主婦)
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仕事での重要ポストは男性で、家庭では育児・家事は女性だという認識がまだ強いと感じる。(茨城県/会社員)
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女性特有の費用負担が大きい。ナプキンは毎月必要で経済的負担がかかる一方、男性にはこうした出費がない。(千葉県/大学生)
「性別が不利だと感じることはあるか」という質問に対し、「ある」と答えたOiTrユーザーは44.2%でした。特に「生理」に伴う体調不良による不利益を挙げる声が多く、学校・職場など日常生活での理解や配慮が求められていることがわかります。
ジェンダー間の平等を実現するためにも、より多くの支援と周囲の理解が必要です。
3. ジェンダーギャップ解消に向けた動きを感じることはありますか?
この問いに対して、「ない」と答えた方は73.1%、「ある」と答えた方は26.9%という結果となりました。多くの方が社会の変化を実感していない一方で、「ある」と答えた方からは、以下のような変化を実感する声が寄せられました。
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学校の制服でスラックスの選択が可能になった。(長崎県/高校生)
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LGBTQ+に関する話題がメディアで取り上げられるようになった。(東京都/大学生)
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男女問わず「◯◯さん」と統一して呼ぶようになった。(大阪府/大学生)
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男性も育児参加が推奨されるようになった(埼玉県/フリーランス)
ジェンダー平等の実現に向けた取り組みが進む一方で、社会全体の意識改革が引き続き求められています。
4. ジェンダーギャップや生理に関することで悩みがあれば教えてください
最後に、ジェンダーギャップや生理に関する悩みについてのアンケート結果を紹介します。
こちらのアンケート結果から、生理の辛さや周囲の理解が不足しているという意見が浮き彫りになりました。
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生理の辛さについて、夫の理解が全くない。(東京都/会社員)
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生理やホルモンに関することを男性にも理解してほしいが、女性も男性の性やホルモンに関しての知識が不足していることがあると思う。(長崎県/大学生)
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会社で生理休暇が取得しづらい。(福岡県/フリーランス)
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生理やPMS、更年期などで体調不良があっても、仕事や家庭内での役割の調整はしづらい。個人差があるため男女問わず、理解が十分に得られにくい。(静岡県/主婦)
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学校や職場で、生理休暇が当たり前に取得できる環境になってほしい。生理の症状が腹痛だけでなく頭痛など他の身体の部分の症状や、精神面にも及ぶことへの理解がもっと広まってほしいです。(大阪府/高校生)
こうした意見からも、生理に関する社会の理解促進や制度の見直しが求められていることがわかります。
ジェンダーギャップ問題に対するOiTrの取り組み
OiTrでは、「生理に関する健康課題」の解決を一つのミッションとして掲げ、ジェンダーギャップの是正に寄与すべく、女性個室トイレに生理用ナプキンの常備・無料提供を実施しています。
今回のアンケート結果を受け、より多くの方にこの課題を知ってもらい、社会全体で解決に向けた取り組みが進むことを願っています。
OiTrアプリをダウンロードするだけで、生理用ナプキンを無料で利用できますので、ぜひご活用ください。
OiTrが目指す未来
OiTrの由来は、「One in The restroom (個室トイレにあるべき大切な一つ)」の頭文字です。「トイレットペーパーと同じように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現を目指しています。
私たちの活動によって、ジェンダーに関する課題を全ての人が意識し、社会全体で協力・解決に取り組むようになる「より良い未来を創る一歩」になると信じています。
国際女性デーに限らず、個人が抱える不安や負担を軽減し、現代社会における女性のウェルビーイングの向上を目指して、私たちはこれからも活動を続けていきます。
お問い合わせ先
OiTrの設置や、女性個室トイレ広告メディア「OiTr ads (オイテル・アズ)」への広告出稿に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
お問い合わせフォーム:https://www.oitr.jp/contact/
電話番号:03-6778-4254
会社概要
会社名:オイテル株式会社
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F
代表者:代表取締役 﨑山 真
設立:2016年11月1日
事業内容:IoT事業
公式メディア「いつでもオイテル」:https://oitr.jp/media/
「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げ、社会課題をビジネスで解決することをミッションに「OiTr」をスタート。この持続可能なソリューションを構築し「トイレットペーパーと同じように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に取り組んでいます。私たちは、この事業を通じて顧客やユーザーが個人の利益と同時に社会全体の利益を考慮して「良い」ことを追求する社会を目指します。