【災害時の衛生管理に関するアンケート調査】トイレや感染症対策に次いで身体の洗浄に不安を感じるものの約70%が水不足が想定される災害時に向けて洗浄剤を備えていない

災害時の身体の洗浄、口腔ケアは感染症予防および精神的な安心感にも重要

シャボン玉石けん株式会社のプレスリリース

無添加石けんのパイオニアであるシャボン玉石けん株式会社(福岡県北九州市/代表取締役社長: 森田 隼人)は、防災への関心が高まる時期に合わせ、生活者の防災事情について調査すべく、20~60代の男女を対象に「防災に関するアンケート調査」を実施しました。(WEB調査/調査期間:2025年2月22日~27日/調査対象:20~60代の男女/サンプル数:397人)

3月は「防災点検の日」や「防災意識を育てる日」などが設定され、防災への取り組みが一層推進される時期です。令和6年版 防災白書では、激甚化・頻発化する災害等によって広域的な大規模災害が発生した場合において、市町村や消防、自衛隊といった公的機関による「公助」の限界が懸念されており、自身で地域の災害リスクを理解し、事前の備えを行い自分自身の安全を守る「自助」の取り組み、つまり、各自の防災への備えが重要視されています。

そこで今回、生活者の防災の実態や防災意識について調査しました。調査によると、自宅で防災の備えをしているのは全体の5割で、災害時の衛生管理で不安なことは「トイレ」、「感染症対策」、「身体の洗浄」であることが明らかになりました。マスクやティッシュ・トイレットペーパー、消毒・除菌用グッズ等のトイレや感染症対策に関するアイテムは備えているものの、身体の洗浄剤については70%が備えていないことが分かりました。また、女性向けに備えておくと良いものがあることを半数以上が理解しつつも、実際には約半数が備えてられていないということも判明しました。

〈調査結果サマリー〉

・5割以上の方が、自宅で防災の備えを行っている

・災害時の衛生管理において、1位「トイレ」や2位「感染症対策」、3位「身体の洗浄」に不安を感じている

・しかしながら、全体の半数以上が、防災対策として「日用品」「衛生用品」を備えていない

・「日用品」「衛生用品」として備えているのは、1位「マスク」、2位「ティッシュ・トイレットペーパー」、3位「消毒・除菌用グッズ」で、70%の方が身体の洗浄剤を備えていない

・半数以上の方が「日用品」「衛生用品」を備えていないものの、80%の方が、ローリングストックとして普段も非常時にも使えるボディソープを備えておきたいと回答

・約半数の方が、女性向けに備えておくと良いものがあることを認識しているが、女性向けの防災用品を「とくに備えていない」

北九州市の危機管理室危機管理課、地域防災担当係長の東俊宏氏によると、災害時は衛生状態が悪化しやすく、感染症のリスクが高まるため適切な衛生管理が必要だということです。身体の洗浄や口腔ケアといった衛生管理は身体の健康だけでなく、精神的な安定にもつながる重要なことで、水不足に陥りやすい災害時にはそれに合わせて備える必要があります。また、公的な備蓄は最低限のものしかないため、赤ちゃんや高齢者、疾患のある方、女性など個々のニーズに合った備えが重要だということです。

昨年発生した能登半島地震では下水道の被害により下水処理ができない状況が続きました。漁業を生業とする地域でもあるため、環境にも配慮した支援が必要だという現地の状況や要望から、人にも環境にもやさしい当社の無添加石けんをお役立ていただける機会がありました。子どもから大人まで家族みんなで使えるだけではなく、水不足にも対応し、環境にも配慮したやさしい無添加石けんを防災対策として備えることをおすすめします。

Q1)自宅で防災の備えを行っていますか。(単一回答)(n=397)

Q2)具体的に防災対策として備えているものを教えてください。(複数回答)(n=397)

Q3)災害時の衛生管理において不安なことは何ですか。(複数回答)(n=397)

Q4)防災対策として「日用品」「衛生用品」を備えていますか。(単一回答)(n=397)

Q5)防災対策として、「日用品」「衛生用品」で具体的に備えているものを教えてください。(複数回答)(n=397)

Q6)ローリングストックとして普段も非常時にも使えるボディソープがあったら、防災対策として備えておきたいと思いますか。(単一回答)(n=397)

Q7)女性向けに備えておくと良いものがあることを知っていますか?(単一回答)(n=397)

Q8)女性向けに備えているものはありますか?(複数回答)(n=397)

災害時の衛生管理について

■災害時の衛生管理の重要性

・多くの人が集まる避難所では、水やトイレの使用が制限されることが多く、衛生状態が悪化しやすいのですが、このような状況では、細菌やウイルスが広がりやすく、感染症(例えば、胃腸炎や風邪など)のリスクが高くなります。適切な衛生管理を行うことで、感染症の拡大を防ぎ、健康を守ることができます。

・さらには、衛生管理をしっかり行うことで、身体的な健康を守るだけでなく、精神的にも安心感を得られます。普段から衛生管理を意識して備えておくことで、いざという時に冷静に対応できるようになります。

北九州市 危機管理室 危機管理課 地域防災担当係長 東 俊宏氏

■水不足への備えを

・災害時は水の供給が制限されることがよくあります。水が制限されていても衛生を保つ方法を準備しておきましょう。

■災害時の口腔ケアの重要性

・災害時には、口腔ケアをしっかり行うことも大切です。特に高齢者や免疫力が低下している人々は、災害時に口腔ケアを怠ることで、口腔内の細菌が肺に入り込み、それが原因で肺炎を発症することがあります。水や歯ブラシがなくても、最低限のケアとして、ハンカチやテッシュで歯の汚れをとるなど、簡単なケアを行うことで、このようなリスクを減らすことができます。

■自分や家族に合った備えを

・食料や水の準備は大切ですが、それだけでは不十分です。「自分や家族のニーズにあったもの」、特に「命を守るために必要なもの」は必ず備えておいてください。例えば、入れ歯やおむつ、普段飲んでいる薬、肌に優しい洗浄剤などです。特にアトピーの方は、普段使っている洗浄剤を用意しておくと安心です。公的な備蓄は、発災から3日間を生き延びるための備えであるため、個々のニーズに合った備えが重要です。普段使っているものを防災用に備えておくことで、ローリングストックとして活用でき、災害時にも安心して使うことができます。

災害に向けたローリングストックにおすすめの商品

口腔内にはたくさんの細菌が生息しており、細菌が作り出す「プロテアーゼ」という酵素が粘膜を破壊することで、ウイルスが侵入しやすくなることが分かっています。シャボン玉石けんの「せっけんハミガキ」は、口の中で泡立ちすぎないので、少量の水でしっかりブラッシングでき、水不足になりやすい災害時の口腔ケアにも適しています。

全身ケアソープバブルガードは、1本で髪・顔・体・足・デリケートゾーンまで全身を洗うことができる泡タイプの全身用洗浄剤でありながら、拭き取りだけの清拭料としても使用できる※2ため、非常時・災害時などで水やガスが使えなくなり入浴できなくなった際にも、体を清潔に保つことができます。感染症予防などのためにも女性は特にデリケートゾーンのケアが大切ですが、汚れやニオイをしっかり洗浄するので安心です。※2 頭(頭髪)を除く

また、手洗いせっけんバブルガードは、子どもからご年配の方まで、頻繁に洗っても手肌に優しいため、災害時の感染症対策として重要な手洗いに最適です。

今、あなたにオススメ