日研フード調べ 花粉症対策として行っていること 1位「マスクをつける」、「アレルギーを緩和させる食品を摂る」は8人に1人が実践

花粉症に関する意識・実態調査2025

日研フード株式会社のプレスリリース

日研フード株式会社(本社:静岡県袋井市、代表取締役社長:越智 康倫)は、2025年2月3日~2月4日の2日間、全国の15歳~69歳の花粉症の人(花粉症と診断された人、または花粉症の自覚がある人)を対象に、「花粉症に関する意識・実態調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

[調査結果]

花粉症の症状が出る時期

  • 花粉症の症状が出る時期は「3月」が75%で最多
    「9月」「10月」の秋口でも5人に1人が困っている結果に

全国の15歳~69歳の花粉症の人(花粉症と診断されている、または花粉症の自覚がある人)1,000名(全回答者)に、花粉症の症状が出たことがある時期を聞いたところ、「3月」(74.6%)が最も高くなり、「4月」(69.9%)、「2月」(46.5%)、「5月」(43.8%)が続きました。立春の頃から初夏にかけて花粉症の症状に悩まされた経験がある人が多いようです。また、「9月」(19.5%)や「10月」(20.2%)の秋口でも5人に1人が花粉症の症状に困っていることがうかがえる結果となりました。

エリア別にみると、関東、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄では「3月」(順に82.5%、78.0%、70.8%、67.1%、68.5%)、北海道・東北と北陸・甲信越では「4月」(順に69.2%、71.9%)が最も高くなりました。

花粉症対策

  • 花粉症対策として行っていること 1位「マスクをつける」、
    「アレルギーを緩和させる食品を摂る」は8人に1人が実践

全回答者(1,000名)に、花粉症の対策として行っていることを聞いたところ、1位「マスクをつける」(63.0%)、2位「花粉症の薬を飲む」(49.9%)、3位「手洗い・うがいをする」「目薬をさす」(いずれも47.3%)、5位「鼻スプレー点鼻薬をさす」(25.2%)となりました。また、「アレルギーを緩和させる食品を摂る」は12.3%と、8人に1人が花粉症対策として実践していることがわかりました。

花粉症の状況別にみると、花粉症と診断されている人では「花粉症の薬を飲む」(65.9%)が1位となり、花粉症と診断されておらず自覚のみの人(30.8%)と比べて35.1ポイント高くなりました。

  • 「アレルギーを緩和させる“食品”があること」の認知率は40%、40代・50代では45%

  • 「“青みかん”にはアレルギーを緩和させる効果が期待できること」の認知率は8%にとどまる

全回答者(1,000名)に、アレルギーを緩和させる食品があることを知っているか聞いたところ、認知率(「知っている」と回答した人の割合)は39.7%となりました。

年代別にみると、認知率は40代では44.6%、50代では45.2%と他の年代と比べて特に高くなりました。

食品の中には、アレルギーを緩和させる効果を有するものがあります。未熟温州みかんである“青みかん”を原料とした「未熟温州みかんエキス」は、花粉やハウスダスト、ホコリ等による鼻の不快感を軽減できると期待されています。

“青みかん”にはアレルギーを緩和させる効果が期待できることを知っているか聞いたところ、認知率は7.6%にとどまり、その効果がほとんど知られていないという結果となりました。

  • 「花粉症の薬を飲むことに抵抗感がある」27%、60代では38%

花粉症の薬を飲むことに抵抗感があるか聞いたところ、「抵抗感がある」は27.4%、「抵抗感がない」は72.6%となりました。

年代別にみると、「抵抗感がある」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代で38.0%でした。

  • 「花粉症対策が施された職場に行きたいと思う」有職者の73%
    「花粉症対策が施された学校に行きたいと思う」学生の74%

職場や学校における花粉症対策は、どの程度求められているのでしょうか。

有職者(636名)に、花粉症対策が施された職場に行きたいと思うか聞いたところ、「行きたいと思う」は72.8%となりました。

また、学生(178名)に、花粉症対策が施された学校に行きたいと思うか聞いたところ、「行きたいと思う」は73.6%となりました。

花粉症の症状がある有職者・学生の大半が職場や学校に花粉症対策の実施を希望しているようです。

花粉症における困りごと

  • 花粉症が原因の困りごと“あるある” これまでに経験したもの 1位「鼻水が止まらなくなる」
    2位「鼻をかみすぎて鼻が痛くなる」3位「公共の場で咳・くしゃみが止まらなくなる」、
    「花粉症の薬で眠くなる」は4人に1人が経験

全回答者(1,000名)に、花粉症が原因の困りごとについて、経験したことがあるものを聞いたところ、1位は「鼻水が止まらなくなる」(65.0%)、2位は「鼻をかみすぎて鼻が痛くなる」(55.1%)と、鼻の不快感に悩まされるケースが多いようです。次いで、3位「公共の場で咳・くしゃみが止まらなくなる」(38.8%)、4位「仕事や勉強に集中できない」(32.4%)、5位「お金がかかる(薬代や対策アイテム代など)」(31.7%)となりました。また、「花粉症の薬で眠くなる」(25.4%)は4人に1人が挙げており、薬の副作用が悩みの種になることも少なくないようです。

花粉症×芸能人

  • 花粉で鼻がムズムズしても完璧に演技をこなしそうな俳優
    男性俳優 1位「阿部寛さん」2位「木村拓哉さん」3位「大泉洋さん」
    女性俳優 1位「天海祐希さん」2位「綾瀬はるかさん」3位「橋本環奈さん」

最後に、全回答者(1,000名)に、花粉で鼻がムズムズしても完璧に演技をこなしそうな俳優を聞きました。

男性俳優では、1位「阿部寛さん」(62名)、2位「木村拓哉さん」(42名)、3位「大泉洋さん」(25名)となりました。

選んだ理由をみると、1位の「阿部寛さん」については「精神力が強く安定しているから」(10代男性)や「プライドがありそうだから」(20代女性)、2位の「木村拓哉さん」については「プロ意識が高いから」(50代男性)、3位「大泉洋さん」については「どんなこともこなしそうだから」(60代女性)といった意見が挙げられました。

女性俳優では、1位は「天海祐希さん」(53名)、2位「綾瀬はるかさん」(43名)、3位「橋本環奈さん」(35名)となりました。

選んだ理由をみると、1位の「天海祐希さん」については「かっこいいしプロ意識が高く何が起きても何の影響もなさそうだから」(20代女性)や「落ち着いているから」(60代男性)、2位の「綾瀬はるかさん」については「演技力が高いから」(10代女性)、3位「橋本環奈さん」については「凛としていそうだから」(30代男性)といった意見が挙げられました。

■調査概要■

調査タイトル:花粉症に関する意識・実態調査2025

調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の15歳~69歳の花粉症の症状がある人

調査地域:全国

調査方法:インターネット調査

調査期間:2025年2月3日(月)~2月4日(火)の2日間

有効回答数:1,000サンプル(男女・年代が概ね均等になるように抽出)

実施機関:ネットエイジア株式会社

今、あなたにオススメ