“針なし”で血糖の傾向がわかる? 美肌&ダイエットもサポートする アプリで健康寿命を延ばしたい

血圧測定だけで、肌・体型・体調の“ゆらぎ”を見える化する『五行ドクター』の挑戦

株式会社リキッド・デザイン・システムズのプレスリリース

株式会社リキッド・デザイン・システムズ(本社:横浜市港北区、代表取締役:遠山直也)は、   4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは未病のWEBアプリ「五行ドクター」の夢です。

※本機能(血糖傾向の推定)は現在開発中のもので、医療診断や治療を目的としたものではありません。また、『五行ドクター』は医療機器ではありません。

“数字を測る”のではなく、“糖バランスを感じる”新しい美容習慣へ

『五行ドクター』は、血圧測定データをもとに、ユーザーの体調・肌・ストレスの傾向とあわせて、その日の“未病”や健康・美容改善のアドバイスを東洋医学(五行理論)に基づいてお届けするWEBアプリです。

現在は新しい美容機能開発のために、血圧と脈拍のデータから血液中の糖分の数値的傾向として実測データと比較し、推測値を参考値としての検討を進めています。

表1 針を使わずに推定した血糖値と実測値の誤差分布(AIによるモデル結果)

針を使わなくても約60秒で、「血液中の糖分の傾向」をスマホで見せられれば、これまで“針を刺して糖分を図り、数字でしか見ることができなかった血糖”が、画面上で「感覚的・視覚的に見える」体験に変わるだろうという考えからです。これは、『五行ドクター』の製品コンセプトそのものです。
糖分の傾向を数値化が成功すれば、低糖質食品の選び方や、糖バランスを意識した過ごし方、無理のないダイエットの提案などをサポートするコンテンツ開発を進めていきます。

スマホでQRコードを読み込めば、無料で未病、ストレス、美肌チェックと健康手帳代わりに血圧記録ができます。

甘いものがやめられない。肌がくすむ。それ、血液中の糖分の“ゆらぎ”かも?

「最近太りやすくなった」「肌が安定しない」「夕方になるとイライラ…」
そんな悩みの背景には、“血液中の糖分(=血糖)の急激な変動”が関係しているかもしれません。
近年、血糖の変動と美容・健康との関係について、さまざまな研究が報告されています。以下は、血糖のリズムが私たちの体に与える影響と、その背景にある医学的知見をまとめたものです。

項目

内容

根拠(参考文献)

血糖値の急上昇(血糖スパイク)

インスリン過剰分泌を引き起こし、脂肪合成が促進されやすい。結果、太りやすくなる。

東京大学医科学研究所・厚労省資料など

血糖の乱高下

眠気・だるさ・イライラ・肌荒れなどを招く。 

順天堂大学女性医療研究センターなど

低GI食品

血糖値上昇が穏やかで、満腹感が持続しやすく、過食を防げる。

日本糖尿病学会、日本栄養士会 など

血糖コントロールと肌

高血糖はコラーゲンの糖化(AGEs)を招き、しわ・くすみの一因になる。

日本美容皮膚科学会など

血糖値が急上昇・急降下することで、脂肪が蓄積されやすくなったり、肌の糖化(たるみ・くすみ)を進めたり、さらには眠気やイライラといった情緒面の不調にもつながると言われています。

『五行ドクター』で描く健康未来

毎日の血圧測定というシンプルな習慣から、体のリズムやゆらぎに気づける。そんな未来のセルフケアをつくりたいと考えています。 「甘いものがやめられない」「朝からなんだか重たい」「肌が不安定」ーー そうした日々の小さな不調は、血糖や自律神経、ホルモンバランスのサインかもしれません。 『五行ドクター』は、血圧測定データをもとに、五行の視点で健康傾向をやさしく可視化し、“自分に合った食事や運動”を無理なく意識できるようサポートします。 がんばりすぎず、でもちょっと前向きに。自分の体に耳を傾けることが、きれいと元気の第一歩になるーー そんな健康未来を、『五行ドクター』とともに描いていきたいと考えています。 なお、『五行ドクター』で用いている技術は、血圧測定データから血行動態を推定し、その結果を東洋医学の五行学説に基づいて五臓六腑の状態として可視化する独自の手法であり、特許第7545774号として成立しています。

開発者からのメッセージ

非侵襲的(針を刺さずに)に血糖の傾向を推定する技術は、いま世界中で注目されています。
開発チームは偶然、血圧と血糖値に相関関係があるとする複数の臨床研究を知り、可能性を感じました。「血圧を測るだけで、美容や健康のヒントが見えるとしたら」——そんな想いから、『五行ドクター』の新たな挑戦が始まりました。開発は、シンプルな数式モデルからのスタートでした。しかし、実際の血糖変動は複雑で、最初の精度は安定しませんでした。そこで、AIに加えて心拍出量や駆出時間などの血行動態パラメータを活用し、何度も数式モデルを調整しながら改良を重ねてきました。実測血糖値130mg/dLを基準に数式モデルを分け、高血糖域では補正を加えることで、一定の傾向として誤差の少ない推定が可能になりつつあります。

図1 実測血糖値と推定血糖値の誤差分布(AIによる計算に基づく結果)

指標

結果

平均誤差

11.26%

誤差5%未満の割合

28.74%

誤差20%未満の割合

55.38%

誤差30%以上の割合

14.80%

誤差40%以上の割合

4.82%

誤差50%以上の割合

0.55%

これは医療診断ではありませんが、“体のリズム”に気づき、日々の選択を整えるきっかけになると、私たちは信じています。まだ製品化には至っていませんが、美容やダイエット、そして未病ケアをやさしくサポートできるツールとして、これからも五行ドクターを丁寧に育てていきます。私たちは、その夢に本気で取り組んでいます。 

【今後の展望】

  • ウェアラブルデバイスとの連携(血圧・活動量・血流など)

  • 食品メーカーとの連携による低糖質メニュー提案

  • 血糖スパイクを避ける“心と肌にやさしい一日の過ごし方”ナビゲーション機能

  • 健康経営を支援する法人向けクラウド健康管理プラットフォーム

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこ の夢の実現を本気で目指しています。

製品/サービスに関するお問い合わせ

株式会社リキッド・デザイン・システムズ 

担当:経営企画部 吉村 

Email:info@liquiddesign.co.jp 

五行ドクターに関する追加情報
〇血糖値推定技術関連記事  https://liquiddesign.co.jp/category/blog/lifestyle-disease/

〇五行ドクターの使い方動画 五行ドクター – YouTube

会社概要 

企業名:株式会社リキッド・デザイン・システムズ

所在地:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜1-1-8 ライオンズプラザ406

代表取締役:遠山直也

事業内容:ヘルスケアDX事業、見守りセンサー、睡眠センサー開発、保育・育児向けアプリ開発、未病アプリ開発、ヘルスケア技術のライセンス

URL:https://liquiddesign.co.jp/


Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。