キューサイのプレスリリース
創業60周年を機に【セルフエイジズム脱却プロジェクト】発足 全国実態調査やコンセプト体験型イベントを続々企画
キューサイ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:石川 順朗)は、企業ミッションとして掲げるウェルエイジングの浸透・普及を目指し、創業60周年を機に【セルフエイジズム脱却プロジェクト】を立ち上げます。その第1弾企画として、全国約9,000人を対象としたアンケート調査『全国セルフエイジズム調査』を実施し、年齢を重ねるほどに自分自身の加齢に対するネガティブな思い込み“セルフエイジズム”が強くなることやその影響でさまざまな意欲低下が生じていることがわかりました。 “セルフエイジズム”から脱却し、大人がいくつになっても豊かな人生を送ることができる世の中の実現を目指し、当社は本プロジェクトを通してさまざまな企画を展開していきます。
セルフエイジズム脱却プロジェクト特設サイト:https://corporate.kyusai.co.jp/selfageism/
■ウェルエイジングとは
人生100年時代といわれる現代において、年齢に抗うのではなくありのままの自分を受け入れ、ココロ豊かに生きることを当社は「ウェルエイジング」と定義しました。当社はこの考え方を浸透・普及させることで、健康寿命の延伸だけでなく、年齢(エイジング)とポジティブに向き合い多様な生き方を認め合える社会の実現を目指しています。
■【セルフエイジズム脱却プロジェクト】とは
・国民の5人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」
世界でトップレベルといえる日本人の平均寿命は男性81.07歳、女性87.14歳(※1)と年々上昇しています。そしてついに今年、後期高齢者が国民の5人に1人になるという事実(※2)は「2025年問題」として日々話題となっており、近年では単にカラダが健康であるだけでなく、健康なカラダで人生をどう前向きに生きていくかに注目されています。
・加齢をネガティブに感じる無意識の思い込み”セルフエイジズム”
超高齢社会に突入した一方で、日常生活でさまざまな情報に触れることで、年齢に対しての思い込み・固定概念が生まれてしまうことも事実です。例えば「若いから何でも挑戦できていい」、「いい歳してこんな服は着られない」など、なにごとも若い方が良く、老いることは悪だと決めつけてしまう偏見は国内外問わず「エイジズム」という差別として知られています。中でも自己の加齢に対するネガティブな思い込みは年齢を重ねるほどに強まる傾向があり(※3)、当社はそれを”セルフエイジズム”と名付け、ウェルエイジングな生き方の妨げとなる社会課題として着目しました。
・歳を重ねる大人の豊かな人生を応援する【セルフエイジズム脱却プロジェクト】
年齢を重ねると誰もがカラダの衰えを感じますが、加齢は決してネガティブな側面だけではありません。重ねた歳月で培われた知識・経験・自信・教養は大人だからこその財産であり、それこそが生活を豊かにします。加齢のポジティブな面に目を向け、年齢を重ねることが喜びに変わるような文化をまずは長寿大国である日本から醸成するため、当社は創業60周年を迎える今年【セルフエイジズム脱却プロジェクト】を立ち上げます。このプロジェクトを通じて無意識の思い込みに気づき、歳を重ねた大人が豊かな人生を送れることを応援するべく、今後以下の企画を展開していきます。
・第1弾:『全国セルフエイジズム調査』
全国約9,000名を対象としたウェブ調査を実施し、自身の加齢に対する思い込みがなぜ起きるのか、思い込みを抱えるとどんな弊害があるのか、さまざまな実態を明らかにします。
https://corporate.kyusai.co.jp/selfageism/snack/research/
・第2弾:キューサイpresents「スナック前向き~年齢(とし)をとるってバッチグー~」
セ ルフエイジズム脱却を目指すコンセプト体験型イベントとして、“心にスナックのママをもつ”企画が4月中旬より開始します。セルフエイジズムを脱却するには、自身の悩みを受け止めて前向きに応援する【スナックのママ】のような存在を心にもつことが大切だというコンセプトのもと、どなたでも楽しめるコンテンツを予定しています。
https://corporate.kyusai.co.jp/selfageism/snack/
※1 厚生労働省「令和5年簡易生命表の概況」 表5.平均寿命の国際比較
※2 総務省「統計からみた我が国の高齢者 -「敬老の日」にちなんで-」
※3 全国セルフエイジズム調査(自社調査)
■『全国セルフエイジズム調査』結果
本調査では、無意識に生じる自身の加齢に対するネガティブな思い込み”セルフエイジズム”の実態を明らかにします。
<調査概要>
調査期間:2025年2月6日~2月12日
調査対象:全国の30~69歳の男女
対象 :スクリーニング調査9,794人、有効回答数:1,000名(性別・年代で均等割付)
調査方法:ウェブリサーチ
※貴媒体にて本調査の内容およびデータをご使用になる場合は、【キューサイ調べ】と出典の明記をお願い申し上げます。
Ⅰ.セルフエイジズム実感度
セルフエイジズム実感度は全体で46.8%、年齢と比例して高くなる結果に。
あなたはセルフエイジズムを感じたことがありますかという問いに対し、「大いに感じたことがある」「たまに感じたことがある」と回答した方は全体で46.8%となりました。年代別の傾向では、30代46.4%、40代46.8%、50代51.2%、60代52.8%と年齢が上がるとともに実感度は高くなることがわかりました。
Ⅱ.セルフエイジズム実感層
「いい年だから」で自分を卑下したり、言い訳や諦める理由にしてしまう50代女性
セ ルフエイジズムを意識する具体的なエピソードの問いに対し、「自分で自分の年齢を卑下するような冗談を言ってしまった経験」はもっとも高く全体で56.6%の方が経験があると回答しました。中でも、その他2点のエピソード「年齢が上がることに恥ずかしさや不安を感じた経験」、「自分の年齢を理由にして諦めてしまった経験」についてはどれも50代女性が全年代・性別においても高いことがわかりました。
Ⅲ.セルフエイジズムによる影響
セルフエイジズムが原因で人とのコミュニケーション意欲低下69.2%!さまざまな意欲低下を引き起こす社会課題に。
あなたはセルフエイジズムを感じたことがありますかという問いに対し、「大いに感じたことがある」「たまに感じたことがある」と回答した方にその影響を確認したところ、さまざまな意欲低下をもたらしていることがわかりました。具体的には、欲しいものを購入したり、体験したいサービスを利用するといった「消費意欲」、働きがいをもって仕事をしたり、自身の希望の仕事に挑戦する「労働意欲」、人とコミュニケーションをとったり、交流の場に出向くといった「社会活動意欲」が低下することが明らかになったことから、セルフエイジズムはひとつの社会課題といえます。
■ 会社概要
キ ューサイ株式会社
1965年に福岡県福岡市で創業し、ケールを原料とした青汁「ザ・ケール」をはじめとしたヘルスケア商品やスキンケア商品でカラダ本来のチカラを高め、カラダもココロもすこやかで、いくつになっても“人生初”の体験に踏み出せる「ウェルエイジング」な世の中の実現を目指し企業活動に取り組んでいます。
https://corporate.kyusai.co.jp/