【シニア女性の紫外線対策と肌悩みに関する意識調査】約80%がUVケア実践中でも、2人に1人が「年齢を重ねてから、肌が敏感になった」と回答。

「日焼け止めを塗っていれば大丈夫」は大きな間違い?紫外線対策はできていても「肌を守れている」とは限らない、シニア世代のUVケア事情。

株式会社ウィルミナのプレスリリース

株式会社ウィルミナ(本社:東京都新宿区、代表取締役:幸村潮菜、以下ウィルミナ)は、50代以上の女性を対象に「シニア女性の紫外線対策と肌悩みに関する意識調査」*を実施しました。その結果、多くのシニア女性もUVカット指数の高い日やけ止めの使用、UVカット効果のあるベースメイクの重ね塗りなど、化粧品による紫外線対策を日常的に行っている一方で、その対策方法では、年齢を重ねた肌にとってはかえって負担となりうる実態も明らかになりました。50代以降の女性にとって、紫外線を「防ぐ」ことだけでなく、「肌をすこやかに保つ」視点が欠かせないことが、今回の調査から浮き彫りとなっています。

*「シニア女性の紫外線対策と肌悩みに関する意識調査」調査時期:2025年4月、対象人数:事前調査6,000名、本調査300名、対象条件:50代~70代女性、調査手法:インターネットアンケート、ウィルミナ調べ(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)

紫外線量が過去30年で15%増の地域も!これまで以上に大切な紫外線対策。

2024年1月に環境省が発表した「令和 4 年度(2022 年度)オゾン層等の監視結果に関する年次報告書」によると、オゾン層の変化、大気の浄化によるエアロゾル(紫外線をさえぎる微粒子)の減少、夏の高気圧の張り出し強化などにより、晴れたときの紫外線量は以前より強くなっているという観測結果が出ています。1990年から2018年の約30年間において、紫外線量が15%増となった地域も報告されています。様々な環境の変化によりあらゆる地域における紫外線量は確実に増加しており、紫外線対策はこれまで以上に大切な時代になっています。今回行った調査では、50代以上の女性は平均すると約80%が「UVケアを行っている」と回答しており、年齢を重ねていても紫外線対策に関する意識が高いことがうかがえます。

さらに、「UVケアを行っている」人が具体的にどのようなケアをしているか確認すると、日やけ止めや化粧下地、ファンデーションなど、UVカット効果のあるベースメイクを1点だけ使用してケアしている人がどの年代でも最も多い結果となった一方、UVカット効果のあるベースメイクやスキンケアアイテムを複数重ねて使用している人も、どの年代でも半数近くいることも明らかになりました。

「紫外線への防御意識」は高いが、年齢を重ねるとともに悩ましくなるUVケア

UVケアができる化粧品には、紫外線に対する防御効果を示す「UVカット指数(SPF・PA)」が表示されています。今回の調査では、UVケアをしている人においては、どの年代も、約60%の人が「UVカット指数は高いほうがよい」と考えている一方で、「どちらともいえない」と考えている人が約30%いることが分かりました。このことから、UVカット指数が高い製品を使うことは主流であるものの、それが逆に肌への負担になる可能性を多くの人が感じていることがうかがえます。

また、どの年代でも約半数が「年齢を重ねてから肌が敏感になった」と回答しており、シニア層では肌の変化に対して自覚的な人が多い実態が明らかになりました。そのため、「防ぐ」だけでなく、「肌をすこやかに保つ」、「肌に負担が少ないケアをしたい」という質的なニーズの高まりが想定されます。

さらに、UVケアをしている人を対象に行った追加調査では、「夏に使うファンデーションを選ぶ際に最も重要視するポイント」として、「シミ・くすみ・シワのカバー」よりも、「紫外線ダメージのケア機能・成分」を重視する人が年代とともに増加していることが明らかになっています。このことから、“若く見せる”メイクアップニーズよりも、“今の肌状態を整える”視点のニーズが強く、“肌をすこやかに保つ”スキンケア・ベースメイクへの関心が高いことがうかがえます。

シニア女性のUVケアは、「防ぐ」だけでなく「すこやかに保つ」視点が必要。

皮膚には、紫外線などの外部刺激やウイルス・細菌の侵入を防ぐ重要な「バリア機能」が備わっています。しかしこのバリア機能は、30代後半からじわじわと低下し始め、40代でその変化が顕著に現れ、50代以降には急激に低下するとされています。とくに更年期以降は、女性ホルモンの変動がその一因として関係している可能性があるともいわれています。

紫外線防止効果の高いアイテムを重ね塗りしたり、たっぷり使うことは、紫外線カットという点では有効な一方で、紫外線カットのための成分が刺激となり乾燥を進行させる一因になることもあります。そのため、加齢によって肌のバリア機能が低下しているシニア女性は、紫外線対策が特に必要となる時期、「紫外線から肌をしっかり守る」ことと同時に、「肌にやさしく、心地よく使える」ことを両立したUVケア選び、そして保湿ケアをセットで取り入れることが、これまで以上に大切になってきます。

<シニア女性がUVケア製品を選ぶときのポイント>

① 紫外線防止効果は“適切な”レベルで

・SPF30〜50/PA++〜++++程度が目安。室内中心ならSPF30程度、外出時間が長い日はSPF50を。

② 低刺激処方のものを選択

・アルコール・香料・鉱物油不使用などの表示を確認。

・「敏感肌テスト済み」「パッチテスト済み」などの表示を確認。

・紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)タイプは刺激に敏感な方におすすめ。

③ 保湿成分配合で乾燥ケアも

・保湿成分配合アイテムで「乾燥ダメージ+紫外線ダメージ」のW対策を。

・美容液入りUV下地やBBクリームで、UVケアとメイクを一体化するのもおすすめ。

④クレンジングが不要で石けんで落とすことが可能な製品も検討

・クレンジング不要タイプは、肌負担を減らします。

<正しい使い方とケア方法>
① 日焼け止めの塗り方
・ムラなく、やさしくなじませるように塗布。
・汗をかいた後、タオルでふいた後は塗り直しを。
②日焼け止めを落とす時の注意点
・摩擦はNG。こすらず落とせる低刺激な洗浄剤を使用。
・クレンジングが必要な場合は、オイルよりミルクやジェルタイプが肌への負担が少ない。
③日焼け止めを落とした後のスキンケア
・化粧水、美容液、乳液、クリームなどで保湿をしっかり。
・紫外線を浴びたの肌は炎症・乾燥しやすいため、保湿ケアが重要。

シニア女性にとってのUVケアは「紫外線による肌へのダメージを防ぐ行為」から「肌と向き合うセルフケア習慣」へ。今後もウィルミナでは、変化する肌と向き合う女性たちのお悩みに寄り添い、「毎日気持ちよく使い続けられる」ケアアイテムの開発・提案を通じて、豊かなライフスタイルの実現をサポートしてまいります。

■株式会社ウィルミナについて

ウィルミナは、1984年にニチメン株式会社(現 双日株式会社)の一事業部門としてスタート。その後、約 3,000 万人もの組合員を擁する生活協同組合の化粧品カテゴリーにおいてトップベンダーとして、化粧品・ヘアケア・オーラルケア・健康食品などの「安全・安心」な商品を提供。現在はECサイト、ドラッグストア等でも販売を行っている。また、日本におけるフェムケア製品のパイオニアブランド“イビサビューティー”(2015年誕生)も展開。Well-Being & Beauty Company として、あらゆる女性が自分らしく、晴れやかに生きる社会の実現を目指している。

■ウィルミナ代表取締役 略歴

幸村 潮菜 (ゆきむら しおな)

楽天市場にてコスメ・ウェルネス・マタニティ等の女性向け商材の事業責任者を経て、デジタルマーケティングのスタートアップ経営に参画。その後は商社にてウェルネス領域・医療分野等への投資を伴う事業開発に従事。2022年、株式会社ウィルミナの代表取締役社長に就任。EYが提供する、社会課題を解決しスケールアップを目指す女性起業家サポートプログラム「EY Entrepreneurial Winning Women™ Asia-Pacific class of 2024」日本代表。広島大学オープンイノベーション・アドバイザー。慶応義塾大学大学院経営管理研究科修了。

【会社概要】

会 社 名 : 株式会社ウィルミナ

所 在 地 : 本社- 東京都新宿区新小川町 4-1 KDX飯田橋スクエア 3階

代 表 者 : 代表取締役 幸村 潮菜

事業内容 : 生協向け企画・開発事業、生協向け卸事業、ブランド事業、OEM事業

URL : https://www.willumina.co.jp/

【ブランドサイト】

かがやくコスメ:https://kagayaku-cosmetics.com/

Ibiza Beauty :https://ibizabeauty.net/

大人肌研究所 :https://otohadalabo.jp/

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