再春館製薬所、 健康寿命のカギとなる”自己回復力”を育む家「Positive Age House(ポジティブエイジハウス)」の販売を開始

2032年の創業100周年に向けた新たな挑戦「ポジティブエイジエイジカンパニー宣言」における取り組み第一弾

株式会社再春館製薬所のプレスリリース

 株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明、以下 再春館製薬所)は、インターネットやVRを活用した戸建て・住宅・不動産販売を展開する株式会社Lib Work (本社:熊本県山鹿市、代表取締役社長:瀬口力、以下 Lib Work)と共同開発した「再春館製薬所の家~Positive Age House~」を熊本県合志市に開設し、2025年4月26日より販売を開始することをお知らせいたします。

再春館製薬所の家~Positive Age House~

■漢方の製薬会社「再春館製薬所」が、住宅開発を手掛ける背景

 再春館製薬所は、1932年の創業以来、漢方理念に基づいた製品開発を行ってきた「漢方の製薬会社」です。製品はすべて「人間も自然の一部」という考え方と「生まれながらにして備わる力=”自己回復力”」に着目した設計に基づいています。

 今月4月8日に発表した創業100周年に向けた新たな挑戦「ポジティブエイジカンパニー宣言」では、再春館製薬所が改めてその原点の「漢方理念」に立ち返り、“自己回復力”に着目した研究・製品開発などの提供で、年代・性別を問わず、すべての人にとっての「明日が楽しみと思える毎日をつくりたい」という意志を示しました。その領域は、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」を中心にこれまで注力してきた美容や健康のケアのみならず、新規事業やサービスなど広範囲に及びます。

  今回の「Positive Age House(ポジティブエイジハウス)」の開発は、その「ポジティブエイジカンパニー」としての活動元年における第一弾の取り組みです。「人生100年時代」といわれる現在において「健康寿命の延伸」は社会課題の一つでもありますが、再春館製薬所は、一説によると「日本人が家で過ごす時間は、人生の3分の2に相当」という観点から導き出される、住環境が健康に与える影響に着目。住むだけで”自己回復力”が育まれすこやかな毎日を送れる、つまりは”住むことがクスリ”になるような、そんな新しい価値を体現すべく、「ただ快適なだけでなく、健康的な暮らしの中で健康寿命を促進できる家」を提案しました。

 また、 テクノロジーに頼るのではなく、漢方の考え方に沿った「自然と人をつなぐ住環境」のための設計も随所に施され、自然と共生する住環境のもとで、心身ともに「明日が楽しみと思える毎日」の実現を目指します。

■ 「Positive Age House」の特徴

 「再春館製薬所の家~Positive Age House~」は、養生の知恵や人体科学・行動学・運動学などの知見やノウハウに加え、大学などの研究機関とのネットワークも持つ再春館製薬所と、サステナブルな暮らしを提案するLib Workがコラボレーションし、「人生100年時代」にふさわしい住まいを開発した住宅商品です。

  本プロジェクトで再春館製薬所が大切にしたのは、「健康寿命延伸」・「生体リズム」・「自然との共生」というキーワードを軸にした「長く、すこやかに、美しく、いつまでも自分らしく生きる」というテーマ。単なる健康寿命の延伸のみを目的とした家ではく、日々の暮らしの中で心と体の調和を促し、よりすこやかで美しく生きるために欠かせない”自己回復力”を引き出す住まいとして設計しました。

特長1:生体リズムを整える調光システムと自然と一体化できる空間設計

・人体に備わる、自然の周期と調和する「生体リズム」に合わせて、照明の色温度や明るさが変化する「サーカディアン照明」を導入するなど、光や風の自然のリズムを住まいに取り込み、心地よい生活サイクルを生み出します。心と身体の調和を整えながら、本来、人に備わっている回復力を引き出します。

 ・自然の力を活かして快適な住環境をつくる設計手法「パッシブデザイン」を採用し、自然の営みに寄り添う心地よい住まいを実現しました。また室内にいながらも四季の移ろいや外の風景とつながりを感じられる空間も演出し、暮らしの中で自然との一体感を楽しめます。

特長2:凹凸のある「なぐり床」など、適度な運動負荷を組み込んだ生活導線

・フローリングには、さざ波のような凹凸のある「なぐり床」を採用し、足裏を心地よく刺激して整えます。外気浴が可能な浴室とつながるヒノキ材を使ったバルコニーや暖炉を備えて炎のゆらぎでリラックスできる空間など、日々の暮らしの中で、人の「視・聴・嗅 (きゅう) ・味・触」の5つの感覚を刺激する住まいを創出しました。

 ・生活動線にはあえて段差を設けて、適度な運動負荷を組み込みました。日常の中で自然と身体を動かせるよう配慮し、健やかな暮らしへと導きます。

特長3:住まう人の健康と、次世代につなぐサステナビリティを両立

・地域資源である九州産の建材や環境にやさしいリサイクル素材を積極的に採用することで、住まう人の健康と、次世代につなぐ環境保全の両立を実現しました。

【概要】モデルハウス名 再春館製薬所の家(Positive Age House)

    所在地     〒861-1113 熊本県合志市栄字沖野2210-43

    専用サイト   https://www.libwork.co.jp/saishunkanseiyakushonoie

内観①
内観②
内観③

■ 今後の事業展開について

 今後は九州各県、さらには全国エリアへの展開を計画しています。また、今後見込まれる海外からの移住者や多様なニーズに対応し、グローバルな視点での情報発信・プロモーションも柔軟に展開していく予定です。

 さらに、熊本県に拠点を置く両社の協業により、熊本発の「新しいライフスタイルブランド」として、介護の軽減や地域コミュニティの創造、生活の質の向上といった社会課題の解決に取り組みつつ、地域経済の活性化や熊本ブランドの価値向上、地方創生への貢献を全国に発信してまいります。

【漢方発想とは】

生物の基本機能として元々プログラムされている、生命「活動」と「修復/回復」は、無意識に毎日繰り返されますが、その生命エネルギーは、加齢・刺激やストレスなどの環境要因により、年月を重ねるごとに低下していきます。毎日100%の回復ができれば、365日後──つまり1年後もそのままの状態を保てますが、何かしらのエラーが発生して日々99%しか回復できなかった場合は、理論上、1年後に本来の「1.00」は当初の「0.03」まで減少。言い換えると、当初の「100%」は「3%」しか維持されないということになります。漢方理念とは、月・火・水・木・金・土・日──という宇宙を含めた大自然の中で、バランスを保ちながら存在している人間もまた自然の一部につき、「人体で起こるさまざまな生命現象は、自然と強く結びついている」という考え方。命あるものが生まれながらに持つ「元の状態に戻ろうとする、”自己回復力(生命力)”」はやはり人にも備わり、その力を助ける答えもまた自然の中に存在するという発想が、再春館製薬所の製品設計の根幹です。

自己回復力の理論を表す図

【再春館製薬所について】

 再春館製薬所は 1932 年に熊本で創業。「痛散湯」や「ドモホルンリンクル」を主とした、漢方理念に基づく医薬品・医薬部外品・化粧品の製造・販売を行う漢方の製薬会社です。「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念を掲げ、「人間も自然の一部」という発想で選び抜いた植物の力を、製薬会社の技術で最大限に引き出して人の力に活かすものづくりを通し、「自然・人・社会の循環」を目指します。2016年の「平成28年熊本地震」でその名が全国に知られることになった熊本県益城町に本社を構える企業として取り組む復興支援の側面も持つ、全国初の「価値観」をもとに事業者・返礼品をセレクトした自社運営ポータルサイト「再春館製薬所 ふるさと納税サイト」の展開や「自然からの恵み」への”恩返し”につながる、自然との共生・サステナビリティ活動など、さまざまな形で理念の実践を追求します。(https://www.saishunkan.co.jp/

【ポジティブエイジカンパニー宣言について】

 創業100周年を迎える2032年に向け、改めて目指す指針となるメッセージ「ポジティブエイジカンパニー宣言」を発表しました。同宣言は、「明日が楽しみと思える毎日をつくりたい」という企業としての意志表明にとどまらず、「お客様/社員とその家族/協力者/地域/地球(自然)」に対する、独自性の高い「漢方の製薬会社としてのソリューション」提案という中長期的な事業計画としての側面も持ち合わせているものです。▶詳細はこちら

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