北京植物医生生物科技有限公司のプレスリリース
2025年4月13日、中国の化粧品業界にとって記念すべき節目となる一日となりました。中国の自然派スキンケアブランド「植物医生（DR PLANT）」が正式に、2025年日本国際博覧会の公式ライセンス商品として発売発表されたのです。これは植物医生（DR PLANT）にとって輝かしい瞬間であると同時に、中国ブランドが国際舞台で華やかに存在感を示した重要な出来事でもあります。
発表イベントには、植物医生（DR PLANT）の創業者兼董事長である解勇氏をはじめ、中国科学院昆明植物研究所の研究員・胡江苗氏、植物医生（DR PLANT）ブランドの親善大使である俳優・黄宥明氏など、多くの関係者が出席しました。
万博公式ライセンス認証：中国成分で新たなブレイクスルーを実現
植物医生（DR PLANT）が2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）の公式ライセンス認定された商品の最も重要な特徴は、中国特有の成分である「セッコク蘭オリゴ糖」です。この成分は、古くから民間に伝わる石斛（セッコク）の知恵と、中国科学院昆明植物研究所による先端的な生物学研究の成果を融合したものであり、深い文化的背景と強い科学的根拠を兼ね備えています。
「自然を敬い、科学を尊び、社会に還元する」という植物医生（DR PLANT）のブランド理念は、「未来社会の構築と明日の暮らしの創造」という2025年万博の持続可能な発展というテーマと深く共鳴しています。
植物医生（DR PLANT）の創業者兼董事長である解勇氏は、今回のライセンス契約について次のように語りました。「2025年日本国際博覧会にライセンス認証を受けた商品で注目されたのは植物医生（DR PLANT）が独自に開発したセッコク蘭オリゴ糖成分です。この成分は、中国科学院昆明植物研究所が10年の歳月をかけて研究開発したもので、皮膚細胞に働きかけ、自発的にコラーゲンを生成させる特別な効果があります。
現在の化粧品市場では、海外の主要成分が長らく独占的な地位を占めており、中国ブランドは成分の革新において多くの困難を抱えています。しかし、植物医生（DR PLANT）は、中国の強力な研究開発力、伝統医学の深い知見、そして民間の知恵を背景に、この壁を打破するべく努力してきました。今回の万博との協力は、まさに『中国成分・中国ブランド』の実力を世界に示す絶好の機会です。」
10年の研鑽：セッコク蘭オリゴ糖の研究開発の歩み
植物医生（DR PLANT）は2025年日本国際博覧会にライセンス認証されたことは決して一朝一夕に実現したものではありません。その背後には、10年以上にわたる研究開発の積み重ねがあります。2014年、植物医生（DR PLANT）は中国科学院昆明植物研究所と20年間に及ぶ戦略的提携契約を締結し、中国化粧品原料の歴史を塗り替えることを目指した研究の旅が正式にスタートしました。
この10年間、中国科学院昆明植物研究所の研究者たちは高山植物の分野に全身全霊を注いできました。同研究所の研究員・胡江苗氏はこう振り返ります。「化粧品の研究分野に継続して投資し続けるのは容易なことではありませんが、植物医生（DR PLANT）と私たちは共にその道を歩み続けてきました。10年の歳月を経て、私たちはついに“セッコク蘭オリゴ糖”の発見に成功したのです。」
研究チームは、石斛（セッコク）から高含有量のセッコク蘭オリゴ糖を初めて抽出し、厳密な科学的検証を通じて、この成分が外因性補充物質として、体外および体内の両方で顕著なアンチエイジング効果を発揮することを確認しました。この発見は、セッコク蘭オリゴ糖の研究分野における重要なブレイクスルーとなりました。
セッコク蘭オリゴ糖を中核成分とする「石斛アクティブエッセンスのコア技術研究およびその産業応用」プロジェクトは、中国国家科学技術部および国家科学技術賞事務局の承認を受け、「全国ビジネス科学技術進歩一等賞」を受賞しました。また、本プロジェクトの市場応用に関しては、第三者データ機関であるユーロモニター・インターナショナルの報告書により、植物医生（DR PLANT）が「世界におけるデンドロビウム化粧品小売売上高第1位」の市場地位にあることが認証されました。
現在注目されているコラーゲン成分の研究において、分子量が大きく皮膚に浸透しにくいという課題がありました。植物医生（DR PLANT）は、発見したセッコク蘭オリゴ糖の力によってこの問題を克服することに成功しました。セッコク蘭オリゴ糖は、細胞へ的確にシグナルを伝達し、自らの力でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進させ、肌のハリと弾力をサポートする新たなソリューションを提供します。
さらに、植物医生（DR PLANT）が採用しているセッコク蘭は、中国科学院昆明植物研究所が7年の歳月をかけて開発した専用品種「昆植1号」石斛（セッコク）であり、その多糖類の含有量は中国薬典の基準値を約15％上回る高品質原料である。
ブランドの海外展開：中国から世界へ、着実な歩み
植物医生（DR PLANT）の国際展開は、2019年にすでにスタートを切っています。その年、ブランドは日本・大阪の心斎橋商店街にて初の海外直営店をオープンし、海外進出の第一歩を正式に踏み出しました。その後も日本市場において継続的に事業を展開し、高品質な製品とサービスを武器に、「高山植物によるスキンケア」という理念を現地の消費者に深く浸透させてきました。
2021年には、日本市場を確実に基盤としながらも、植物医生（DR PLANT）は国際展開を加速し、シンガポールや香港などの地域へも積極的に進出しました。2022年には、オンラインとオフラインの両軸から東南アジア市場でのプレゼンスを一層拡大。2023年には、インドネシア・ジャカルタにて初の単一ブランドストアをオープンし、インドネシア市場に進出した初の中国化粧品ブランドとなりました。2024年には、「故宮からヴェルサイユ宮へ――東方へのオマージュの旅」イベントに参加し、全行程で指定スキンケアブランドとして採用され、中仏間の文化交流の架け橋としての役割を果たしました。
現在までに、植物医生（DR PLANT）は世界中で5,000店舗以上の単一ブランドショップを展開しており、会員数は2,400万人を超えています。中国本土はもちろん、香港を含む国内市場での深い浸透に加え、日本、インドネシア、シンガポールなど海外市場でも着実に拡大を続けています。
植物医生（DR PLANT）の創業者兼董事長である解勇氏は、ブランドの今後の展望について次のように語っています。「植物医生（DR PLANT）は今後、フィリピンやベトナムといった国々への進出を継続的に推し進めていきます。そして、中国文化・中国ブランド・中国成分を、世界へ届けていきたいと考えています。」
エコロジカル・リターン：持続可能な発展と生物多様性保護の実践
植物医生（DR PLANT）は商業的成功を追求する一方で、常に社会的責任を忘れず、市場から得た利益を積極的にエコロジー保護へ還元しています。2021年に国連開発計画（UNDP）と戦略的パートナーシップを締結して以来、植物医生（DR PLANT）は「生物多様性―高山植物保護行動」を推進し、雲南省などの地域で山岳生態系の回復プロジェクトを実施、1万人以上の地域住民に恩恵をもたらしてきました。
また、植物医生（DR PLANT）は3,000万元を寄付して「扶荔宮生物多様性体験園」を建設しました。この施設はCOP15（生物多様性条約第15回締約国会議）の恒久的成果展示拠点となっており、中国初の植物学専門賞「呉征鎰植物学賞」への協賛も行い、これまでに4回開催されています。これにより、中国の植物学研究の発展に重要な支援を提供しています。
植物医生（DR PLANT）は公益の理念をビジネス運営に統合し、経済的利益と生態的利益の両立を実現しています。
植物医生（DR PLANT）が2025年日本国際博覧会の公式ライセンス商品として認定され、その発展の歩みにおいて重要なマイルストーンとなりました。中国発のブランドとして世界舞台へと羽ばたいた植物医生（DR PLANT）は、革新力と責任感をもって、自然保護・科学技術の活用・国際的な対話をつなぐ堅固な架け橋を築き上げています。
セッコク蘭オリゴ糖の発見に十年をかけた植物医生（DR PLANT）は、中国ブランドが単に文化的な魅力だけでなく、確かな科学技術に基づいて業界のルールを再定義できることを力強く証明しました。今後、世界は東洋美学の背後にある中国の強大なサイエンスの力を目の当たりにし、美容業界における中国の進化を実感することになるでしょう。植物医生（DR PLANT）は、グローバルステージにおいて一層まばゆい輝きを放つ存在として、その歩みを続けてまいります。
