リサウンド最新AI技術で騒音下でも自然なきこえを実現

世界最小AI補聴器※1「リサウンド・ビビア™」、会話に強い補聴器「リサウンド・サビー™」2製品を同時に新発売

GNヒアリングジャパン株式会社のプレスリリース

 世界トップクラスのシェアをもつ補聴器メーカーGN(本社:デンマーク)の日本法人GNヒアリングジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 マーティン・アームストロング)は、2025年5月14 日(水)に世界最小のAI搭載補聴器「リサウンド・ビビア」と、Bluetooth® Low Energy(LE) Audioと音声を多数のデバイスに同時配信できる“次世代の音声共有技術”Auracast(オーラキャスト)ブロードキャスト・オーディオ(以下、Auracast)を搭載したエッセンシャルシリーズの「リサウンド・サビー」を発売します。

※1:RIE、2025年2月時点

 きこえに悩んでいる人にとって、騒がしい環境における会話の聞き取りは依然として課題であり、より快適なきこえを目指し補聴器は開発し続けられています。「リサウンド・ビビア」はリサウンド独自のAI技術により、騒がしい環境でも“聞きたい音”にフォーカスし、より快適に会話ができるようにしました。AIを搭載しながらも、その技術を世界最小クラスのサイズにまで凝縮することに成功し、装用感やデザイン性に妥協することなく、使いやすさも両立させました。

◼︎世界最小AI補聴器※1「リサウンド・ビビア」

 新製品の「リサウンド・ビビア」は、騒音下でも高音質、快適な装用感、一日中使用できるバッテリーを提供する世界最小AI補聴器です。「リサウンド・ビビア」の一番の特徴は、人間の音声処理能力を模倣し、騒がしい環境でも会話を聞き取りやすくした新機能「インテリジェントフォーカス」です。

 私たちの耳は、騒がしい中でも自然と脳が“聞きたい言葉”にフォーカスを当て認識しています。「インテリジェントフォーカス」はリサウンド独自のAIへの人間的なアプローチにより、見ている方向を手がかりに、必要な音を選び取る直感的な脳の働きをAIがサポートし、聞き取りが困難な状況でも聞きたい音にフォーカスしやすくなり、より自然で快適なきこえを提供します。

 それを可能にしたのは、補聴器に搭載されている「ディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)チップ」です。新開発されたこのチップは日本語を含む1,350万の会話データを学習し、390万のサウンドパラメータの検証が行われ、1日あたり(8時間)4兆9,000億回の演算が可能となっています。音声にスポットライトを当てながら雑音を低減することで会話を聞き取りやすくし、聞きたい音にフォーカスする“自然な聞こえ(オーガニックヒアリング)”を実現しています。

 さらに、「リサウンド・ビビア」はBluetooth® LE Audioの搭載により、バッテリー消費が効率化されており、1回の充電で24時間使用できます。ユーザーは使いたい機能を選択しながらも、1日中安心して装用することができます。

リサウンド・ビビアの詳細はこちらをご覧ください。

◼︎会話に強い補聴器「リサウンド・サビー」

 「リサウンド・サビー」はどこから話しかけられているか、だれから話しかけられているかが直感的にわかる、自然な音を実現する“会話に強い”補聴器です。さらに、「アクセシビリティ」を大切にしているリサウンドは、より多くの聞こえに悩んでいる方が最新のワイヤレス接続技術を体験できるようBluetooth® LE AudioとAuracast(オーラキャスト)を搭載しており、最先端の機能を体験できるにも関わらず、比較的お求めやすい価格帯で展開しているシリーズです。

リサウンド・サビーの詳細はこちらをご覧ください。

◼︎補聴器用アプリに「Auracastアシスタント」を世界初※2搭載

 「リサウンド・ビビア」と「リサウンド・サビー」は、音声を多数のデバイスに同時配信できるAuracastに対応しています。

 従来のBluetoothが「1対1」の通信であったのに対し、Auracastは「1対多」の同時接続を可能にし、複数のユーザーが自分のイヤホンや補聴器を通じて、同じ音声を高音質で受信できるようになります。映画館、空港、レストラン、大きなイベント会場などの騒がしい環境で、クリアな音声を直接補聴器で受け取ることができるため、より快適な聞こえと情報の取得が可能です。

 多くの人がAuracastを簡単に利用できるよう、リサウンドは補聴器用アプリ「リサウンド・スマート3D™アプリ」に「Auracastアシスタント」を搭載しました。それにより、まだAuracastに対応していないスマートフォンや機器でも、画面をタップするだけでAuracastを利用できるようになります。

※2:2025年2月時点

◼︎ 補聴器販売店におけるニーズへの対応

 リサウンドは、「リサウンド・ビビア」と「リサウンド・サビー」の発売と同時に、補聴器の専門家が有する課題とニーズに対応するために以下の改善を行いました。

  • フィッティング・ソフトウェアの改良

  • 最適な快適性と音響性能を実現するためのドームとレシーバーのアライメント調整

  • 補聴器の衛生と寿命を向上させ、簡単なお手入れを実現する交換可能なマイクフィルターの導入

 これらの改善は、補聴器専門店のワークフローを合理化し、フィッティングの精度を向上させ、最終的にユーザーエクスペリエンスを向上させるように設計されています。

◼︎ GN社製品担当者コメント

GN社 最高技術責任者(CTO)兼研究・技術責任者 ブライアン・ダム・ペダーセン

「リサウンド・ビビアでは、AIによる聴覚体験の向上を根本から見直しました。当社独自の新機能『インテリジェント・フォーカス』は、人間の行動を模倣し、単に音の大きさだけでなく見ている方向に基づいてAIが音の優先順位をつけます。これにより、より直感的で自然なきこえが実現し、最も重要な音を的確に選び強化するのです。私たちは立ち止まることなく、今後もすべての知識、能力、研究を他のGN製品やプロジェクトに応用し、グループ全体のイノベーションを促進していきます。」

 

GN社 ヒアリング部門プレジデント スコット・デイビス

「リサウンド・ビビアとリサウンド・サビーは大きな飛躍を遂げました。リサウンド・ビビアは、騒音下でも鮮やかなきこえ、一日中使えるバッテリー寿命、快適さを追求した世界最小のAI搭載補聴器※1です。リサウンド・サビーでは、Bluetooth® LE AudioやAuracastを含む最先端の接続機能を、より多くの方々にご利用いただけるようにしています。この2つの製品ラインは、GNの揺るぎないコミットメントを示すものです。」

@2025 GNヒアリング㈱ 無断複写・転載禁止。リサウンドは、GN Hearing A/Sが所有する商標です。Bluetoothのワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。Auracast™ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG,Incが所有する商標です。 


◼︎ 会社概要

GNについて

GNは、インテリジェントな聴覚、オーディオ、ビデオ、およびゲーム・ソリューションのリーディング・カンパニーです。人々にインスパイアされ、イノベーションを原動力として、聴覚と視覚を向上させる技術を提供しています。難聴者が持つ現実的な課題の克服、ビジネスにおけるコミュニケーションやコラボレーションの改善、オーディオとゲーム愛好家への素晴らしい体験の提供をいたします。

GNは、世界をつなぐというビジョンを掲げて150年以上前に設立されました。今日、GNはその強固な伝統に支えられ、独自の専門知識と歴史上最も広範な製品・サービスポートフォリオにより、これまで以上に多くの人々の生活に密着し、人々にとって大切なものをより身近なものにしています。

ReSound、Jabra、SteelSeries、Interton、BlueParrott、Danavox等のブランドで100カ国にソリューションを販売しています。1869年に設立されたGNグループは、7,000人以上の従業員を擁し、ナスダック・コペンハーゲン(GN.CO)に上場しています。

 

ReSound(リサウンド)について

リサウンドはGNグループの補聴器のブランドとして、お客様を第一に考え、革新的な技術をいち早く開発してきました。お客様のライフスタイルやニーズに寄り添い、GN独自の専門知識を組み合わせた先進的な補聴器を提供し、使う方を中心に置いた考えに基づく自然なきこえ「オーガニックヒアリング」をお届けしています。耳本来のきこえに近い「自然な聞き心地」だけでなく、補聴器の「自然な着け心地」、利便性の上がる「自然な使い心地」で生活が豊かになることを目指しています。

 

GNヒアリングジャパンについて

日本国内において医療機器認証を受けた補聴器「リサウンド」ブランドの輸入、製造、卸販売、修理サービスまでを行っています。

 

 

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