~脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」シリーズ累計販売数30万個突破~
株式会社ブレインスリープのプレスリリース
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、睡眠ソリューションカンパニーとして創業当初から“睡眠の質”の重要性に着目し、より高めることに特化したプロダクトやサービスの開発・提供、そして正しい睡眠情報の発信に取り組んでおり、2025年5月で創業6周年を迎えました。また、“睡眠の質”の根本からの見直しにも注力しており、近年、深刻な睡眠課題のひとつとして注目されている睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome、以下「SAS」)など、睡眠に関連して起こる健康リスクへの対策も取り組んでいます。
SAS は“睡眠の質”を低下させ、生活習慣病など様々な合併症リスクも高く、死亡リスクにも係る恐ろしい疾患です。早期発見と対策が必須ですが、一方、症状が睡眠中に発症することから、自身で気づくことが困難であることが大きな課題です。ブレインスリープはこの状況を踏まえ、自分自身でSASリスクに気付けるきっかけとして、睡眠計測ツール「ブレインスリープ コイン」に新機能となる「呼吸モニタリングアラート」をリリースします。
また、発売以来、多くの方から支持をいただいているシグネチャープロダクトである脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」シリーズは累計販売数30万個を突破しました。今後も“睡眠の質”を高めるプロダクトやサービス開発を進めていきます。
■SASの現状
SAS患者は世界で約9億人、治療が必要な中等症以上の患者数は約4億人と推定されており、日本においても潜在患者数は2,200万人、治療が必要な患者数は940万人と推定され、年々増加傾向にあります。※1 また、SASの治療法として一般的とされるCPAP※2を用いた治療を行っている患者数も10年前と比較して3.2倍に増加しています。SASは糖尿病・高血圧・脳血管疾患など様々な合併症を引き起こし、中等症以上で未治療の場合8年後の死亡リスクが40%近くもある恐ろしい疾患です。また、重大交通事故の原因としてSAS患者による日中の強い眠気が関与していたケースも散見され、近年職業運転手を中心にSASのスクリーニングが進みつつあるものの、一般の方がSASのリスクを認識できるサービスやデバイスはまだまだ少ない現状です。
ブレインスリープは治療が必要な方への検査と適切な治療を促す仕組みづくりを目指し、SASに気付くきっかけとして睡眠時の呼吸のモニタリング結果からSASの可能性を示唆する新機能となる「呼吸モニタリングアラート」を開発しました。
※1 Benjafield AV, et al: Estimation of the global prevalence and burden of obstructive sleep apnoea: a literature-based analysis. 2019.
※2 CPAP:持続陽圧呼吸法で、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法。
■新機能「呼吸モニタリングアラート」
睡眠中のいびきをモニタリングし、無呼吸と疑われる状態の回数から示唆される危険度を4段階(危険度大・中・小、異常なし)で表示します。危険度により、SASに関する記事へ遷移や、SASに特化した治療も行う、ブレインスリープの提携クリニック「Dクリニック東京ウェルネス」のご案内を行い、健康リスクがわかるだけでなく、対処方法のアドバイスも提供します。
■Dクリニック東京ウェルネス 睡眠・SAS外来 睡眠センター長
井坂奈央先生コメント
前述のとおり睡眠時無呼吸症候群は放置することで寿命にかかわる病気です。その多くの方にいびき、無呼吸の症状があります。しかしそれらは自分では気づきにくく、毎晩症状が出ないこともあります。「ブレインスリープ コイン」のような睡眠デバイスを日常的に使用することで、早期発見、早期受診につながります。実際クリニックでも睡眠デバイスで指摘され受診・診断に至った患者さんが増えてきています。無自覚でも日中のパフォーマンスが落ちている原因が睡眠にあるかもしれません。少しでも多くの潜在患者さんが適切な治療を受けられるようになればと願っています。
■睡眠計測ツール「ブレインスリープ コイン」とは
睡眠研究により蓄積されたデータを元に開発した独自の計測アルゴリズムを搭載した、睡眠を価値にする睡眠計測ツール。人の動きに合わせたよりパーソナルな分析が可能で、睡眠習慣の改善から、眠りのスコアがコインに変わる好循環サイクルを提案することで睡眠の質向上をサポートします。
1.測る:かつてないほど高精度な睡眠状態を分析
睡眠研究を基に独自開発したアルゴリズムを取り入れ、睡眠研究で使用されている技術を応用。今までの睡眠計測アプリケーションでは見る事が出来なかったあなたの睡眠ステージ(睡眠の深さ)、寝姿勢、いびき/環境音、寝床内温度(布団の中の温度)を明らかにします。
2.改善する:あなたに合わせたアドバイス
あなたの睡眠状態に合わせて問題点を判定し、睡眠改善に繋がるアドバイスを表示。
日々の睡眠状態に合わせて改善提案を行い、より良い睡眠のサポートをします。
3.貯まる:眠るたびにコインが貯まる
あなたの睡眠状態やより良い睡眠習慣がスリープコインに変わります。貯まったスリープコインはブレインスリープの商品の割引クーポンやアプリ内の音楽購入などに交換できます。
■SASとは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome, SAS)とは睡眠中に10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や無呼吸手前の弱い呼吸「低呼吸」が多く発生する睡眠障害。
睡眠時間1時間あたりの無呼吸と低呼吸の総称を無呼吸低呼吸指数(apnea hypopnea index:AHI)といい、5≦AHI<15は軽症、15≦AHI<30は中等症、AHI≧30は重症とされています。
■脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」シリーズ累計販売数30万個突破
今年で創立6周年を迎えたブレインスリープのシグネチャープロダクトである脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」シリーズは累計販売数が30万個を突破しました。睡眠の質を高めるために重要な「通気性」と特許技術を採用した3層9グラデーション構造による「パーソナルフィット」を兼ね備えており、スムーズに入眠ができることや、一晩中熱がこもらずに快適に眠れること、オーダーメイドを超えたフィット感に支持いただいております。
<商品詳細>
商品名:ブレインスリープ ピロー
価格:33,000円(税込)
サイズ:ロー 60×35×6/8cm
スタンダード 60×35×9/11cm
ハイ 60×35×12/14cm
株式会社ブレインスリープ
【会社概要】
設立 : 2019年5月
所在地 :東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー26F
代表取締役 :廣田 敦
ブランドサイト:https://brain-sleep.com/
事業内容 :ブレインスリープは、睡眠医学に基づいた確かな知見と先進のテクノロジーを掛け合わせ、脳と睡眠を科学するソリューションカンパニーです。専門家と連携した睡眠研究、オリジナルプロダクト開発、企業やクリニックへのコンサルティングなど、睡眠に特化したあらゆるソリューションで人や社会の可能性を目覚めさせることを目指します。