すかいらーくホールディングスで「AYUMI Scan」の導入開始!

~中高年従業員の身体機能測定を効率化し、安全な職場環境づくりを推進~

株式会社AYUMI BIONICSのプレスリリース

株式会社AYUMI BIONICS(本社:東京都中央区、代表取締役:田脇 裕太、以下「AYUMI BIONICS」)は、自社開発の身体機能測定ツール「AYUMI Scan」が、株式会社すかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長COO:金谷 実、以下「すかいらーくHD」)様に導入されたことをお知らせいたします。本ツールの活用により、特に中高年従業員の転倒リスクの評価と予防を強化し、より安全な職場環境の実現を目指します。

導入の背景 :転倒災害の防止と中高年従業員の健康管理

すかいらーくHDは、65歳の定年後も「ベテランズ」として75歳まで再雇用できる制度を導入し、高齢従業員が長く活躍できる環境づくりを推進しています。多様な人財が活躍する環境の中、すかいらーくHDの10か所ある工場では、安全衛生計画の策定とPDCAサイクルの運用、また全工場長が集まる  「労災撲滅プロジェクト」などを通じて、労働災害防止活動を積極的に実施しています。

その取り組みの一つとして、加齢に伴う身体機能の低下に起因する転倒災害を防止すべく、酒々井MDセンターでは60歳以上の従業員を対象に体力測定を実施し、身体機能の自己認識と実測値との差を明らかにすることで、体力増進の意識を高める取り組みを進めてきました。しかし、同センターでは深夜や早朝勤務の従業員も多く、測定・集計・結果報告のプロセスが現場の負担となっていたため、より簡便な 体力測定手法の導入が求められていました。

酒々井MDセンターにて転倒労災予防のために掲載しているポスター

導入の概要:「AYUMI Scan」による効率的な体力測定

こうした背景から、すかいらーくHDでさまざまなツールを比較検討した結果、「AYUMI Scan」の導入を決定しました。「AYUMI Scan」は、スマートフォンやタブレットのカメラで撮影した映像をAIが解析し、短時間で身体機能を測定できるツールです。測定した筋力やバランス、柔軟性データなどはクラウドで管理され、個人や部署、ラインごとのリスク評価のために活用されます。

測定の際はタブレットを会議室の一角に設置し、現場の製造ラインごとに測定日時を決めたうえで従業員が測定を行います。測定後はレポートを印刷し、総務担当者が従業員と面談を行い、安全・健康に働けているかも含めてヒアリングとサポートに繋げています。

酒々井MDセンターでは2024年より運用を開始しており、全10工場への展開もすでに終了しています。

酒々井MDセンターの会議室でタブレットを設置している様子
測定後に提供されるレポートの例

導入効果と今後の展望

「AYUMI Scan」は、測定から結果取得まで5分程度で完了し、従来の測定方法に比べて手軽であると現場からも高い評価を得ています。さらに、測定結果はWeb上で一括管理できるため、従業員の足腰年齢や転倒リスクを一覧表示し、企業全体での安全対策に活用できます。

今後もAYUMI BIONICSは、エビデンスに基づいた心身機能データ解析の取り組みを進めることで、働くすべての人に安全で健康的な環境をご提供できるよう、サポートを続けてまいります。

なお、本件に関する詳細な情報は、株式会社労働調査会が発刊する「労働安全衛生広報 4月15日号」にも掲載されています。

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】 

株式会社AYUMI BIONICS

所在地:東京都中央区日本橋2-2-3 RISHEビル UCF402 

代表者:代表取締役 田脇裕太 

設立:2022年9月 

事業内容:心身機能測定システムの開発 

連絡先:info@ayumi.tech

会社HP:https://aymid.jp/

今、あなたにオススメ