「美容って、誰のため?」”キレイ”の基準は他人じゃない。「自分軸」の美意識を持つ時代へ。20代〜40代女性550人の調査で判明!現代女性のリアルな美意識に迫る〜美活部調べ

SNS時代の「見られる美容」から「自分のための美容」へ。550人の調査から見えた“美意識の変化”とは…

美活部のプレスリリース

”美意識”に関する意識調査より

2020年代に入り、生活様式や価値観の大きな変化により、美意識のあり方も変容しつつあります。マスク生活の長期化やリモートワークの定着、SNSの影響力拡大といった背景の中で、「他者からどう見られるか」よりも、「自分自身がどうありたいか」を重視する意識が高まってきました。

かつては「他人の視線」を意識した外見重視の美容観が主流でしたが、自己と向き合う時間が増えたことで、より内面的な満足や自己肯定感を軸とした美意識へとシフトしています。近年の調査や業界分析でも、「美容は自己満足のため」「美容は自己表現の一つ」と捉える傾向が若い世代を中心に広がっていることが示されており、これまでの“見られるための美容”から“自分のための美容”への価値観の変化が顕著に表れています。

このような社会背景から、現代女性の美意識の実態と、その背景にある心理を明らかにするため、美活部は、日本全国在住の20〜40代の女性550名を対象に「“美意識”に関する意識調査」を実施しました(インターネット調査)。

<調査概要>

調査概要:”美意識”に関する意識調査

調査期間:2025年4月15~16日

調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)

調査対象:日本全国在住の20〜40代の女性

調査人数:550人

【20〜40代女性への”美意識”に関する意識調査】概要まとめ

  1. 「日常的に“美”を意識している」と回答した人は全体の6割以上

  2. 美意識が高まるきっかけとして最も多かったのは「人に会う予定やイベントがあるとき」(33.5%)

  3. 全体の63.6%が「自分のため(自信や満足感のため)」に美意識を持っている

  4. 「美しくありたい理由」として、「自分に自信を持ちたいから」(60.2%)や「気分やモチベーションを上げたいから」(40.7%)といった内面的動機が上位

  5. 年齢とともに「無理をしなくなり、自然体を大事にするようになった」(24.7%)、「自分のために楽しめるようになった」(19.3%)など美意識に対する変化が見られる


美意識の実態―61.2%が「美」を意識する日常

日常的な美意識について、「常に意識している」(20.7%)と「時々意識している」(40.5%)を合わせると、61.2%の女性が何らかの形で美を意識していることがわかりました。一方で、「あまり意識していない」(26.2%)と「全く意識していない」(12.5%)を合わせると38.7%となり、約4割の女性は美に対して積極的な意識を持っていないこともわかりました。美意識は多くの女性にとって日常的なものである一方で、その程度には大きな個人差があることが推測できます。「常に意識している」女性が全体の5分の1程度であることは、美を生活の中心に据える層と、それほど重視しない層の二極化が進んでいる可能性を示唆しています。61.2%という数字は、現代社会において美意識が一般的な価値観として定着している証拠と言えるでしょう。一方で、約4割の女性が美を積極的に意識していないという事実は、「美しさ」の定義や価値観が多様化していることを示していると考えられます。


美意識が高まる瞬間―現実的なきっかけが美を意識させる

「美意識を高めたいと思うきっかけ」については、「人に会う予定やイベントがあるとき」が33.5%と最も高く、次いで「鏡を見て疲れや違和感を感じたとき」(24.2%)、「自分の気分を上げたいと思ったとき」(19.6%)となりました。注目すべきは、SNSやメディアの影響(「SNSやテレビで”キレイな人”を見たとき」)が10.7%にとどまっていることです。これは、情報過多の現代において、メディアの表層的な美よりも、実生活での具体的な場面や自己認識が美意識を高める主要因となっていることを示しています。特に「鏡を見て疲れや違和感を感じたとき」という回答の高さは、自己観察の機会が増えた現代のライフスタイルを反映していると考えられます。リモートワークやオンライン会議の増加により、自身の映像を客観的に見る機会が増え、自己イメージと実際の見た目のギャップに気づく瞬間が美意識を刺激しているのでしょう。


誰のための美しさか」―自分軸の美意識が圧倒的多数

調査の核心である「誰のために美意識を持っているか」という質問では、「自分のため(自信や満足感のため)」が63.6%と圧倒的多数を占めました。これに対し、「パートナーや家族のため」は8.0%、「職場や周囲の人からの印象のため」は9.5%、「SNSや人からの評価のため」に至っては2.2%と極めて低い結果となりました。この結果は、現代女性の美意識が「他者からの評価」や「社会的な承認」ではなく、「自己肯定感の向上」や「自分自身の満足」に重点を置いていることを明確に示しています。「特に誰のためという意識はない」という回答も16.7%あり、美を意識することが習慣化し、特定の目的意識を伴わないケースも少なくないことがわかります。


美しさの動機―自己肯定と内面の充実が鍵

「美しくありたいと思う理由」についての回答では、「自分に自信を持ちたいから」が60.2%と最も高く、次いで「気分やモチベーションを上げたいから」(40.7%)、「年齢を重ねても魅力的でいたいから」(37.1%)と続きました。これらの上位3項目はいずれも自己の内面や長期的な自己像に関連しており、短期的な他者評価(「人から”キレイ”と思われたいから」:24.9%)を大きく上回りました。特に「年齢を重ねても魅力的でいたいから」という回答の高さは、単なる若さの維持ではなく、年齢に関わらず自分らしい魅力を保ちたいという現代的なエイジング観を反映しています。こうした結果から、美しさは単なる見た目の問題ではなく、自己肯定感や心理的充足感、そして人生の質(QOL)向上のための手段として捉えられていることが明らかになりました。「美容が好きだから」という純粋な趣味としての美容も12.9%存在し、自己表現や楽しみの一つとして美を追求する層も一定数いることがわかります。


年齢とともに変化する美意識―自然体と意識向上の二極化

「年齢を重ねるごとに、美意識に対する考え方は変化したか」という問いでは、興味深い結果が得られました。「無理をしなくなり、自然体を大事にするようになった」(24.7%)と「若い頃より意識が高くなった」(22.0%)という、一見相反する回答がほぼ同率で上位を占めました。

この結果は、年齢を重ねることで美意識が二極化する傾向を示しています。一方では自分の本質的な魅力を受け入れ、無理な美の追求から解放される傾向があり、他方では年齢による変化を実感することで美への意識が高まるケースもあるのです。

「自分のために楽しめるようになった」(19.3%)という回答も多く、美容行為自体が他者のためではなく、自己満足や自己表現の一環として楽しまれるようになっていることがわかります。一方で「あまり変わっていない」(25.6%)という回答が最も多かったことは、美意識の基本的な部分は年齢を超えて一貫している可能性を示唆しています。

「他人と比べなくなった」(8.4%)という回答は比較的少数でしたが、年齢を重ねることで他者との比較から解放され、自分自身の基準で美を追求するようになる女性も確実に存在することを示しています。


まとめ

本調査により、現代の女性たちにとって美容は、もはや特別な日だけのものではなく、日常的に意識されるライフスタイルの一部となっています。多くの人が日々の中で“美”に対する感覚を自然と持ち合わせており、美意識は個人の価値観や生活習慣に根ざしたものへと変化しています。その背景には、SNSなどの視覚的メディアよりも、「人と会う予定」や「鏡で自分を見た瞬間」など、現実の生活場面が美意識を刺激する重要な契機となっているという実態があります。つまり、美容に対する意識は“見せるための演出”ではなく、“自分と向き合うための行動”として機能している側面が強まっているといえるでしょう。

さらに、美意識の中心には「自信を持ちたい」「気分を前向きにしたい」といった内面的な動機が据えられており、他者からの評価よりも、自分が納得できるかどうかが重視される傾向が強く見られました。また、年齢を重ねることで、若い頃よりも意識が高まったと感じる人がいる一方で、無理をせず自然体であることを大切にするようになったという声も多く、自分にとって無理のない美しさを求める姿勢が広がっていることがうかがえます。こうした変化は、年齢に応じて“頑張る美容”から“心地よい美容”へと価値観が進化していることを物語っています。

こうした調査結果から、現代女性の美意識が「他者からの承認」ではなく「自己充実のための手段」として深化していることが明らかになりました。美活部 では、この重要な変化を踏まえ、画一的な美の押し付けではなく、一人ひとりの「自分らしさ」と「内面的充実」を支える美容情報を発信してまいります。


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“美活部”は、美容に興味があるすべての人が“キレイ”をシェアし合う、まるで部活動のようなコミュニティ型プロジェクト。AIインフルエンサーであり部長の”ミライ”がナビゲーターとなり、「あなたの日常に美しさと安心を」をコンセプトに、美容医療やスキンケアのリアルな情報をお届けします。

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【美活部】部長🎀ミライ

今回の調査でわかったのは、「美」は他者のためではなく、自分自身のために大切にされているということです。63%以上の女性が「自分のため」に美しくありたいと回答し、自己肯定感や自信につながる美容が現代の主流となっています。美意識が高まる瞬間も、日常生活の中の具体的な場面がきっかけになっていることがわかりました。美活部では、これからも「こうあるべき」という押し付けはせず、皆さん一人ひとりの「自分らしい美しさ」を見つけるお手伝いをしていきたいと思います。理想の美ではなく、あなたが心から「いいな」と思える美容が、本当の意味での美しさなのではないでしょうか。


調査内容詳細

Q1. あなたは日常的に「美」を意識していますか?

「常に意識している」「時々意識している」:61.2%

「あまり意識していない」「全く意識していない」:38.7%

Q2. 美意識を高めたいと思うきっかけはどんなときですか?

トップ3:①人に会う予定やイベントがあるとき 33.5% ②鏡を見て疲れや違和感を感じたとき 24.2% ③自分の気分を上げたいと思ったとき 19.6%

Q3. あなたは「誰のために」美意識を持っていますか?

トップ3:①自分のため(自信や満足感のため) 63.6% ②特に誰のためという意識はない 16.7% ③職場や周囲の人からの印象のため 9.5%

Q4. あなたにとって「美しくありたい」と思う理由は何ですか?

トップ3:①自分に自信を持ちたいから 60.2% ②気分やモチベーションを上げたいから 40.7% ③年齢を重ねても魅力的でいたいから 37.1%

Q5. 年齢を重ねるごとに、美意識に対する考え方は変化しましたか?

トップ3: ①あまり変わっていない 25.6% ②無理をしなくなり、自然体を大事にするようになった 24.7% ③若い頃より意識が高くなった 22.0%

ご取材に関するお問い合わせ先

広報担当:橋本唯

メールアドレス:bikatsubu@logicajapan.net

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