花王 眉メイクのコーチングソフトを開発 なりたい眉に導くパーソナライズアドバイスを美容部員が非接触で提供

花王株式会社広報部のプレスリリース

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)化粧品事業部門ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下BRCC)は、お客さま一人ひとりに合わせたパーソナルな眉メイクアドバイスを提供できる、店頭でもオンラインでも使用可能なコーチングソフトを開発しました。ソフトを導入したデバイスを美容部員が活用することで、お客さまは、デバイスに取り込んだ自分の顔画像上で、理想とする眉のイメージを美容部員とともに見いだし、描き方やアイテムの使い方といったパーソナライズアドバイスを受けることができます。お客さまの顔に直接触れることなく、顔画像上で、描く・消す・調整するなどが自在のため、何度でも描き方や仕上がりなどのシミュレーションが可能です。
まずは2021年10月中旬よりプレステージブランドの「ルナソル」の一部店舗にて活用。今後は、多くの方が難しいと感じる眉メイクの課題解決に向けた有効な手段として、弊社美容部員の店頭活動やオンラインによるビューティセミナーなどで活用していく予定です。

 

1.開発の背景
眉は、顔の印象を左右する重要な要素のひとつです。花王の調査によると、眉メイクでは、「自然に描くこと」「左右対称に描くこと」が重視されているものの、眉を描くことについてはメイクの中で最も多くの方が難しいと感じています(図1、図2)。
図1、図2ともに2020年10月花王調べ18-69歳女性 n=643

図1 眉メイクで重視している点(複数回答)図1 眉メイクで重視している点(複数回答)

図2 難しいと感じるメイク法(複数回答)図2 難しいと感じるメイク法(複数回答)

その理由としては、眉は、長さ、太さ、角度などの形状、毛の密度やその長さ、左右のバランスといった個人差が非常に大きい(図3)ため、既に数多くある一般的な眉メイク情報を自分に合わせて応用するのが難しく、似合う眉や描き方がわかりにくいことが挙げられます。加えて、眉を描くアイテムは種類も多く、使いわけが難しいことも考えられます。

図3 眉(メイク前)の個人差の例図3 眉(メイク前)の個人差の例

そこで、BRCCでは、お客さまが理想とする眉を実現できるよう、所属するメイクアップアーティストの監修のもと、眉の状態に合わせて個々のお客さまにあったアドバイスを提供できるソフトを開発。カウンセリングブランドの美容部員が、コーチングツールとして活用することで、手軽で利便性のある自動測定によるものとは違った角度から満足度の高いサービスを提供し、お客さまとブランドのつながりをより強固にすることをめざします。
昨今、店頭では、ソーシャルディスタンスを保つ観点から、お客さまに触れながら行なう美容アドバイスが難しい状況にありますが、今回開発したソフトを活用することで、実際にお客さまの顔に触れてメイクをするのと同じような眉メイク提案が、非接触でも可能になります。

2.特長
今回開発したのは、撮影したお客さまの顔画像を用いて、一人ひとりに合わせた眉の描き方をアドバイスできる、BRCCに所属するメイクアップアーティストの監修によるコーチングソフトです。ソフトを導入した機器を美容部員が活用することで、お客さまは、顔画像上のご自身の眉で、自然な描き方やアイテムの使い方といったパーソナライズアドバイスが受けられます。

<ポイント①> 眉テンプレートの調整で理想の眉の形を見つけられる
美容部員がデバイスでお客さまの顔画像を撮影すると、デバイス上に眉テンプレートが自動表示され、長さ、太さ、角度などの形を、お客さまに合わせてきめ細かく調整できる仕様になっています(図4)。そのためどのような眉も提案可能で、お客さまは、美容部員との対話を通じて、画像を確認しながら印象の違いを把握し、好みやより似合う眉の形を見つけることができます。

図4 画面イメージ図4 画面イメージ

<ポイント②> アイブロウアイテムの特徴の再現により仕上がりイメージが繊細に伝わる

アイブロウアイテムには、ペンシル、リキッド、パウダー、マスカラといった、仕上がりイメージの異なるタイプがあります。今回、リアル感を追求し、各アイテムの特徴を再現しました。美容部員はデバイス上で、タッチペンひとつでアイテムや色を使い分け、描き方をアドバイスすることができます(図5)。お客さまは、ご自身の顔に実際に眉メイクしたかのように、仕上がりイメージの違いまで繊細に感じ取りながら自分好みの眉に仕上げるメイク方法を学べます。

図5 画面イメージ図5 画面イメージ

また、お客さまの顔に直接触れることなく、顔画像上で、描く・消す・調整するなどが自在のため、何度でもシミュレーションが可能です。

導入店舗:2021年10月中旬より、伊勢丹新宿店 ルナソルカウンターに導入以降、順次ルナソルの
一部店舗にて活用予定。 
※予定は変更されることがあります。※ルナソル店舗では商品に合わせて一部ソフト内容を変更しております。

3.今後の活用方法
今回のソフトは、店頭でもオンラインでも使用可能なため、カウンセリングブランドの店頭活動に加え、BRCC主催のビューティセミナーでも活用を予定しています。
昨今はオンラインで開催されることの多いビューティセミナーでも、今回のソフトを活用することで、具体的な眉メイク方法について、よりわかりやすいアドバイスができるようになります。

花王は、今後も、お客さまのお悩みや理想の姿に寄り添い、化粧を通じて多様な美をサポートする活動を行なってまいります。

◆リリースPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d70897-20210826-7cffe2b74ee7c6855d8f7f16395496af.pdf

◆リリースURL
https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2021/20210827-001/

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